Liebeslied 愛の歌

僕の大切なあなたへ・・・

Mike + The Mechanics - The Living Years

2023-11-04 05:32:46 | 日記

若い世代はいつの時代も
その前の世代を非難する
たまった不満の思いはおそらく
きみにもふりかかってくることだろう

僕はわかってる
僕は父にとても可愛がられた囚人だ
僕は知ってる
僕は父の希望と恐れの人質なんだ
どうしてそれが言えなかったんだろう
まだ父が元気だった時代に...

まとまらない考えを紙いっぱいに書き
くしゃくしゃに丸めて捨てた
こんなことしか話せないのかと思いながら
ぎこちない会話を続けたんだ

よくわからないと言ったところで
父はこれがわからなきゃダメだと言う
目の前の緊張から
僕はそれは納得できないって思うんだ
僕たちは別な言語で会話しているようだった
それぞれが自分を守るために

大きな声で言おう
はっきりと言うんだ
耳に聞こえたことはよくわかるはずだ
遅いんだ 永遠に会えなくなってからじゃ
目と目を見て理解してなかったって
そのとき気づいても遅いんだ

そして僕たちは口論を始める
現在と過去のことをあれこれと
そのことが未来を犠牲にしてると気付かずに
つらい苦しみが長く続いていく

時々 運命なのかと思うかもしれないけど
運に身を任せてはだめだ
それは今とは違った
新しい時代の始まりなのかもしれないんだ
きみがあきらめたり 自分に負けなければ
きっとそれでいいんだよ

大きな声で言おう
はっきりと 堂々と
そしたら相手の気持ちも
つかむことができるはずだ
遅すぎるんだ
天に召されてしまった後では
目と目 心と心で向き合えばよかったって
それから思ったんじゃ遅いんだ…

僕の父が天国に行ったときの朝
僕はそこにはいなかった
言わなきゃならなかったことが
沢山あったのに
何も父に伝えることができなかった

でも同年のその後のことだけど
僕は父の思ってたことに気づいたんだ
僕の子供が産まれたとき
その目からこぼれた涙のなかに
父の声が確かに こだましたんだ
ああなんで父が側にいるときに
僕は話すことができなかったんだろう

大きな声で言うんだ
はっきりと聞こえるように
耳で聞こえると同じくらい
相手のことがわかるように
だめなんだ 二度と会えなくなってからじゃ
お互い理解してなかったなんて
気づいたところで遅すぎるんだよ

だから
僕は大きな声で言いたい
僕の気持ちをはっきり伝えたい
そしてこのことも告げよう

“あきらめるな”
“自分に負けるな”
次の世代に何ができるのかはわからないけど
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