Little harbor

Go from Little harbor to Cape of Good Hope

紬の里・庭園散歩

2020-08-07 | カメラ片手に
ここを散歩したい・・と思う場所はよくあるけれど
お天気が悪いとか、なんとなく気が向かないとかでスルーしてしまっていた場所。
そんな場所にまた通りかかって、「ん ? ここ入ってみようかな」と思ったら、
それは新しい風景に出会える楽しい瞬間だと思っている・・風景散歩マニア ? (笑)
ここは大島紬の里・・入園料400円





大島紬とは、落ち着いた雰囲気の着物とばかり思っていましたが、こんなに美しい色の着物があるとは意外でした
奥の見学室に入って行くとガラス張りの向こうに職人さんが機織りしている作業の見学もできますが撮影禁止となっています

ガラス越しに見てみると、とてもとても細やかな作業で模様を仕上げて行きます
撮影禁止の意味がわかる気がします
1本1本の糸を注意深く織り込んでいく作業は、見ているだけで気が遠くなる・・
作業の様子を見ながら、美しいこの着物がどのくらいの長い時間を経て織られ、
仕立てられるのか・・想像できません

最初は庭園の散歩が目的として入園したのですが、大島紬の繊細な作業に目を奪われ
その、奥深い美しさに感動されられました

ふと、奄美大島出身の友は、今、元気なのだろうか ? と思い出す
さっぱりとした誠実な性格の友と、無邪気に青春を楽しんだ頃を思い出します

奄美大島の本物の森林散策にとても憧れていますが、 夏は暑さで熱中症寸前な時も…
庭園散策でミニ奄美を堪能するつもりが大島紬の素晴らしさも見学出来ました



まわりの様々な物

2020-08-05 | ひぐらし日記
スマートフォンを使い始めて何年になるのだろう ?

IT関係の仕事をしている娘から、お試し無料スマホをプレゼントされて
家のWi-Fi だけで遊びながら使ってみて、わりと楽しかったのがキッカケ・・
アプリも面白くて便利な物が次々と出て来て、すんなりスマホ中毒 ?
今のスマホは2台目だけれど、カメラ重視で買い換えてしばらくたつと
「○国製造よね」と言われハッ ! と我に返る・・てっきり台湾製だと思っていた。(笑)
そんなの関係ないとも思うけど、情報漏洩の何かに関係していたら嫌よね

今回、カメラで心酔しているソニー系のスマホに変えようと聞いてみたら
「ソニー製ではなくS社の製造なので、登山の時にはつながらない事もあります」と。
外箱には SONY と表記してあるけど、何がどう違うのか不明(^_^;)
思わず、一気にトーンダウン・・・登山にはもう行かないけど気になる言葉。
そう言えば、ガラケーの時も似たような事を言われて、慎重になった記憶があります
自分をサポートしてくれる様々なモノに、少しで支障あると色々考えてしまう

先日、仕事でいつもの裏道を通っていたら、 対向車が人力で押されていた💦
こんな狭い裏道で故障してしまったようで、お年寄りの男女が押している
しかも運転席でハンドルを掴んでいるのは高齢者でハンドルさばきも上手く出来てない
私の車との離合は無理な様子で、近くのお宅の駐車場に幅よせさせてもらいました

私も、若い頃にはテキパキと出来た事がだんだんとスローになります(^_^;)
車のメンテナンスは一定の期間ごとにメーカーに依頼をしています

スマホを使うなら、お気に入りの使いやすいスマホにしたい
身体の弱い部分があるなら、そこには負荷をかけないように気遣う

お洒落でかっこよくて、好みの物が自分のまわりにあるのが希望だけど
世の中はどんどん進化して、 自然と好きな物は劣化したり消えたりしてしまうよね
残念に感じるけれど、古いタイプの物は無くなっていく現代。
それでも若い人達がその最新式の物の中で育つ、と言う事なのかもしれない

トップ画像は、ヤマモモの実  6月18日に撮影したままお蔵入りになっていました
撮影した時は「かわいい !  綺麗 」とか言いつつも、いつの間にか忘れている
そんな画像の一つです




夏祭りが消えた夏

2020-08-01 | ひぐらし日記
当地では7月に入ると "六月灯" と呼ばれる夏祭りが、各町内の神社でありますが
コロナウイルスの現在、行われていません

子供達が書いた絵などが灯篭に張られて、道々にずらりと飾られる夏の夜の風情は
なんとも言えない哀愁を感じさせてくれます
今は浴衣を着る機会さえなくなりつつある現代に、この時とばかりに幼子に浴衣を
着せ下駄を履かせる
ところが、下駄などはいた事のない子供は、下駄が脱げて素足で走りだす(笑)
仕方がないので、浴衣に運動靴やビーチサンダルの子供達がほとんど・・・
そう言えば、最近、下駄を見た事が無いよね
歩き難いけれど、あれも風情がある日本ならではの履物。

艶やかな浴衣を着て盆踊りに行った事など、今では大昔の出来事になってしまった

朝、目が覚めて蝉の声を聴きながら、ふと風鈴の音を聞きたいと思った。
風の強い日は うるさいね❣ と思うけれど、あれはあれで風情がある

さて、日本の風情とやらは、どこに隠れているのだろう?
そして、日本人の人情とやらは・・・・
コロナウィルスの事もあるし、それどころではない 
そうとも言えるのかもね

トップ画像は昨年の夏に行った 九州横断の旅 の画像です





空と雲の間の蜘蛛

2020-08-01 | カメラ片手に
梅雨があけたと思ったら、途端に暑くなる
少し歩くと、汗がたらり・・・

夏が来た~  ! と夏の歌など口づさみつつ公園の散歩すると
木蔭に、足の長い蜘蛛がそよ風に吹かれていた

まあ、なんて眺めのいい巣を作った事。
風通しも良くて、 丈夫なネットに虫も来て食生活に困窮しないかもしれない(笑)
風が吹くとゆらゆらと揺れてハンモック気分でよく眠れそう
私もハンモックがほしいけれど、つるす木もないしスペースもない
あの、ゆらゆらとした、何とも言えない穏やかなひと時は、眠りの泉に沈む感覚。

先日、アウトドア商品のお店の前を通ったら、アウトドア用のロッキングチェアが
展示してありました
すぐに試乗 ?試座 ? ・・してみました
・・・・素晴らしい、とても心地いい揺らぎのひと時です
買おうかな・・・・でも、部屋に置けば床が傷むかもしれないし場所とるし・・

出来る事ならこんな場所の木蔭でハンモックに揺られてみたい

どこかで、蝉がミーンと鳴いている、子供の頃の夏休みを思い出す。
今年は、子供達にとっては残念な夏休みになるのかもしれないね・・・可哀想。