朝から仕事で大阪に
向かいましたが
JRは不発弾処理のために
午後から運転休止に
なってしまいました。
✨✨✨✨✨✨
ランチタイムは
美しく繊細な和食を
ごちそうになりました。
シャンパーニュ。
長芋素麺、順才、生雲丹、
トマト、オクラ他。
紫蘇のジュ―ス。
鱧湯引き、小千冬瓜、蓮根
紫蘇のジュ―ス。
鱧湯引き、小千冬瓜、蓮根
茄子、酢橘
お造り2種
甘鯛と無花果抹茶揚げ、
海老、鼈甲餡、柚子
組肴
鱧木の芽焼き、鯛と柴漬けの
お寿司、合鴨蒸し煮
烏賊と三つ葉の真砂和え他
焼皿
黒毛和牛サ―ロイン山椒焼き
止鉢
玉蜀黍のご飯、鰻と胡瓜の
生姜和え他、
デザート
フロマージュム―ス、
ミントゼリー
赤肉メロン、パイナップル。
そして美味しいコ―ヒ―を。
✨✨✨✨✨
夜は「クラシック音楽館」を
途中からですが聴きはじめ
たところです。
ウィーン・フィルの演奏会。
パルセロナの
サグラダ・ファミリアで
演奏された
ブルックナーの交響曲
第4番「ロマンチック」です。
アントン・ブルックナー
(1824―1896)
オーストリアの片田舎の
田舎教師の家庭に
11人兄弟の長男として
成長するのですが、
13歳の時に父親が亡くなり
一家離散になるのです。
しかし彼は近くの
聖フロリアン修道院の
聖歌隊に入る事を
許されました。
朝な夕なにパイプオルガン
の響きを
耳にして育った少年は
聖歌隊を巣立ったあと
教員として働きますが、
間もなく修道院の
オルガニストとして
戻ってきます。
更にオルガンの研鑽を
積んだ彼はリンツの大聖堂の
オルガニストの椅子を
手に入れました。
✨✨✨✨✨
オルガン演奏のかたわら
ミサのための作品を
人目につくこともなく
書き続けて
いました。
粗野な田舎ものと思われ
生きている間は宮廷や
社交界と全く縁がなく
演奏される機会がなかった
のです。
どうにか演奏されても
手ひどい批評を受けるか
全く無視されるかでした。
理由は彼の音楽は色褪せて
みえるほど単彩で地味で
しかも長大。短いもので
1時間。
長いものは1時間半以上
かかるのです。
✨✨✨✨✨
彼は生涯、敬虔な
カトリック信者としての
信仰を持ち続けました。
オルガンの響きを好み
オルガン演奏に明け暮れた
名手でした。
彼の交響曲はカトリック
特有の精神と
オルガン的な広大さや
重厚さというものを
兼ね備えているので
教会で演奏されるのが
相応しいようです。
「ロマンチック」の終楽章は迫力満点でした。
✨✨✨✨✨✨
今から後半の
ムジ―クフェライン大ホ―ルでの「第3番」第1楽章を
聴かせて頂きます。
おやすみなさい。