恋と珈琲の濃さ加減

 

朝、目覚めてすぐにする事と言えば、コーヒーを入れる事
自分のコーヒーカップに直接ドリッパーを置き
平凡なコーヒーを小さな一人分のドリップペーパーにサラサラと入れる
注がれる熱いお湯がポコポコと細やかな音を立てて焦げ茶色の泡が膨らむ、そんなひと時
この瞬間を眺めるのが好きです

外で飲む時のコーヒーが、濃い～と感じるのは、普段から少し薄めのコーヒーを飲んでいるせい ?

濃いコーヒーに遭遇した時の胃の辛さ・・・・
思わずミルクをこってりと入れてしまいます(^^ゞ
アメリカンコーヒーと言えば聞こえはいいけれど、自分の入れたコーヒーが一番好き

先日、出先でコーヒーが飲みたくなり、某ハンバーガー屋さんでコーヒーだけ注文しました
まさかコーヒーには★のカケラなんて入ってないよね・・なんて思いながら・・・・

特大サイズのコーヒーを飲んでみると、私好みのコーヒーの味がします

コーヒーの薄さ加減がちょうどいいのです

 

コーヒーの濃さ加減の事を思いながら、なぜか若き日の思い出などを、フツフツと思い出すひととき
若い頃の私は濃い～～恋をしていたような気がする
何にも目にはいらないような恋をしていたかもしれない
そして、まっしぐらとばかりに結婚に突き進んだ気がする
あの頃、冷静な薄い淡い恋をしていたら人生どうなったのだろう・・・・
 
今より充実した人生 ?　それとも散々な人生 ?
そんな事を考えていたら、外のどんよりとした雲の間から稲妻が走った・・思わず笑う
どっちも同じかな～ ?

濃い恋をして学習して、自分を再確認して生き方を修正出来た　って事もある
とりあえず、今の日々に満足して生きていられるのは
どんな恋をしても自分自身を見失う事がなかったという事かもしれない

特大サイズのコーヒーを飲み終えるまで・・まるで瞑想中・・・みたいな自分でした