謎の日記タイトルの種明かしは後ほど。
今日の未明に発表されたアップル社のスマートフォン
『iPhone5』
http://www.apple.com/jp/iphone/?cid=wwa-jp-kwg-iphone-0079
ネットでの生中継を見る前に仮眠をとろうと思ったところ連日の疲れからか朝まで爆睡してしまった次第でした。
起床後、iPhone4からiPhone5の詳細を確認したのですが戸惑いが最初に来てしまいました。
というのもアップルから正式に発表されたiPhone5の基本的なデザインや仕様が
「こんなのデタラメに決まってる」
と相手にしていなかった事前リーク情報とほぼそのままだったのです。
これには流石にどう反応して良いのか判らず困惑するしかなかったです。
肝心のiPhone5ですが
○バッテリー寿命の延長
○LTE(次世代高速通信)への対応
○本体の薄型化・軽量化
○CPUの高速化
など見所もあった一方で困った事もおきてしまいました。
事前リーク情報を相手にしなかった理由でもあったのですが
1.液晶画面の大型化(960×640ピクセル→1136×640ピクセル)
2.新型dockコネクタの採用
と今までのiPhone4ならびに4Sのユーザーを切り捨てるような事態になってしまったのです。
画面の大型化に伴い本体も少しばかり大きくなったため、旧来のiPhone4や4S用のケースなどは使い回しが出来なくなり、PCとの接続や充電用のコネクタも使い回しが出来なくなりユーザーが新たな出費を強いられる事になってしまったのです。
それに加えて画面の大型化に伴い960×640ピクセルを前提に作られていたアプリや壁紙もプログラムの変更や仕様の変更などの事態に追い込まれ、結構大変な事になりそうな感じなのです。
とくに壁紙はこれまでに作られたものがそのままでは恐らく使えない(iPhone4は壁紙の足りない部分を黒で表示するので見た目がわるくなる)ので非常に難儀しそうです。
「壁紙登録時にサイズを変更すればいいんじゃないの?」
と思われるかも知れませんが、事情はそう簡単ではなかったりします。
こちらがiPhone4用の960×640の壁紙
これをそのまま拡大して1136×640に合うようにすると
なにやら違和感が。それもその筈で縦960ピクセルの写真を1136ピクセルに合わせようとすると約1.18倍に引き伸ばさなければならず、写真の横幅が757ピクセルまで増えるのでその分をカットするために写真の両端がきつきつになってしまうのです。
画面の薄赤色の部分がiPhone5ではカットされる事になります。
回避する方法としては
1.既存の画像を拡大せずにサイズのみを1136×640に変更した上で余白部分をぼかした画像をいれて誤魔化す。
960×640の写真をサイズのみ1136×640に変更、余白部分は1.18倍に引き伸ばした素材写真をぼかしていれてあります。
薄赤色の部分がぼかした素材写真になります。
2.最初から1136×640サイズの壁紙を作る
素材から新たに作り直した1136×640のiPhone5壁紙。しかし素材の関係からか上下のバランスが微妙に悪い。
壁紙の左右に余裕があれば拡大することでiPhone4用の壁紙をそのままiPhone5の壁紙に使えそうですが、そうでないと画像の細工に苦労するのは確実と思われます。
9月21日から発売のiPhone5ですが
○iPhone5専用のケースおよびカバー
○iPhone5対応のケーブル
○iPhone5対応の保護フィルム
○iPhone5対応の各種アクセサリ等々
の周辺機器が出揃うのが先になるのは確実で、ある程度出揃うまでは(iPhone4や4Sからの買い換えの場合)控えるというのも手かも知れません。
最後に日記の謎のタイトルですが
1136×640の掛け算の答え
だったりします。GoogleでiPhone5の液晶画面の大きさを調べようとうる覚えで
1136*640
と入力したところ、Googleが数式と勘違いしてこの答えを出してきたのでした。
リンク: 米アップルが「iPhone 5」正式発表、ディスプレイが4インチに大型化。 | Narinari.com.