長野県製薬「御岳百草丸」工場見学と御岳ロープウエイ

今朝も飛びっきり美味しい朝食を摂り、いざ出陣。靄っているので、予定変更して、百草丸の工場見学を先にした。本日一番乗りの客であった。
予め期待しすぎないように話さねばならない。薬草から抽出するところから見学できると思ったら大間違い。最初に、メインに使うキハダの説明後は、自分たちで勝手に見てくるのだ。スイッチを押すたびに歴史や効能がアナウンスされる。ビデオもある。工場内が覗けるのは瓶詰め作業工程だけである。

普段綺麗だと見ている草花に、猛毒があるのを勉強した。すずらんやきんぽうげ。まだまだたくさんあるが、有毒でなく猛毒なのである。基本的には皆根っこの部分のようだが。

見学が終わったことを売店で告げると、ここは製造元だからどこよりも安いと値引きをするが嘘である。気をつけたまえ。後ほど報告する。
売店前の一角に木曽五木のたて看板を見つけた。檜は誰もがご存知だが、高野槙（こうやまき）以外は葉っぱが似通っているので区別し難い。杜松（ねずこ）、翌檜（あすなろ）、椹（さわら）を合わせて木曽五木というようだ。

御岳ロープウエイまでの道のりは30分以上掛かる。全長2,333m、御嶽山の五合目「鹿ノ瀬駅」から、七合目「飯森高原駅」までを結ぶ６人乗りの「空の足」。 所要時間14分でした。
五合目の乗り場前には白雪姫と7人の小人たちの居るお花畑があり、我々を迎えてくれる。キッコロゴンドラと違い非常にゆっくりした速さで上る。山頂駅の標高は2,150ｍ。晴れてたら北・南アルプスは一望のもとだったのに残念。
しらびその小径を歩くことにした。途中クマザサで作った小舟を染み出て来る泉に浮かべ娘たちははしゃいでいる。


同じく七合目の行場山荘では、名物「ちからもち」を販売している。

きな粉もぜんざいも500円だ。あっさりさっぱりでとても美味しいものでした。登山客に力を与えてくださるお餅でした。右に回せば中のビー玉が取り出せるペットボトルのラムネを初めて見た。山に運ぶには少しでも軽いほうがいい訳だ。納得。
実はここで百草丸が2割引で売られているのである。山の上で安いんだから下界ではもっと安いに違いない。