美濃町に、そば切り まる伍オープン！！

美濃和紙あかりアート展に合わせてオープンしたというそば切り まる伍

先ずは、せいろ・かけそば（850円）のみのスタートです。

信州は高山製粉100％国産「八ヶ岳」の新そばを使った緑がかった新鮮な蕎麦の歯ごたえが堪らない。
これは紗羅餐の製法だ！すぐにピンと来ました。

図星でした。名古屋市南区星崎の蕎麦工房紗羅餐で修行した愛知県は丹羽郡扶桑町出身の古本恵士さん、奥さんの智子さん、爽やかな笑顔に癒されました。
この２階がご自宅とのこと。可愛いお子さん達が走り回ってました。子連れは遠慮願いますのお店が多くなった本格的な蕎麦屋さんの中でもこちらは安心ですね（笑）。

二枚目は同じ蕎麦なのに「恵ちゃん」が愛情込めて作ってくれたから、本人が冷たいのが好みとのことでぐっと引き締まって美味しく感じました。
中西食品の前掛けがよく似合ってましたよ。

「まる伍」の名前の由来を訊いてみたところ、何やらご主人の車の趣味から取ったようでした。アルファロメオジュリア105の05を取ったというわけです。車の話をしだしたら長引きそうなので続きは古黒見堂ですることにしこの辺でお開き。

蕎麦工房紗羅餐で修行された方が岐阜県で営業されているのは
そば処井ざわ
蕎麦　瑠草
蕎麦工房　いろり火
何れも訪問していますが、まだ「まる伍」さんはアップされてないようです。
オープンする時はいつも本店から応援者が駆けつけるシステムに「居酒屋てっぺん」と同様の心意気を感じます。セントレア店オープン秘話はあまりにも有名ですね。
ミッドランドスクエア店と共に設計者は岐阜在住の建築家です。毎月26日の晩には居酒屋三楽で会えます。

ちょっと横道にそれましたが、何故19：00に売り切れ終了となったか、何故蕎麦を少しでも打って出せなかったのか。理由があるのです。日が暮れてから本領発揮のあかりアート展のため、表に蕎麦打ちスペースを確保したこのお店では灯かりを洩らしてはいけない約束があったのでした。


町屋利用の店内には広々とした座敷スペースが奥に長く配置され

中庭に面しています。

広い玄関入って正面には骨董的価値観をくすぐるテーブル席とカウンター席が配してありました。

隣は平田家、こちらは古川家住宅。
昔は呉服屋「平野屋」だったようで造りが物語っています。

このような重文に誰でも住めてお店を持てる街はそうそう無いですね。京都祇園のような厳しい審査はないかと思いますが、ある程度選ばれた人しか利用できないことは想像に難くないです。
敷地問題で卵建造りは建てられなくなったそうですが古本さん夫妻にはウダツが上がってほしいと思います。近々天ぷらなどメニューも増えていくことでしょう。
きっとお願いしたそばかりんとうにも挑戦してくださること願ってやみません。
よろしくね！古本さん。

そば切り まる伍
ＡＣ　ＣＲＡＦＴへの通路左側
美濃市常盤町2275-1
☎0575-33-3905
営業時間11：30～19：00
火曜定休