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羽鳥純二

2010-08-05 14:52:07 | ■⑪大事な言葉★観たい映画★
初めまして。羽鳥純二です。インタラクティブ・バイブル・スタディ・ネットにようこそ。

ここは貴方と私が、顔を合わせて語り合い、教え合いながら、聖書を学んでいく広場です。私は1926年に生まれた貴方にとってはおじいさんのような者です。しかし意外に感じられるかもしれませんが、8才の時、つまり小学校三年生の始めに、先生から国語辞典を皆が買うことを求められました。そしてそれから「読み方」(現在は国語と言うようですが)は一方的に先生が教えることはありませんでした。次に学ぶところの段落が指定されて、全員辞書を用いて予習をしました。授業になると、読めない字はないはずですから、いきなり指名されて読まされます。もちろん、間違えたりすると別の生徒が当てられて、正しい読み方を答えさせられます。一応正しい読み方を全員理解したとなると、それからはすでに決められているグループに分かれて、その段落に書かれていることの意味、どんなことが教えられているか、などと言うことについてグループの中で話し合います。グループ内の意見がまとまると、それぞれのグループの中から代表を選んで、代表がグループの意見を発表します。発表者の意見が違っていると、それから討論(ディベートですね)となるわけです。私たちのクラスは大抵かなり激しい論戦となりました。それでも次第にみんなが一致する点が見つかります。そしてそれが正解だと先生が認められると、「まあ、それで結構でしょう。いいですね」そして次の段落に進むわけです。あるいは大変驚かれると思いますが、これが1930年代の進歩的な教師が行っていた自由主義教育という方法でした。日本の各地で、こういう教育がされていました。愚かな人々がめちゃめちゃにする前には、日本にも本当の教育らしいものがあったのです。戦後のデモクラシーに対して、これが大正デモクラシーと言われている、日本の社会に根ざし始めていたデモクラシーでした。私が貴方とやってみようと思っている学びはこれに近いものです。一方交通ではない双方向の(インタラクティブな)聖書の学び、それも誰でも手を取り合って考えていける(ネットの)学びです。私がみなさんに何かを教えるだけではなく、私も貴方から教えられていく学びです。

どうぞ


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