SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

浮世絵とドビュッシ−

2022-05-23 22:23:00 | 日記
長年、瀬戸内海式気候で
生活しておりますので
残念ながら雪景色を
みることはほとんど
ありませんが
音楽の中で出会うことは
可能です。

ドビュッシーの
前奏曲集第1集の中に
『雪の上の足跡』という
2ページの曲があります。

Triste et lent
(悲しげにそしてゆっくり)

短い曲で、テクニックは
要らないのですが、
多大な精神の集中力と
コントロ−ルを必要と
するのです。

イェルク・デ−ムス師の
「ドビュッシ−と自然」の
レクチャーとコンサートの折
この曲は歌川広重の浮世絵
「蒲原」の影響を受けて
いると教えて頂きました。
又、アインシュタインの
「時間、空間」についても
話をして下さいましたが
まだこの時はこの曲を
弾いていなかったので
理解することは
出来ませんでした。
10年後、ようやく
ドビュッシ−の
演奏法を勉強するには
これほど適した曲はないと
いう事を知りましたが。



弾いていない曲が沢山。
サンデ−毎日を楽しみます。













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2 コメント

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Unknown (m-sha)
2022-05-24 22:21:26
こんばんは。

子供の領分に「雪は踊っている」という曲がありますね。
繊細で難しいけれど綺麗。

ドビュッシ−は東洋の美術品が
好きで、随分集めていたようです。なかでも浮世絵が好き。
歌川広重の連作や喜多川歌麿の
美人画や葛飾北斎などが
好きだったようです。
デームス師から伺い、
ショックでした。
私も洋画家の
作品ばかり観ていましたから。(笑)

たこちゃんなら新曲、
もっと早く仕上がるでしょう。
歳を重ねて要領は良くなって
いるよう思います。
返信する
日本趣味 (たこちゃん)
2022-05-24 22:00:55
こんばんは。

ドビュッシーは、日本趣味があったのでしたっけ?
子供の領分にも雪というのがありましたね。
きれいだった。
弾いたことはないけれど。

浮世絵よりは、写実的な油絵の方が
とっつきやすい。日本人のくせに。

このごろ、昔弾いたものを解凍する方が多いかな?
新曲は年1曲できるかしら?
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