Lilac-Garden

写真で綴る日々の記録 & クラギ練習帳

12月の空。

2006年12月02日 | ほのぼの日記



12月。
赤と緑の装飾品が町を飾り、イルミネーションが宝石のように輝いている。クリスマスも近くなれば、夜空に円を描き、円盤のようにくるくる回るネオンサインも登場するんだ。にぎやかになってくるなあ。
昔、その円盤の光だけが自宅からも見えた。「あれはなあに?」と聞く息子たちに「あれはね、サンタさんがやってくるトナカイの光なんだよ。後もう少しでやってくるねー」なーんて教えたっけ。「ふーん。そっかあ・・・」と神妙な顔して空を見上げていた息子たち。あの時のキラキラ輝く夢は叶っただろうか。自慢のお手製ケーキを作り、嬉しそうに目を輝かせていたあの日はもう遠い。やがて結婚をし、それぞれの家庭を持ったら、また同じようにサンタの話を聞かせるのだろうか。
人々が急ぎ足で歩き出す街路樹の向こうから、イルミに照らし出されたのは、幸せを運ぶサンタさんの長靴だったような気がした。






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6 コメント

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サンタさんがやってくる (7wth2)
2006-12-02 09:41:38
お早うございます。

サンタさん季節ですね。
駅前がトナカイやツリーで夜綺麗になりました。

イチョウもモミジが綺麗に撮れましたね。
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7wth2さん、こんばんは。 (Lilac)
2006-12-02 18:11:59
駅前もにぎやかになった事でしょうね。
なんとなく、浮かれて、急ぎ足になって
嬉しいのとせわしいのと一緒になったような季節でちょっと困ります。

イチョウもモミジもですか?どうもありがとう。
今、私は「私らしくいきたいなー」なんて思ってます。

HPの方も7wth2さんの素晴らしい世界が広がっていて本当に良かったです。
更新もいつも楽しみにさせていただいています。
来ていただいて、ありがとうございました。
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早、12月。 (kiri)
2006-12-02 20:32:25
いい話! 私は、Lilacさんのような夢のある育て方しなかったな~。その結果、長男は現実家、長女はいつまでも夢をおいかけてる。同じように育てたのに。

会社では、セールスの人達は、お得意さんでクリスマスケーキの割り当てがあるらしく、カタログが回ってきます。私は、これでクリスマスを実感するのよね。また、ことしも協力して2ヶは買わされます。

ロマンチックな話しを壊しちゃって、
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kiriさん、ケーキ2つは嬉しいのかつらいのか。。 (Lilac)
2006-12-02 22:27:24
夢があったかなあ。その時その時で結構必死だったしね。
でも、この時の子どもたちの表情はよく覚えていて、時々思い出したりするのよ。親バカで。。

どちらかと言えば長男が夢想家。こんなの信じ込ませたのが悪かった?
次男は現実的でドライ。こちらももうちょっとねぇ…なんて思う。
女の子はいないので分からないけど、kiriさんとこはブログにコメントくれたりして嬉しいですね。いいなあと思います。
私は母に一所懸命「見てよ!!」と言ってますもの。。へへ。
会社でケーキの支給っての、あったなあ。
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いつまで信じてたかな~? (rada)
2006-12-02 23:11:44
クリスマスの話しを読んでたら、楓紅葉がポインセチアに見えてしまったわ・・(^^;)
感化されやすい・・って・・(汗)

今年はお手製のクリスマスケーキは作らないの?
息子ちゃんたちはデートかなあ~やっぱし・・(^^;)

昨日「ALWAYS 三丁目の夕日」を見ました。あの当時からクリスマスあったのかなあ~?でも、懐かしいような切ないような、心が暖かくなる映画でした。
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radaさん、するどい指摘です。 (Lilac)
2006-12-03 00:37:02
正直言って赤と緑でここまで引っ張るか?だったよね。。。へへ。
何せ画像不足でいろいろひっぱり出してます。ゴメン。

三丁目の夕日、私の子ども時代そのものだと思います。
なーんか平和で、東京も随分のんびりしてた頃で懐かしいです。

クリスマスありましたよー。サンタさんもいると思ってたし。。
映画は見なかったけど、マンガは読んでます。
世代が違っても、ほのぼのあったかく思える話なのですね。なんか、嬉しいです。
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