頭の中が散らかっています

昔むかしワーホリでトロントに滞在、帰国。アイスクリーム・映画・歌舞伎・アニメが好き。

20世紀最強の暴君とうたわれた男 ピーター・アーツ

2010-12-12 21:33:07 | 格闘技
K-1 ワールドGP決勝戦。

ピーター・アーツの勇姿には涙が出そうになった。
四十歳。
かつてリングで拳をかわした選手たちは、次々に引退し、現役で闘い続けているのは彼だけ。まさしく「生きる伝説」、「Kの歴史」な選手だ。

準決勝でみせたシュルトとの熱戦。
谷川さんがしきりに「気持ちだけですから」と言っていたが、本当にそうだったろう。体力的には「20世紀最強の暴君」と呼ばれて敵なしであった頃が一番だったはずなのだから。

そして決勝。
相手はオーフレイム。
準決勝までにダメージの蓄積していたアーツは、それでもリング上に姿を見せてくれた。結果は試合開始直後にスタンディングダウンをとられ、そのままファイティングポーズをとることなく終了。


ああ……。


そうなるであろうことは予想できた。
それでも、アーツ入場の三宅アナの実況のように、アーツに力を、と思った。引退前に優勝をプレゼントしたい、と思った。


結果は準優勝。
素晴らしい成績だ。
誰もが優勝を目指しているのだから、アーツにとっては悔しいのだろうけれど、40歳で準優勝を成し遂げたことは、みんなに感動を与えてくれた。

来年はもうGPには参戦しないかもしれない。
赤チェックのベストと帽子は見られないかもしれない。
そう思うと、今年の彼の勇姿を見ておいて良かったと、やっぱり涙が出そうになる。







アーツと同時代を闘っていた選手のホーストは、リングサイドにいましたね。
教え子タイロンはオーフレイムに敗北しましたが、善戦していたと思います。これからに期待。
グーカン・サキは頑張った。ウチの母が応援してましたが、オーフレイムに敗北。トーナメントで勝つことの難しさですね。いかにダメージを残さずに勝利するか。組み合わせの運がなあ。

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