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マッドマックス 怒りのデス・ロード

2015-06-22 18:02:35 | ★★★★★★★★★☆

監督 ジョージ・ミラー
キャスト トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ヒュー・キース=バーン、ジョシュ・ヘルマン、ネイサン・ジョーンズ、ゾーイ・クラヴィッツ、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー、ライリー・キーオ、アビー・リー、コートニー・イートン、ジョン・ハワード、リチャード・ノートン、アデレイド・クレメンス
2015年 アメリカ、オーストラリア
ジャンル:アクション、シリーズ

【あらすじ】
放射能汚染後の砂漠化し荒廃した世界、ウェイストランド。ガソリン、水、弾薬、などの供給源ごとに街がつくられていた。武装集団「ウォーボーイズ」に捕まった元警官マックスは鎖で繋がれイモータン・ジョーが支配する砦で、ニュークスの輸血袋として血を抜かれ続けていた。片腕義手の女フュリオサは水を運び他の資源との取引をすべくウォータンクと呼ばれる改造車を運転し砦を出発するが、水だけでなくイモータン・ジョーの妻達を隠して乗せ、フュリオサの故郷「緑の地」への逃亡を図る。フュリオサ達の追跡を志願したニュークスは、ウォータンクの先端にマックスを縛り付け砂漠へ。ニュークスから逃れたマックスは自身の逃亡のためフュリオサ達と共闘しジョー率いる武装集団に追われながら危険な砂漠を横断する。

【感想】
イオンシネマは月曜はドルビーアトモスだろうが1100円(*3D料金だけは別)なのだが、こんなことをやられたらほかの映画館は太刀打ちできませんね。でも映画館で誰もが気楽に映画鑑賞するならこれくらいの料金がちょうどいい。

マッドマックスはもう大昔から続編作る、作らないの話が浮かんでは消え、メル・ギブソンも出る気はないみたいな話を聞いていたのでこのままお蔵入りかと思っていました。これだけ時間が空けば「北斗の拳」みたいだなんて言われるのも仕方ない。 

旧三作に比べると非常に綺麗な作りでいい意味での酷さや「ヒャッハー」といういかれた具合は劣るのだが、元はB級映画を大真面目に作った本作はこれはこれで非常に楽しめました。作品の魅力である独特の世界観についてもしっかり構築されており、納得のできるものでした。前評判シャットアウトしていたので期待以上の出来に驚かされました。恥ずかしい話「ロボコップ」と同じやや冷めた姿勢で鑑賞に臨んでいた。

「トランスフォーマー」などと同様に基本的にはノンストップアクションの垂れ流しでシナリオも砂漠を往復するだけなのだが、そのアクション一つ一つが非常に質が高く、迫力満点。また激しく長いアクションシーンの合間にあるシーンが非常に効果的で各キャラクターの魅力を高めるのに成功していたと思います。主人公やヒロインだけでなく、敵キャラから脇役までもが皆、生き生きとしていました。脇役ではすぐに散った婆さんが印象的だった。 

数々の困難を乗り越えてきただけにエンディングを迎えた際には大きな達成感がありました。そうえいば最近のアクション映画にここまでの達成感を感じたことはないかもしれません。

映画館で鑑賞した直後はどうしても高い評価をしたくなりますが、本作は時間が経っても傑作として評価され続けるのではないかと思います。劇場で鑑賞して損はありません。

お薦め度:★★★★★★★★★☆

マッドマックス 怒りのデス・ロード  BD未発売。


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