頭の中が散らかっています

昔むかしワーホリでトロントに滞在、帰国。アイスクリーム・映画・歌舞伎・アニメが好き。

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映画「イングロリアス・バスターズ」

2009-12-11 18:47:47 | 映画
ナチの占領下のドイツを舞台にしたフィクション。
史実とは違う展開であることを考えれば、ファンタジーともいえるかもしれないけれど、民族間の対立はリアルに描かれています。

冒頭から残虐シーンなので、そういうのが嫌いな人はのっけからムリですね。
ナチ兵の頭皮をそいだり、バットで殴り殺したり。
近くに座っていた高校生男子が「うわ」と声をあげていました。
ラストのハーケンクロイツを額に刻むところも生々しく血があふれすぎです。目を覆いましたよ。


物語は、ナチに報復をするためにユダヤ系アメリカ人を主に結成されたアメリカの秘密部隊・バスターズ、ナチ、イギリス軍、かつて家族をナチに殺されたユダヤ人&フランス人(黒人)、と国籍、人種さまざまな人がからみあい、最終的に一つの結果へとまとまります。
この映画の素晴らしいところは、それぞれの国の言語でちゃんとセリフが話されていることですね。ドイツ人はドイツ語、フランス人はフランス語、といった具合に。劇中で使用されていた言語は、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語ですが、ドイツ語とフランス語がメイン。今までの、なぜかみんなが英語を話すおかしさを吹き飛ばしてくれました。
しかし……役者さんたちは、すごいですね。ほとんどの人が二カ国語以上、しゃべってますから。
ハンス・ランダ役のクリストフ・ヴァルツは、四カ国語しゃべってます。この人が今回の主役だったといってもいいくらい、強烈な印象を残す演技とともに、その語学の堪能ぶりは圧巻です。

殺し、殺され、して、結局、ほとんどの登場人物が死んでしまいますし、史実とは違うナチの終わり方(ナチの高官たちが映画館で一網打尽に焼かれ、撃たれ、殺される)をしますが、見応えのある作品。


二時間半。
笑うところはまったくないんで、Interestingの意味でおもしろかったと言いたい。




いやー、やっぱりね、その国の人物は、その国の人が演じないとね。リアリティがね。
さゆりをチャン・ツィーが演じるとか、違和感ありすぎでしたもんね。


ブラピは言うまでもなく上手いし、ほかのすべての役者さんが熱演・好演していたので、全体の緊張感がとぎれることはありませんでした。
今回のブラピは、あくまでも出演者の一人。画面上にいる時間から考えると、主演はブラピといっていいのかしら、と疑問に思うくらい、出番はそう多くありません。その代わり、ほかの役者さんがみんな印象に残る。まんべんなく。
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