グルメのけんちゃん

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飛騨古川の隠れた町家美術館『日根野美術館』

2012年07月22日 | 旅行・趣味・健康
飛騨高山よりもこっちの方が好き!というファンも多いことでしょう。
「起し太鼓」と豪華絢爛なからくり山車が出て、静と動の両方が楽しめる「古川祭」が行われる岐阜県飛騨市古川町。
私も飛騨の匠の技が息づく古い町並みの静寂さに惹かれます。

千匹の鯉が泳ぐ瀬戸川縁を歩く観光客が多いことでしょう。
まだまだマイナーですが、私のとっておきのお薦めスポットを紹介しましょう。

江戸千家のお茶の先生でもある日根野壽子さん。
東京で開業され、古美術品収集が好きな医師だったご主人が20年前、築約300年の土蔵を残し、別荘として建て替えた町家。

亡くなられたのを機に、美術品の保存のため居を古川に移された壽子さん。
暫くして折角の美術品を少しでも多くの方に観ていただこうと、気軽に眺めながらお茶出来るカフェとして6年前にオープンされました。

お気軽にって言っても出されるコーヒーカップやソーサー等江戸時代の器を持つ手は自然と震えてしまいます。

抹茶・珈琲・紅茶。

そして館長が素材に拘って50年前のレシピで手作りされた古典的ベイクドチーズケーキ(焼いてから1週間ほど寝かせ、熟成させるそうです)に人気が沸騰してきたところです。濃厚で美味しいです。

『日根野美術館』は間口が広く無く看板も小さく街並みに溶け込んでいるので行き過ぎる方も多いと思います。

外観は普通の町家造りの民家のようです。

書院造りのお座敷には、洋卓や椅子が並び畳の上に大丈夫なのって心配してしまいます。

お座敷直に展示された蒔絵の道具、古伊万里の絵皿、火鉢、琵琶など、すぐ間近で和の美を楽しむことができます。

マーマレードの材料は神戸の天然林に自生している樹齢100年以上の夏みかん。ペクチンも皮や種から抽出して使っています。チーズケーキと共にものすごく手間をかけて作られてます。

開館は午前10時~午後5時。木曜定休
飛騨市古川町壱之町3-10 電話0577-73-6257。


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