今までも、何度も、子供のいない話をここに書いてきて、
時々、お子さんのいる方から、励ましと言うか、
慰めの言葉を掛けられることがあります。
でもね、私にとっては、申しわけないけど、うーんとなって
しまいます。
だって、子供のいない悩みは、子供のいない人しか分からない
ですものね。
私にとって、子供がいる、いないは、１か、ゼロなんです。
例えば、私、今までブログに書いてきた通り、
両家の実家とも疎遠なんですよね。
そうなると、老後も、年上の夫が先に、もしも亡くなったら、
誰も看取ってくれる人もいないわけです。
独り寂しく死んでいく可能性が高いですね。
それを言うと、子供がいても、そうなるかもよ・・・と言う人が、
必ず現れます。
でも、お線香あげる人やお葬式くらいは、来てくれるでしょ？
って、言いたいですね。
子供がいないと言うことは、それすらない可能性があります。
特に、私のように、精神障害者で、夫が視覚障害者で、
ひっそりと、近所付き合いも無い
都会で生きている場合、そうなってしまうんだろうな・・・と、
思う訳ですよ。
挨拶しても、ご近所さんなんか、無視ですものね。
どうなっているんだろう？と思う訳です。
最近は、ヘルプマークも外しています。
ご近所さんの目を気にしています。
私の理想は、結婚して、子供がいる家庭を築くことでした。
そして、亡くなる時は、優しく声を掛けてもらったり、
亡くなった後は、家族でお葬式をしてもらって、
お墓に入れてもらって、お線香や、お花や好きだったお菓子を、
お供えしてもらう・・・というものです。
でも、それすら、望めないのですものね。悲しいものです。
もしも、私が先に亡くなったら、夫は、お線香は危ないので、
出来ないかも？と言っておりました。
思い出してくれる人や、悲しんでくれる人すらいないかもしれない。
あんなに、可愛がった、甥っ子、姪っ子とも、音信不通。
子供がいないと、お墓を管理する人がいないので、
自分たちのお墓すら、持つのが難しかったり・・・
色々問題があるようです。
子供の頃、お寺の子になってからは、
ご先祖様のお墓の掃除や、お墓参りをしょっちゅうしていたのに、
皮肉なものだなあ・・・と思えてしまいます。
私は、本当のことを言うと、合祀と言うのが苦手です。
夫は亡くなってからは、誰とお墓に入っても、構わないと、
言っていますが・・・。
理想は、自分の信じている仏教で、ペットと入れるお墓が、
良いなあと、思っています。
かなり田舎に行くと、そういうお墓があるのは、知っていますが、
私達夫婦のような障害を持っていると、自宅の近くでないと、
難しいですね。
下手したら、お墓参りすら、行けない可能性があるかも？
と話しています。今は、オンラインもあるんですよね。
すごい時代ですよね。
まあ、今すぐ亡くなるわけではないので、お墓については、
時間を掛けて探すことにします。
子供がいても、いなくても大変と言う方がおられますが、
お互い、その立場、立場によっても、分からないことが
多いと思います。
最近、年を取ったせいか、
ふと、子供の頃の事、亡くなったの祖母の事、母方の祖母の事、
思い出します。
おばあちゃん、あんなこと言ってたなあ・・・とか、
たくさん思い出があるんですよね。
でも、私は、亡くなったとしても、そうやって、
思い出してくれる人もいないだろうな・・・と、
思ったりもしています。
そうそう、子供がいない夫婦が、どちらか亡くなったら、
遺産相続が大変らしいです。
たまたま、私は、役所の遺産相続の無料相談会に参加して、
話を聴いてきました。
我が家は、遺産と言っても、大したものはありませんが、
金額が少ないほど、揉めるらしいです。
子供のいる夫婦といない夫婦と、相続の方法が異なるからです。
ちゃんと、遺言書書いておいて、手続きをしておかないと、
困るそうです。
こんな本も、分かりやすいと思って、買いました。
文字が頭に入ってこないので、絵がたくさんのこの本は、
助かります。
ぽちっと押してくれるとうれしいです。
アクセス
トータル
ランキング
