小雨がぱらつく中、
先ずは選挙に行きました。
午前中・午後はレッスン
の一日でしたが
それぞれの目標をクリアする
ためにがんばっています。
今夜のクラシック音楽館は
95歳の矍鑠たる指揮者
ブロムシュテット氏の
特集です。
選挙速報も気になりながら
なのですが、、。
🎶🎶🎶🎶🎶
今夜の曲目はべ―ト―ヴェン
交響曲第三番『英雄』
べ―ト―ヴェンの友人が、
彼に尋ねました。
「今まで作曲した交響曲の
中で一番気に入っているのはどれですか?」と。
「それは何と言っても
エロイカ第三番」
と語っていたそうです。
もちろんまだ九番は
書いていない時期ですが、。
🎵🎵🎵🎵🎵
偉大なべ―ト―ヴェンの誕生は「ハイリゲンシュタットの
遺書」をしたためた直後から始まりました。
ハイリゲンシュタットから
ウィーンに戻った彼は
作曲に本腰を入れます。
「英雄」というのは
べ―ト―ヴェンが名付けた
数少ない題名の一つで
ナポレオンに捧げるために
書きはじめるのです。
🎵🎵🎵🎵🎵
1789年フランス革命勃発。
7月14日のバスチ―ユ襲撃に人民が蜂起したという
ニュースが伝わり、
べ―ト―ヴェンは
「自由・平等・博愛」という
フランス革命精神に
共感を覚え、
彼のソナタや交響曲は
次第に伝統的なものから
離れていきます。
ナポレオンのために
書いていた「英雄」ですが
1804年に彼がフランス皇帝に即位するという
思わぬ進展に、
そのニュースを聞いた
べ―ト―ヴェンは
怒り心頭に達し、
即座に献呈を
取りやめたのです。
このように彼のナポレオンに
対する気持ちは180度変わり憎しみに転じました。
曲の献呈は取り止めて
「シンフォニア・エロイカ
一人の偉人の思い出を
まつるために」と
書き直され、
出版されたのです。
長大な1楽章は雄大で
紡ぎ出される主題は
まさに英雄そのものです。
第2楽章は葬送行進曲で
フ―ガの出だしは
最後の審判を
思わせるラッパです。
第3楽章はスケルツォ。
第4楽章8つの変奏から成る
雄大豪壮な音楽。
スケールが大きく輝かしい
前代未聞の交響曲でした。
「エロイカ・ハウス」
今夜はこの曲が一昨日からの
理不尽な出来事を
少し和らげてくれるのでは
ないかと期待しています。
これはベルリン・フィル。
3分弱の演奏です。
銃撃事件以来、番組構成が変わって、
ニュースばかりでしたが、
クラシック音楽館、開始時間が早まった?
この写真が95歳の時のものなら、
なんと若々しい。70代といってもとおる。
だけど、95歳といわれても、あ〜そうか
と思います。
最近はほんとに、外見から年齢が予測できません。
ベートーベンが怒って、
楽譜を破り捨てないで、よかったです。
今日は、昨日の分の掃除デー。
あちこち、痛いです。
昨夜は選挙のための時間変更
だったのかな?
前半はブロムシュテット氏の
特別番組でした。
スウェーデンのお宅での
生活などが映りましたが
奥さまを亡くされて
お一人ぐらしのようです。
後半の「エロイカ」は
再放送でしたので
何年か前のものだと
思うのですが、、。
それにしても
とてもお元気で
矍鑠としておられましたよ。