3月29日(火)期待はずれ
期待は裏切られた。昨日東北電力下請け会社の作業員が来て、深夜電力温水器への通電タイマーを調整して行った。深夜から通電するので多分今朝から熱いお湯が使えるようになると期待していた。ところがお湯の蛇口を開けても出てくるのはぬるま湯ばかり。到底お湯とはいえない水に近いものである。
温水器設置業者に電話で問いただしたところ、長い間通電していなかったので、もう一晩待って様子を見て欲しいとのこと。水が少しでも温まっているのだから温水器そのものの故障ではないと判断しているようだ。
お湯を沸かして、からだを拭いたりはできるが湯船にどっぷり浸かりたい。それができるのは明日なのか、もっと先になるのか。食べ物もだんだん容易に手に入るようになり、ほとんど平常生活に戻ったのだから贅沢はいえないけれども、昨日も書いたように欲望は際限ない。
危機的な状況にある福島第一原発事故と放射線漏出の影響に比べたら、個人の不便なんて取るに足らないことだとは分かっている。それでも思うようにならないとイライラする。老人は堪え性がなくなるというから、そのせいかもしれない。