バッハ・ヘンデルに
影響を与えた
アルカンジェロ・コレルリ(1653−1713)
ローマを拠点に
長く活動した作曲家
コレルリは
史上初の
ヴァイオリンの名手で
作曲家でした。
27歳の時に
≪トリオ・ソナタ集≫を
出版して
当時仕えていた
スウェーデンの
クリスティーナ女王に
献呈します。
クリスティーナ女王は
型破りな人物で
男装を好み
勉強好きで聡明
政治的な手腕をを
発揮しました。
20代で
突然退位して
国を出てしまいます。
旅の途中に
プロテスタントから
カトリックに改宗して
ローマに居を定めて
以後
音楽家や芸術家たちを
庇護しながら
気ままに
生活していました。
楽譜の中央に
クリスティーナ・
アレッサンドラと
書いてあります。
↓
コレルリは
当時ロ―マで活躍した
音楽家の中で
最も名を知られ
尊敬されていました。
出版された作品集は
当時はまだ楽譜の出版が
難しかったので
わずかに6つ
72曲しかありませんが
彼の遺産は
一億7000万も
あったようです。
彼の趣味は
絵画の収集で
遺された
コレクションは
140作を超え
ブリュ―ゲルの作品も
ありました。
貴重な絵画の他
数々の楽器なども
遺しました。