SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

ワシントン・ポスト

2023-02-24 23:14:00 | 日記

今日のティタイムは
久しぶりのクッキーローゼ
です。



雨の午後は
録画しておいた映画
「ペンタゴン・ペーパーズ」観ました。

ベトナム戦争を分析・記録
したアメリカ国防総省の
最高機密文書
「ペンタゴン・ペーパーズ」
の内容を暴露した
ワシントンポストの
ジャーナリストの実話を
映画化したものです。

主演はメリル・ストリープと
トム・ハンクス。


   ✨✨✨✨✨


そこで思いついたのが
「ワシントン・ポスト」と
いう曲ですが、
1889年、同紙のオーナーが
購読者を増やそうと
創刊80周年記念に募集した
子供の作文の
表彰式のための行進曲を
スーザに依頼しました。

ジョン・フィリップ・スーザ
は当時、海兵隊の楽団長
でしたが、知名度は
ありませんでした。

彼は新聞と同じ題名の曲を
作曲しますが、
表彰式は大統領も出席して
盛大に行われ、
スーザの行進曲
「ワシントン・ポスト」は
聴衆から大喝采を
浴びました。

題名から思い出せなくても
聞けば良く知っている
有名曲だと思います。




マーチ王スーザは
吹奏楽用の行進曲を
136曲も書きました。
そして自分の名を冠した
吹奏楽団を結成し
ヨーロッパに5回の
演奏旅行を行いました。

スーザフォン



スーザによって考案された
大型のバルブ式低音
金管楽器です。
ワシントン・ポストでも
使用されています。




Ma mere L’oye

2023-02-24 08:39:00 | 日記

楽譜棚に
「マ・メール・ロア」の
ピアノソロの楽譜を
発見しました。




ちなみにマ・メール・ロアは英語の「マザーグース」の
ことです。

フランスの詩人
シャルル・ペロ―の童話集に
物語の語り手として登場する
「ロアお母さん」

シャルル・ペロ―は
17世紀のフランスの詩人で
グリム兄弟や
マザーグースよりも早く
ドーノア伯爵夫人
マリ―・カトリーヌや
マリー・ルプランス・
ボーモン夫人の
3人の作家で
民間伝承をまとめました。

   ✨✨✨✨✨

「マ・メール・ロア」
モーリス・ラヴェル作曲





第1曲 
ねむりの森の美女
パヴァーヌ

語りのような冒頭は
100年の眠りについて
しまった王女の寝台の
まわりを宮廷につかえる
男女がゆっくりと踊る
パヴァーヌです。

第2曲 
親指小僧

貧しい家に生まれ、
森に捨てられ彷徨う
小僧(一寸法師)が現れます。
どこからともなく聞こえる
鳥の鳴き声がとても印象的
です。

第3曲
パコダの女王レドロネット

西洋から見た
中国を描いた世界。
さまざまな音や踊りで
目まぐるしい色彩に
あふれていて
華やかな曲です。

第4曲
美女と野獣の対話

何かが芽生え始める冒頭。
魔法使いの呪いで
野獣に変えられしまった
王子と姫の対話を
描いた作品です。

シンバルの一撃で
魔法がとけることになり
ハープのグリッサンドの
あとに
野獣は王子の姿に
戻ります。

第5曲
妖精の国

眠りについている
王女のかたわらに
一人の王子がやってきて
長い眠りの間に沢山の夢を
見た王女に口づけを。
するとキラキラと
煌めく音があふれて出て
しあわせなコーダです。



  ✨✨✨✨✨


最初ラヴェルは
ピアノ4手連弾組曲
として書きましたが
それをべースに
管弦楽組曲版に編曲し、
バレエ版は新たな曲を
付け加えて編曲されました。

   ✨✨✨✨✨

おもしろい連弾を見つけ
ました。
マルタ・アルゲリッチ+
ランラン。
特に第3曲はアルゲリッチ氏
ご機嫌でノリノリ❣️