7月2日(土)節電初日
「やればできるじゃないか」。昨日から始まった節電のことである。家庭も含めた最大電力は、昨年実績に比べて東京電力管内で約15%、東北電力管内では約22%も少なくて済んだ。初日だけの実績で判断することはできないけれども、その気になれば目標を達成できるような気がする。
この目標達成のために大規模工場やオフィスビル、スーパーマーケット、パチンコ店など電力消費が多いところではいろいろな工夫をしている。
電力消費が多い週日に工場を休み土日に稼動させたり、日中のピーク時を避けるために勤務時間を早朝から昼までに改めたところ、電力の一部をディーゼルエンジンによる自家発電に変えるところも出てきた。
このような措置で生活そのものが今までと変わるから、家庭にもいろいろな影響が出ている。早起きが苦手で眠くて困るという人から、子どもと一緒に朝食がとれない、土日に子どもと遊べなくなったなど、マイナスの面をあげる人がいる反面、歓迎している人もいる。
早く家に帰れるので子どもと遊ぶ時間が増える、夕食を一緒に取れるようになった、ラッシュを外れて通勤が楽になったなど。人それぞれ受ける影響は異なるが、今まで当たり前だと思っていた生活が電力事情と言う外圧で変わることは全体としてみればいい経験になるのではなかろうか。
明るすぎた夜空が暗くなって星が見えるようになるかもしれないし、けばけばしいネオンの光が少なくなって、街に落ち着きが戻ることだってあり得る。たとえそうならなくても、一つの社会実験として節電を楽しむ心の余裕が大切なのだと思う。
「やればできるじゃないか」。昨日から始まった節電のことである。家庭も含めた最大電力は、昨年実績に比べて東京電力管内で約15%、東北電力管内では約22%も少なくて済んだ。初日だけの実績で判断することはできないけれども、その気になれば目標を達成できるような気がする。
この目標達成のために大規模工場やオフィスビル、スーパーマーケット、パチンコ店など電力消費が多いところではいろいろな工夫をしている。
電力消費が多い週日に工場を休み土日に稼動させたり、日中のピーク時を避けるために勤務時間を早朝から昼までに改めたところ、電力の一部をディーゼルエンジンによる自家発電に変えるところも出てきた。
このような措置で生活そのものが今までと変わるから、家庭にもいろいろな影響が出ている。早起きが苦手で眠くて困るという人から、子どもと一緒に朝食がとれない、土日に子どもと遊べなくなったなど、マイナスの面をあげる人がいる反面、歓迎している人もいる。
早く家に帰れるので子どもと遊ぶ時間が増える、夕食を一緒に取れるようになった、ラッシュを外れて通勤が楽になったなど。人それぞれ受ける影響は異なるが、今まで当たり前だと思っていた生活が電力事情と言う外圧で変わることは全体としてみればいい経験になるのではなかろうか。
明るすぎた夜空が暗くなって星が見えるようになるかもしれないし、けばけばしいネオンの光が少なくなって、街に落ち着きが戻ることだってあり得る。たとえそうならなくても、一つの社会実験として節電を楽しむ心の余裕が大切なのだと思う。