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伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

佐倉市 農産物放射能測定結果 ゆず 原木シイタケからはやっぱり

2011-12-01 09:00:29 | 放射能問題

畔田谷津のいのちを見守る会 坂本さんより
         佐倉市染井野住宅地の七井戸公園で水浴びしている鴨(ホシハジロ)
         池は溜まり水ですから放射線は高いかもしれません。
         幼児を連れたお母さんたちが訪れる場所ですから、気になります。
はい。その通りですね。
さくら・市民ネットワークの放射能測定会「子どもの目線で測ろう」の結果を公開しています。
参考までにご覧ください。

佐倉市のホームページにユズと原木シイタケ、菌床シイタケの測定値が発表されている。

先日、柏のベクミルでベランダのユズから298.6ベクレル測定されたブログを紹介したが、佐倉の値はセシウム134と137合わせて58ベクレル。

菌床シイタケはセシウム134と137合わせて91ベクレル。

原木シイタケはセシウム134と137合わせて490ベクレル
これって危険じゃない!

原木シイタケ(露地物)は千葉県内では流山市が11月、我孫子市、君津市が10月規制値以上の測定結果が出て、出荷制限している。
やっぱりキノコ類は放射能を吸収しやすいですね。

ユズも菌床シイタケ、原木シイタケも、文科省の「放射線量等分布マップ」によれば、佐倉市内の空間線量が時間当たり0.1マイクロSv以下の地域でのサンプル。

次回は時間当たり0.1~0.2マイクロSvの地域のサンプルも測って欲しいですね。



海の汚染はどこまでも~魚はどうなっている? 

2011-11-27 14:56:46 | 放射能問題
昨日の海洋汚染図を最初に見たときには、ひっくり返った。
しかし、これも想定内の事。
福島原発事故後、汚染水の垂れ流しは報道されていた。

内部被曝の問題がこれからますます深刻になることが懸念される.
とりわけこれまでの原発の事故ではなかった甚大な海洋汚染から、日本人の食生活にとって大きなウエイトを占める「海産物」の汚染が問題。
 
グリーンピースがスーパーの魚の放射能測定した結果を公表した。
全国のスーパーで売られている魚介類の測定結果

大手スーパー5社の「お魚対策」ランキング

これほどまでの海洋汚染を引き起こしても、少しも反省していないどころか、核開発をまだ続けると言いつのる国と電力会社と産業界。

昨日の東京新聞では
川崎の実験炉 再稼働へ 東芝「研究ニーズある」 

川崎市川崎区にある東芝の原子力研究施設「東芝原子力技術研究所」の実験用原子炉が、28日にも運転を再開することが決まった。
同社から通告を受けた市が25日、発表した.....

 この実験炉は民間が持つ国内唯一の臨界実験装置。
1963年に運転を開始し、最大熱出力200ワット。
研究用なので、発電装置はない。
例年、60日前後稼働させている。


東京新聞続き
「古い炉は危険」「不安」実験炉再稼働に川崎市民 厳しい目

市から東芝側に出した要望書では、施設の情報公開や安全対策の向上、事故時の連絡体制の整備を求めたが、法的な強制力はない。
市危機管理室は「できる限りのことをしている状況だ」としている。
市民からは再稼働を不安視する声が相次いでいる。
実験炉の古さを心配する市民からは「商用原発の寿命は30年。事件炉でも、それを超えた炉を動かすことは危険が伴う。
廃炉行程のシュミレーションなら、東海第一原発や浜岡原発で進行中なので不要。
動かさずに炉を解体するのが、福島第一原発建設に関わった東芝が国民感情を逆なでしない手段だ」
また、市民グループ「新しい川崎をつくる市民の会」事務局崔さんは、同研究所を対象とした緊急事態の対策拠点(オフサイトセンター)があることに触れ、
「実験炉の熱出力が低く、大したことないとも言われるが、万一の時は住民の避難を指示する体制まで完備している。
どう受け止めればよいか」
という不安を口にした。
 

汚染されていない魚リストを見ても、むなしくなるだけ。


海の汚染はどこまでも

2011-11-26 18:36:25 | 放射能問題

世界的海洋コンサルティング会社”ASR”(米国の海洋保全企業)が作成した放射性物質海洋汚染図

11月22日読売新聞 セシウム、3500km沖まで…想定実験で判明
東京電力福島第一原子力発電所事故で海に流出した放射性セシウムが、原発から東に約3500キロ・メートル離れた海域まで達している可能性が高いことが、海洋研究開発機構の想定実験でわかった。。。。。。

事故前の平均的な濃度は0・001ベクレル程度。今回の推計値は、その10~5000倍に高まっているが、国が定めた飲料水の摂取制限の暫定規制値(1リットル当たり200ベクレル)は大きく下回っている。


でもね、海水を飲むわけではないので、飲料水の暫定規制値を出すことがヘン。
生物濃縮は?
そこが問題でしょ。

「食品と暮らしの安全」11月号から
 海の放射能汚染は北海道にまで及んでいるという事だ。
「9月22日、ミッドウェー諸島付近で、福島県から流れたと思われる小型船や冷蔵庫などの漂流物が発見」というニュースが流れた。海洋への汚染の広がりを推測して発表したASR社の放射性物質海洋汚染図は思っていたよりはるかに正確だった。
北海道の太平洋側・道南地方でとれる魚から放射性セシウムがたびたび検出されていることも、この図の正しさを示している。
 そこで、この図を基に海産物の放射能汚染の現状を推測してみた。

昆布
 真昆布、細目昆布、利尻昆布、羅臼昆布(鬼昆布)は今のところ汚染されていないと考えられる。
残念ながら、道南地方の日高昆布(三石昆布)、長昆布(厚葉昆布)は、収穫時期が6~10月なので、今年の分は放射能汚染が始まっているかもしれない。
新ものが販売されるのは11月頃から。

ワカメ
 津波被害で岩手・宮城両県の生産高は例年の3割以下。
厚労省は岩手・宮城のワカメの放射能データを公表しているが、残念ながら検出限界値は50Bq/kg。
食品放射能検査データ


各生協などでも検査結果を公表しているので、確認してください。
ちなみに生活クラブでは検出限界値、放射性ヨウ素は2Bq/kg程度、放射性セシウムは5Bq/kg程度。


残念!今年は庭のユズは使えません。そして今フクシマでは駅伝が行われています。

2011-11-20 09:43:30 | 放射能問題
8/28の有機農業研究会の講演会で「今年のユズからは高い放射能の値が出ています」と聞いていた。
常緑樹で葉についたセシウムが実について、意外に汚染されているという事。

散歩しているとユズや甘夏、レモンと結構庭でたわわに実っている。
残念ながら、今年のユズは使えません。

「チダイズム~福島第一原発事故の真実&最新情報~」の11/15「ベクミル」に行ってきましたをご覧あれ。

特にユズは皮をいただくもの。
皮ごと蜂蜜漬けにしたりジャムにしたりと楽しみにしていたが、あきらめよう。

ついでに、
今日、今フクシマでは駅伝が行われているが、11/17~21の「チダイズム」ふくしま駅伝・全コース放射線量がシャレにならない件では、線量測定付きで紹介されている。
許されない、ゾッとする話。
これが日本で今起こっている事実。



【拡散希望】 11/12(土)野呂美加さん講演会

2011-11-03 19:54:02 | 放射能問題

   畔田谷津の生命を見守る会 坂本文雄さん
    木質チップとキノコ 以前に撒かれたチップからキノコが大発生(種名は分からず)
    大きな木片が混じっていて、堆肥には使えないから公園用地にばら撒くしかない??
    後ろに積んであるのは震災後に搬入してきたもの、現在は放射能汚染で搬入中止となった。

キノコは森のお掃除屋?
分解しながら、土に返していく。
自然の営みは、放射能汚染があっても、続いていく。
しかし、今年すでにバラの花の奇形や耳なしウサギ、多指の犬が出現。
やっぱり自然も今までどおりではありません。

今日の写真は美しくないけど?坂本さんの写真にはファンがいる。
「いい写真ですねぇ」とほめていただくと、私もすごくうれしくなる。

さて、野呂美加さんの講演会が近づいてきました。
まだお席はあります。
是非多くの方に聞いていただきたいと思います。

また、野呂さんの講演会は今年度分はもう〆切ったという事なので、野呂さんの話を身近に聞けるラストチャンスかもしれない。

福島原発は無残な姿をカバーで隠している。
あたかも何もなかったかのように。
しかし、核分裂時発生するキセノンが検出され、臨界かはたまた自発核分裂かなどと報道されている。
放射性ヨウ素がたびたび検出されていたので、「核分裂は終わっていないよ」「毎日大量の核物質が流出しているじゃない」と言いあっていた。
あの中は何にも手を付けることができず、冷温停止などには程遠い状況だろう。
何しろ誰も中を覗くことができないのだから。
人間が入り込むことができないところをどう対処できるというのだろうか。

今後長く続く放射能汚染とどう向き合っていくか。
子どもたちをどう守っていくか。
私たちの課題です。

野呂美加さんはチェルノブイリ原発事故後、健康被害を受けたベラルーシの子どもたちを日本に呼びよせ、療養させる活動を永年行ってきた。
いたずらに不安がっているだけでは何も進みません。
内部被ばくから子どもたちの健康を守るためには、何に気を付け、何を食べたらいいか。
どんなことをすれば、健康被害を出来るだけ防げるか。
野呂美加さんのお話しを聞きます。

「子どもたちを守るために知っておきたい放射能のこと」

日時 11/12(土)10時から12時半まで

場所 佐倉市立美術館 4Fホール

資料代 1000円

電話予約 043-462-0618

お詫び
 出来るだけ多くの方に聞いていただきたいと、「前売り券をお求めください」と載せていました。
しかし資料代ですので、当日受付でお支払いください。
電話予約を受け付けております。



放射能測定会 佐倉市染井野七井戸公園、臼井田長作東公園を測りました

2011-10-31 22:40:08 | 放射能問題
自前の放射線測定器が来てから、放射能測定会を行っている。

京成線、JR総武線の中で測った「電車でgo!」
また、リクエストに応える形で、臼井地区の御伊勢公園、生谷公園の測定とこなしてきた。
生谷公園では側溝の泥土から、時間当たり0.87マイクロSv、高い放射線にびっくり。
御伊勢公園は7/26に計測した時、ジャングルジムでは1mでは021マイクロSv/h 5cmはより下がっていたけど、公園の吹きだまりを測定したら時間当たり0.4~0.5マイクロSv。
雨や風で動いたのかもしれない。

10月28日、染井野七井戸公園と臼井田長作東公園を測定した。

染井野七井戸公園は、調整池を囲んで散策路、子どもたちの遊具が置いてあり、芝生がきれいな公園だ。
幼稚園前の小さな子どもたちがジャングルジムで大勢遊んでいる。
その前は近くの保育園から歩いて遊びに来て、お昼を芝生で食べていた。

その遊具のところでは時間当たり1mの高さで0.16マイクロSv 50cmで0.18マイクロSv 5cmで0.23マイクロSv
大体他の測定ポイントも同じぐらい。
東屋の木製テーブルの上では時間当たり0.13マイクロSv 木製いすの上では0.12 マイクロSv

「4月初め、この芝生の上で孫達とお昼を食べたんですよ」と参加者の方が話された。
その時は一体どのような具合だったのだろうか。

臼井田長作東公園は、吊り橋や滑り台などが一体の木製の遊具があり、がけをよじ登ったり、地形を生かしてチェーンを付けてロッククライミングが出来るようにしたり、子どもたちが体を使って遊べるようになっている。
そんな地域の公園だから、お母さんがふと「この平和な公園にホットスポットがあったら、それに気が付かずに遊ばせていたら、自分はとっても後悔するだろう」と心配になり、ネット事務所に測定を希望されてきた。

遊具のある滑り台下の砂場は時間当たり1m0.17マイクロSv、50cm0.17マイクロSv、5cm0.20マイクロSv。
子ども達が好きな崖登りの途中にある植え込み、1m0.20マイクロSv、50cm0.25マイクロSv、5cm0.25マイクロSv。
ここには側溝の土を上げたようなあとがある。
上の公園に行く階段の下時間当たり1m0.21マイクロSv、50cm0.21マイクロsv、5cm 0.24 マイクロSv。
上の公園のロッククライミングの岩の下時間当たり1m0.19マイクロSv、50cm0.18マイクロSv、5cm0.35マイクロSv。
ここは上の住宅街からの雨が落ちてくる場所のようだ。
子どもたちが好きな場所から高い線量が検出されたが、ちょうど放射能が集まった場所のような感じ。
除染したら低くなるかもしれない。

今後も身近な公園や個人宅も出前測定をします。
さくら・市民ネットワークまでお問い合わせください。

子どもの目線で測ってみよう 第二弾実施中。

明日は八幡台第一公園 14時~ ご一緒に測定しましょう。



有害ゴミゼロの会「放射能学習会」盛況でした

2011-10-26 06:28:00 | 放射能問題

   坂本さんより  
     アキアカネの産卵
     赤とんぼには何種類かある。
     トンボに詳しい仲間に見てもらってアキアカネと確認。


有害ゴミゼロをめざす市民の会主催「放射能学習会」が西志津ふれあいセンターで日曜日行われた。

 講師は市民ネットの政策室 吉沢弘志さん
チェルノブイリ原発事故後すぐに現地に入り、対応してきた実績がある。
会場も満席となり、志津公民館祭での関心の高さがあらわれていた。

学習会の内容は、

 チェルノブイリでも情報が公開されず、事故が起こっても市民は長い間知らずに放射線を浴び続けていた。
今の日本でも、情報が正しく流されているかというと、かつてのソビエト連邦と同じ状態に置かれている。

 食品の暫定基準値500ベクレル/kgというのは高すぎる。
事故前、世界の食品に含まれるセシウムの平均は0.2ベクレル/kg。
土壌のセシウムは1ベクレル/kgだった。
人類はかろうじて自然被ばくに耐えられるように進化してきたが、原発事故での放射能被ばくが上積みされることになる。
これをどう考えるか・・・だが、

 ICPRは上積みの放射線量を年間1ミリシーベルト以下に抑えるよう勧告しているが、ICRPはただの民間団体で、お墨付きを与えるような立場ではないはず。
ICRPは内部被ばくについては一切考慮していない。

 放射能の被害はガン死を引き起こす事とされているが、それだけではなく、いろいろな病気を引き起こす原因になっている。
ベラルーシではバス停で待っている人が、公園のベンチに座っている人が、心臓まひで死んでいっている現状がある。

 放射線の本当の恐ろしさは、活性酸素を出して細胞のDNAを傷つけることで、DNAが復元されず、変異していく。
特に子どもは細胞分裂が早いため、傷ついても復元できず、変異していく頻度が高い事。
影響のピークは5年後と10年後にやってくる。
大人は、特に60歳以上の人は大丈夫などと巷では言われているが、子どもへの影響より少ないと言うだけで、決して大丈夫ではない。
高齢では何が原因かは定かでないので、ガン死に数えられず放射能の影響がないと言われるが、各臓器にセシウムはたまっていくことは確かである。

 子どもたちを守るためには、
被ばくを少なくすること。
 それには、高汚染の場所に近づけない。
 外遊びはクリームを塗って、帰ってきたら洗い流す。
 マスクをする。
 可能な限り汚染の少ない食材を用いる。

リスクを少なくすること。
 電磁波、化学物質、食品添加物、ストレス、喫煙、紫外線など出来るだけ体に害のある事を遠ざける。

免疫力を付ける。
 食生活を正しくする。
 ストレスを減らす。(山下某氏が言っている「笑ってすごす」、そこだけは当たっている)


「食品の放射能をとる調理方法は?」など具体的に聞いてみたいと質問が次から次に手が上がるが、時間切れ。
「あとは会場外で講師を差し出しますので、質問してください」という事にして、会場を撤収。

 私と大野ひろみさんは、そのあと富里で行われていた、「太陽の市」へ。
詳細は「大野ひろみのクラクラさくら」で。
長生村の石井村長さんの平和へかける思い、原発を止める1000万人署名が今すごい勢いで集まっている、というお話しが聞け、とても元気になった。

 それにしても、何にも打ち合わせなく、ぶっつけ本番、結構スリリングでした。
石井村長も、「そうきたか!」と呟きながら、答えていた。

また高尾で自然保護活動をしている「環境NGO 虔十の会」坂田昌子さんの話も、とっても分かりやすく、素敵な方だった。

福島の林檎農家の人が、千葉市で農業を始めることにした、と言っていた。
林檎を作っても売れないので、移住してきたという事だ。
日本には耕作放棄地が大問題になっている。
西の方にもたくさん後継者のいない農地がある。
放射能を心配せず、集落ごと移民できたらいいのにと思う。
しかし、そう簡単に割り切れないのが、コミュニティ。
成田市の若い農家の人が、自分の育ったコミュニティが大切で、大事にしたいと言っていた。
福島でも、それでみんなが苦しんでいる。悩んでいる。

「子どもの目線で測ってみよう 第二弾」 測りたい人集合!!

2011-10-24 20:20:01 | 放射能問題

   坂本さんより
     ツリフネソウ群落 昨日の畔田ミニ観察会で訪れた湿地に群生していた。
     元は移植したものが生育適地だったのでこんなに増えている。

新しい放射線測定器が手に入り、あちらこちらを測っている。
「電車でgo!!」京成電車とJR総武線車内を計測した。
というのもyoutubeでとんでもない映像が流れていたので、検証。
詳しくは「大野ひろみのクラクラさくら」で
  10/15 京成電車の放射能測定をしました!
  10/19と10/20は JR総武線と王子台の公園の放射能測定しました。

生谷公園の側溝の泥土から、時間当たり0.87マイクロSv、高い放射線にびっくり。
御伊勢公園は7/26に計測した時より下がっていたけど、公園の吹きだまりを測定したら時間当たり0.4~0.5マイクロSv。
雨や風で動いたのかもしれない。

やはり測ってみなければ分からない。

放射線測定会をします。
子どもの目線で測ってみよう!第二弾

10/28(金) 染井野 七井戸公園  9:30~ 公園入り口に集合
      臼井  長作東公園 13:30~ 

11/1 (火) 八幡台1号公園    14:00~

11/4 (金) 西志津 南志津公園 10:00~
      西志津小学校 西志津中学校の通学路周辺

11/5 (土) 中志津 スーパーカワグチ前 10:00~
      公園、下志津小学校通学路周辺
      南志津小学校通学路周辺 11:15~

11/6 (日) 宮ノ台 宮ノ杜公園 10:00~
      井野中学校通学路周辺
      前野公園

さくら・市民ネットワークの赤い旗と放射能測定中の旗を目印に集まってください。
気になるあちらこちら、一緒に測りましょう

お問い合わせ さくら・市民ネットワークまで
Tel :043-462-0618
mail:news@sakura-siminnet.com
  

【緊急拡散大歓迎】10/28「渡利の子どもたちを放射能から守る!」政府交渉

2011-10-23 21:23:46 | 放射能問題
福島市渡利地区の子どもたちを守るための政府交渉があります。
転送、拡散をお願いします。

***************************************

「渡利の子どもたちを守れ!」の署名にご協力をいただきまして、誠にありがとうございました。
現在、署名は6,000以上集まっています。
10月8日に開かれた福島市の渡利・小倉寺住民向けの説明会では、国側は同地区の特定避難勧奨地点への指定を見送る方針を言い渡しました。
住民側からは、批判が続出しました。
詳しくは、下記をご覧ください。
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-a4b7.html

★10月28日に政府交渉
渡利の問題は、日本の避難政策の問題点が凝縮された形となっています。
責任を負うのは、やはり原子力災害対策本部です。
というわけで、下記のような政府交渉を予定しています。
渡利の住民が直接、政府とやりとりをする場としたいと考えています。
東京近郊の方は、ぜひご参加し、渡利のために声をあげてください。
また、拡散にご協力ください。

======================================================
【10・28】政府交渉 渡利の子どもたちを放射能から守ろう!
http://goo.gl/vBWXI
------------------------------------------------------

◆日時:2011年10月28日(金)12:30~16:30(予定)
(12:00から参議院議員会館のロビーにて入館証を配布します)

<以下予定>
12:30~13:30 事前集会(情報共有など)
13:30~15:30 政府交渉
※冒頭に署名の提出
15:30~16:30 事後集会(交渉の整理、参加者からのアピールなど)

◆会場:参議院議員会館講堂(東京都千代田区永田町1-7-1)
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm

◆内容:署名の提出、事前に提出した質問に基づき質疑および交渉
http://dl.dropbox.com/u/23151586/111014_Watari_questionnaire.pdf

◆資料代:500円、福島の方々の旅費をまかなうため、カンパ歓迎

◆申込み:申込みフォームよりお申込みください。
https://pro.form-mailer.jp/fms/662fb05522873

◆主催:渡利の子どもたちを守る会(Save Watari Kids)、子どもたちを守る福
島ネットワーク、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)、国際環境NGO FoE Japan

◆問合せ
福島老朽原発を考える会(フクロウの会) 阪上 090-8116-7155
FoE Japan 満田(みつた) 090-6142-1807

※「渡利の子どもたちを守れ!」署名にご協力を
http://goo.gl/f1SKd

※参考情報
渡利地区・土壌汚染調査の結果、5箇所中、4箇所で、チェルノブイリの特別規制ゾーンレベルの汚染
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-2bc0.html

避難区域外の「福島」で今生じていること ~大波・渡利・小倉寺における情勢~
http://www.foejapan.org/energy/news/pdf/111012_s3.pdf

-------------------------------------------------------------
【経緯】
10月8日、渡利・小倉寺地区で開催された説明会において、国・市は、両地区とも「特定避難勧奨地点の指定を見送る」と説明しました。
この説明会は、1,000世帯余りにしか通知が言っておらず、説明会の開催方法についても、住民から不満の声があがりました。
さらに、住民からは、下記のような要求がありました。

「詳細調査は、一部地域のみ。全世帯を調べてほしい」
「南相馬市などでは、毎時3.0マイクロシーベルト/時以下でも指定されている。
なぜ、福島市では指定しないのか?」
「南相馬市では、子どもや妊婦のいる世帯は、2.0マイクロシーベルト/時以上であれば、特定避難勧奨地点に指定している。

なぜ、福島市では指定をしないのか?」
「10マイクロシーベルト以上で、線量計が振り切れる箇所があちこちにある」
「除染はいつになったらできるのか」
「除染が済むまでの間、子どもたちを一時的に避難させられないか」
「避難したい世帯は避難し、避難費用は賠償するべき。残る人は残る人で高い線量にさらされることに対する補償をするといった措置をとってほしい」
「特定避難勧奨に関して、地区指定を行ってほしい」
「全世帯むけの説明会を、再度開催してほしい」

国・市は、このような切実な疑問に、きちんと回答しないまま、再度の説明会の開催の要求すら無視されてしまいました。
結局、夜半まで続いた説明会は時間切れとなって終了となりました。

私たちは、あきらめることなく、住民からの声を、直接、東京の原子力災害対策本部や経済産業省に届けていきたいと思います。10月28日に、東京の参議院議員会館において、原子力災害対策本部と交渉を行うことを予定しています。
また、それに先立って、10月26日に渡利において市民集会を開催します(詳しくはお問い合わせください)。

お誘いあわせの上、ぜひご参加いただければ幸いです。


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★FoE Japan原発チームの被ばく最小化に向けた活動にご支援を!
http://www.canpan.biz/products/detail.php?product_id=400
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--
国際環境NGO FoE Japan
  〒171-0014 東京都豊島区池袋3-30-8-1F
  Tel: 03-6907-7217  Fax: 03-6907-7219
  Web:http://www.FoEJapan.org

ウラジミール・バベンコ氏講演 「日本の食品暫定規制値は高すぎる」

2011-10-19 00:56:18 | 放射能問題
「0.25マイクロSv/時間は高い値かどうなのか?」というご質問をいただいた。
佐倉市は原発事故の放射線量を年間1ミリSvに抑えるため、自然放射線量の平均を0.033マイクロSv/時間を加味して、0.223マイクロSv/時間と基準値を決めた。
年間1ミリSvとは、私たちの体の細胞核一つづつを放射線が突き抜ける量と考えると、決して低い値ではない。
しかし、仕事を、家を投げ出して逃げられるかと言うと、それはいろいろな事情から多くの人は出来ない。
家族が別々に暮らせば、経済的なこと、精神的なこと、いろいろな問題が生じ、不和も生じる。
放射能の被害を出来るだけ防ぐには、まずは自分たちが正しい知識を得ること。
たくさんの情報から、正しい情報をより分けるだけの力を付けること。
その中で、自分がどうするか決めるしかない。残念ながら。

25年前に起こったチェルノブイリ原発事故。
隣国ベラルーシの汚染地区の子どもを守る活動をしてきたベルラド放射能安全研究所の副所長ウラジミール・バベンコ氏の講演内容の記事(東京新聞 10/14)より

「放射能安全研究所は「放射能から人々を守ること」を目的にチェルノブイリ原発事故4年後に設立された。
西ヨーロッパの支援を受けた民間の研究機関で、各地の放射線量を測定し、食品から起こる内部被ばくを防ぐため食品の放射線量を調べた。
また、学校や幼稚園でホールボディカウンターで体内放射能を調査した。
研究所が要注意とするのは「体重1kg当たり20ベクレル以上」
その値以上の子どもには放射能を体外に出すというペクチン剤を配布した。

バベンコ氏は汚染地での取り組みや対処の知恵をまとめた本を「自分と子どもを放射能から守るには」を出版した。

ベラルーシでは汚染地域住民の被ばく原因の大部分が食品による内部被ばくで、健康被害が出ている。
日本では、飲料水のセシウムの暫定基準値がベラルーシの20倍と甘過ぎる。
食品の規制をより厳しくするべきである」と語っている。


 以前、紹介した「低線量内部被ばくから子ども守るために」崎山比早子さん監修は、1ミリシーベルトの意味、ベラルーシの取り組みが紹介されている。
薄いリーフなので読みやすく、そして自分で無料ダウンロード出来る。

 同じく「放射線被ばくから子どもを守るために」松井英介さん監修は食品の規制値が書かれているので、じっくり比較していただきたい。
ウクライナ、ベラルーシの子どもの水、食品の規制値は日本の1/5。
内部被ばくは極力抑えなければならない。それにはまずはベラルーシ並みの規制値にすべきである。
それにしても、暫定とはいつまでを指すのだろうか。