沈黙の奪還

監督 ミヒャエル・ケウシュ
キャスト スティーヴン・セガール、イメルダ・スタウントン
2006年　アメリカ
ジャンル：アクション、サスペンス

【あらすじ】
元CIA特別捜査官ジャック・フォスターは、娘アマンダと共に亡き妻の祖国ルーマニアを訪れる。しかし、アマンダはジャックの目の前で何者かに誘拐されてしまう。ジャックはアメリカ政府の極秘研究機関が開発した世界最強の生物兵器争奪を巡る巨大な陰謀に巻き込まれていたのだ。アメリカCIA、ロシアFBS、ルーマニア警察、それぞれの思惑が交錯し孤立無援の中、ジャックは最愛の娘を奪還する事が出来るのか?

【感想】
相変わらずスティーヴン・セガールの動きがあまりに遅すぎ。あの巨体では激しいアクションシーンについていけるはずもありません。

これでは銃を持った多数の敵に囲まれたら一瞬で撃ち殺されておしまいだろうと思ってしまうところが説得力がないです。還暦を迎えたプロレスラーが若手に混ざって試合してるんじゃないんだから。実に情けないです。

そもそもこの体でアクション映画に出演すること自体がいかんだろと思うのですが、そこはキャラの濃さだけで生きてますね。この人。でも合言葉のように「娘を返せ」と繰り返しているだけでは誰も満足しないでしょうけど。

とにかく銃を使うのか、拳法をつかうのかはっきりして欲しい。相手が銃で攻撃してくるのをセガールが拳一つで立ち向かうのであれば、わからなくもないですが、拳法はあまり出てきません。

とは言っても、セガールは基本的に無敵というお約束（反則技）のおかげで、いくら襲われようが結局は全て解決してしまうので（だって無敵ですから・・）そう考えるとこうやって文句を書いていること自体がどうでもよくなってきました。

この沈黙シリーズって続編が出る度に待ち望んでいる人いるのか教えてほしいです。

お薦め度：★★☆☆☆☆☆☆☆☆

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