映画を見ながら株式投資

今の時代に起きていることを正しく認識し、自分なりの先見の明を持つ。

エグゼクティブ・デシジョン

2010-01-04 00:00:00 | ★★★★★★★☆☆☆
監督 スチュアート・ベアード
キャスト カート・ラッセル、スティーヴン・セガール、ハル・ベリー、ジョン・レグイザモ、オリヴァー・プラット、ジョー・モートン、デヴィッド・スーシェ、B・D・ウォン、J・T・ウォルシュ
1996年 アメリカ
ジャンル:アクション、サスペンス

【あらすじ】
世界一殺傷能力の高い神経ガスDZ-5を持ったテロリストが、ワシントンD.C.行きのジャンボ機を乗っ取った。
この危機を回避するため、陸軍情報部顧問グラントは、トラヴィス中佐の率いる部隊と共にジャンボ機へ空中ドッキング、機内潜入を果たした。しかし輸送機が大破したため、危機対処委員会は特殊部隊の全員が死亡したと思い込む。

【感想】
いやあ、これが噂のセガールのおやじが死ぬ映画でしたか・・・。凄い光景を見てしまった。

セガールの映画で一番面白いのではなかろうか。なぜなら序盤でセガールが死んだおかげで以降、普段には絶対にない緊張感があったからです。スクリーンから消えてくれたおかげで映画が面白くなる役者とはあまりの情けなさに泣けてくるぞ。

旅客機がハイジャックされたのをセガールが救いに行くという目的を告げられた途端、「セガールが救いに行くのだからもう安心」、それどころか「ボコボコにされるであろうハイジャック犯がお気の毒」と敵側の心配をしていまいましたが、待っていたのはセガールの序盤での突然死でした。
しかし、この役で2番目にクレジットされ、死んだことを映画の宣伝文句に使われ、ジャケットにはカート・ラッセルと共に映っているとはやはり存在感だけは凄いのは認めざる得ない。

セガールネタで終わってしまいそうな勢いですが、セガールが消えたことの次に話が盛り上がった要因はカート・ラッセルのおかげです。最後まで犯人に見つからないように隠れて行動したおかげで緊張感があった。爆弾処理役が大怪我で動けない中で別の素人が解体を行うシーンもお約束だが見せ方が上手だった。全体的にハイジャック系としては基本に忠実な作り方だったと思う。飛行機に穴が開いたにも関わらず、乗客が生きているのは明らかにおかしいが小さなことなので許してあげましょう。

別の意味で貴重な映画なので+1点あげます。他にもアメリカ同時多発テロ事件の前の作品というのは凄いです。アルカイダは本作を見習ったのではないかと誤解されそうなくらいに手口がそっくり・・・。

追記:厳密に言えば、死体は確認されていないのでファンの間で議論になってるとのこと。別にどうでもいいですけど。というか高度1万メートルの高さから落ちて死なない可能性が指摘されるというだけで呆れてしまう。

お薦め度:★★★★★★★☆☆☆

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