１１月２０日(日)インターバル歩行

１１月２０日(日)インターバル歩行

歳をとると立ち居振る舞いがのろくなる。これは肉体が衰えるから当然であり誰も避けて通れない道である。それは分かっているのだが、気持ちの方は若いつもりで居ると、思わぬ失敗をすることがある。

先日も大通りの横断歩道を渡っていたら途中で青信号が点滅し出した。急いで渡れば向こう側まで辿り着けそうにも思えたけれども、駆け出して転んだりしたら危険だから、中央分離帯の安全な場所で次の青信号を待つことにした。

お目当てのバスが来るのが見えたので、少し離れたバス停まで乗車証をかざして急いだが、運転手は気づかずに発車してしまい悔しい思いをしたことも再三ある。

老化現象はからだ全体に及ぶが、とくに足腰に顕著に現れるようである。それを少しでも遅らせようとなるべく歩くように努めている。効果を期待するには一日一万歩と聞くが、普段外出するときの歩数はせいぜい五千歩どまりである。家の中で繰り返す階段の上り下りなどを加えても到底足りない。

はて、どうしたものかと思案していたら、同じ歩数でも歩き方によって運動効果が違ってくるのだという。それはインターバル歩行というやり方だ。３分間ゆっくり歩いたら次の３分間は歩幅を大きく早足で歩くことを繰り返す歩き方である。これを何分ぐらい継続するのが良いのか忘れてしまったが、どうせ歩くならこの方法を取り入れてみようと実行し始めた。

まだ始めたばかりだから効果が現れるはずもないが、この歩き方で高台にあるわが家まで登るのは容易でない。だらだらと歩きたくなるのを我慢して今のところ続けている。継続は力なりという。効果が実証されたらご報告しよう。