新刊の森

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ゲバラの本格的な伝記「チェ・ゲバラとキューバ革命」

2018年12月25日 | 新刊書
チェ・ゲバラとキューバ革命
内藤陽介 (著)


生誕90年となったゲバラですが
まだまだ熱いファンは多いようです。
彼の伝記に胸をこがしたかつての若者たちも読みたい
ゲバラの本格的な伝記が登場しました。
寒い冬の日の読書には適した一冊かも




単行本: 640ページ
出版社: えにし書房 (2018/12/25)
言語: 日本語
ISBN-10: 490807352X
ISBN-13: 978-4908073526
発売日: 2018/12/25
¥ 4,212

内容紹介
2018年、ゲバラ生誕90年。2019年、キューバ革命60年。記念の年に満を持してのゲバラ本。 盟友フィデル・カストロのバティスタ政権下での登場の背景から、“エルネスト時代"の運命的な出会い、モーターサイクル・ダイアリーズの旅、カストロとの劇的な邂逅、キューバ革命の詳細と広島訪問を含めたゲバラの外遊、最期までを郵便資料でたどる。 世界各国でのゲバラ関連郵便資料を駆使することで、今まで知られて来なかったゲバラの評価、外遊の様子などをゲバラの意外な一面を紹介。

目次
第1章 フィデルの登場
第2章 エルネストから“チェ”へ
第3章 グランマ号の革命
第4章 農業改革とキューバ親善使節団
第5章 プラヤ・ヒロン
第6章 踏み絵になったゲバラ
第7章 ミサイル危機
第8章 国連総会での演説
第9章 別れの手紙
第10章 ここにいるべき人物がいない。それはチェだ
第11章 俺はただの男にすぎない。撃て!
第12章

出版社からのコメント
かつてジョン・レノンが“世界一カッコいい男"と呼び、現在でもTシャツのイラストなどで有名なチェ・ゲバラは、1928年、アルゼンチンで生まれ、1967年にボリヴィア山中でのゲリラ活動中に捕えられ、39歳で逝去。キューバ革命の英雄として有名な彼だが、若き日の南米縦断旅行をはじめ、革命政府の要人として日本を含むアジア・アフリカ・東欧への歴訪、コンゴでの武装闘争支援など、じつはその足跡は全世界に及ぶ。その軌跡を郵便資料という独自の視点からたどり「現代史」を浮かび上がらせる稀有な書。

著者について
1967年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。郵便学者。日本文芸家協会会員。フジインターナショナルミント株式会社・顧問。切手等の郵便資料から国家や地域のあり方を読み解く「郵便学」を提唱し研究・著作活動を続けている。 主な著書 『なぜイスラムはアメリカを憎むのか』(ダイヤモンド社)、『中東の誕生』(竹内書店新社)、『外国切手に描かれた日本』(光文社新書)、『切手と戦争』(新潮新書)、『反米の世界史』(講談社現代新書)、『事情のある国の切手ほど面白い』(メディアファクトリー新書)、『マリ近現代史』(彩流社)、『朝鮮戦争』、『アウシュヴィッツの手紙』、『リオデジャネイロ歴史紀行』、『パレスチナ現代史』(えにし書房)。


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