梅雨の晴れ間、海辺に散歩に行ってみました
ベンチに座って、のんびりと、海を行く船を眺めていると、
風に乗って強い香水の香りが漂ってくる
その方向を見ると若い女性3人のグループ
とても楽しそう
私は香水をつけた事はないけれど、若い頃はオーデコロンは使っていた
どちらかと言うと、少し甘く優しい香りが好み
人によって、香りの好みには好き嫌いがある
今、流れて来る香りは、少しきつくて苦手な香り・・・
距離にして13mくらい・・・広々とした場所だけれど、あたりに香水の香りが漂う
この距離で香りがわかると言うことは、飛沫も飛ぶ?
今の時期ならではの事を考えてしまう・・・・(^_^;)
オーデコロンのつけ方はコツがある、と教えられた事がある
自分の前方斜め上にシュッと小さく軽く吹き付けて、その霧の中で一回転する。
自分に吹き付けるのではなく、コロンの小さな霧の中で香りを纏うようにする・・
と言う事だった
それを聞いた時、なんて優雅なんだろうと思い、自分のコロンもそうして
纏っていた
それでも、香りが強いと感じるようになり、 耳の後ろにわずかにつける程度・・
あの頃、お気に入りだったオーデコロンが「いい香り」と褒められると
とても嬉しくて、 ずっと使っていたけれど、 仕事の時はつけない・・・
ある時期から少しずつ使う機会も少なくなってしまった
すると、 コロンの香りは変化して、全く別物のキツイ香りの物になりはててしまう
あの時の落胆した気持・・・・
あれから香水はもちろん、コロンをつける事もないし、そういう好きな香りにも
出会う事もない
最近は香水をつけた女性に出会う事も少なくなった気がする
そう思うと、久しぶりに香水の香りを思い出した
あの頃の、あのオーデコロンの香りだけは、 覚えていて懐かしいと思う
甘く危険な香り~山下達郎