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三つ数えろ

2012-06-26 23:12:39 | ★★★★★☆☆☆☆☆
監督 ハワード・ホークス
キャスト ハンフリー・ボガート、ローレン・バコール、マーサ・ヴィッカーズ、ドロシー・マローン、イライシャ・クック・Jr
1946年 アメリカ
ジャンル:サスペンス、ミステリー

【あらすじ】
ある日マーロウは、富豪の老人から末娘が脅迫されているので助けてほしいとの依頼を受けた。調査をつづけていくうちに浮かび上がる姉ヴィヴィアン(ローレン・バコール)の素行の謎。そんな折り、脅迫者が殺され、しかもその死体が消えてしまった…。

【感想】
西部劇みたいなタイトルですが、登場人物が多くストーリーが複雑なサスペンス。

そのためこちらの読解力不足もあるのでしょうけど、ストーリーについていくのがきついかったです。更にモノクロであるため登場人物が瞬時に把握しづらいのも大きな理由になっています。女性キャラは特徴あるのですぐにわかるのですが、次から次に出てくるギャング風の男キャラはどれも同じ顔に見えてしまいました。

有名なエピソードとして「運転手を殺したのが誰なのか?」監督や原作者ですらわかっていないというものがあります。製作サイドが理解していないものを見せられてもこちらがわかるわけもなく、犯人を特定せずにストーリーを展開したという作り方に疑問を感じざるを得ないところです。

ただ1946年の段階でこれだけプロットが複雑なサスペンスが作られていたことに対しては素直に驚きました。シナリオは運転手の件のように一部破綻しているものの、次から次に新しい容疑者が浮かんでくる見せ方を見る限り、本作が以降のサスペンスに多大な貢献を与えたのではないかと思わせます。

wikiなのであらすじの詳細が記載されているので、ついていけなくなったらその都度、確認するというやりかたもありかと思います。

お薦め度:★★★★★☆☆☆☆☆

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