
2004年に発売されたPS2ソフト
エースコンバット5※要FlashPlayer、IE推奨
後に
映画「この世界の片隅に」
を手掛ける事になる片渕須直監督が脚本を担当しており、個人的には今も大好きなゲームだったりします。
そのエースコンバット5の後半に登場するラーズグリーズ隊仕様のF-14戦闘機の1/144スケールの塗装済み完成品模型が昨年、JCウィングスというメーカーから発売されていました。
地味に過去形なのは発売当時商品が出ている事を全く知らず、今年になってようやく判ったものの時既に遅くほぼ入手不可能になっていた(ネットショップその他を見ても在庫がない上に事実上廃番扱い)いたのです。
ところがAmazonで売り切れ状態の商品を見つけ再入荷の目処がないのに欲しい物リストに放り込んであったのを先日たまたま見たところなんと在庫が復活していたのです。


この期を逃すと多分次がない(以前もネットショップでレアアイテムを見つけたものの手数料を惜しんで購入を渋っていたら目の前で売り切れるという大後悔をする羽目になった)ので迷わず購入を決定。
先日ようやく手元に届いたのでした。
大統領直属部隊の非公式部隊という事で真っ黒な塗装の機体に劇中で度々言及される「ラーズグリーズの悪魔」のエンブレムが描かれているファンにとっては魅力に溢れる仕上がりになっています。

さてこのラーズグリーズ隊についてなのですが、最近どハマリ中の「ハイスクール・フリート」の晴風とダブるものがあるというのが個人的な思いだったりします。
ラーズグリーズ隊、元々は軍の別の正規部隊だったのですがゲーム中で戦争を裏から操っていた組織に邪魔者と判断されスパイの汚名を着せられた上で追われる事になり、策謀を知った味方部隊に助けられ大統領直属部隊になるという経緯があったりします。
そしてAC5の劇中で部隊名の元となった「ラーズグリーズの悪魔」に関する伝承が出てきます。
歴史が大きくかわるとき、ラズグリーズはその姿を現す。
はじめには、漆黒の悪魔として。
悪魔は、その力をもって大地に死を降り注ぎ、やがて死ぬ。
しばしの眠りのあと、
ラズグリーズは再び現れる。
英雄として現れる。
実はハイスクール・フリートの晴風、テレビ版の第一話でいきなり反乱のお名を着せられ当初は逃亡生活に入るものの後に間違いだと判明。全ての元凶となったウィルス事件解決に奔走し乗組員全員が無事横須賀に戻った直後に一ヶ月に及んだ大航海の無理が祟り沈没してしまいます。
その後、船体を引き揚げて再調査したところ艦としては使い物にならないと判断され正式に廃艦が決定。しかし使える装備や内部の備品をモスボールされていた別の艦に移して
新しい「晴風」※書籍等では区別のために<晴風II>と記載
として再出発する事になるのです。そして劇場版ではエースコンバットシリーズお馴染みのトンネル突入を駆逐艦でやる事になるという事に。劇場版のネタやTVシリーズでの汚名を着せられた事や復活劇がラーズグリーズ隊とダブって見えてしまうのでした。

なにはともあれ、出費がかさんでしまいましたが大好きなゲームの貴重アイテムを手に入れられた事に心から感謝している次第です。