Lespedeza Museum of Photography レスペデーザ写真美術館

カメラマンな管理人のおたく趣味の雑記と二次創作&コスプレ写真のブログです。Lespedeza(萩)の花言葉は柔軟な精神。

民放のドキュメンタリーが駄目と感じた瞬間

2008年11月24日 21時05分17秒 | 日記

ご無沙汰してます。

ここ数日作業に掛かり付けでブログの更新もおざなりな状態でした。

ようやく一段落ついたわけですが、そんな中ふと見た日テレの

「緊急中継!古代ローマ大発掘スペシャル!!2000年の時を越え謎の地下遺跡を世界初公開」

歴史物のドキュメンタリーということでおおいに期待したのですが開始数分で幻滅しました。

実は最初の何分かを見れていなかったのですが最初に紹介された

「古代ローマ皇帝カリギュラの巨大船」

の顛末の解説に唖然となったのです。

番組で紹介された皇帝カリギュラの巨大船、長年伝説の存在となっていたのですが、1920年代に時のイタリア首相だったムッソリーニの指揮の元(古代ローマ帝国の再現を掲げていたムッソリーニとってカリギュラの巨大船はシンボル的な存在でした)引き上げられました。

ところが第二次大戦中に敗走するドイツ軍の手によって巨大船が保存されていた博物館が焼き討ちにあい、僅かな資料を残して全焼。

ところが番組中では

「何者かの手によって消失」

といういい加減きわまりない解説がなされていて

「なんだいそりゃ」

と思いました。

カリギュラの巨大船に関して以前NHKの番組で取り上げられていたのを覚えていてその際にもドイツ軍の手で貴重な歴史的資料が焼かれてしまったという話は出ていたので、いい加減な番組だなぁと思わずにはいられなかったのです。

その一時間前にBS日テレで海外のドキュメンタリー専門チャンネルの番組をやっていてその番組との差にも違和感を覚えました。

その番組の場合、ナレーションと専門家の解説VTRのみで構成されているのですがそれと比較して今放送中の古代ローマに関する番組もそうですが民放のドキュメンタリーの場合

○スタジオでのトークや解説
○芸能人の司会者やゲスト

という正直申しまして“ムダ”としか思えない要素があって料理で例えるなら折角の良い素材を調理を間違えて激マズにしているという印象を改めて強く受けた印象です。

地上波の民放放送でも海外のドキュメンタリーをそのまま流す番組が必要だと痛切に感じました。

追伸:ポンペイの街の話題が出ているのですが、リポーターの方の知識の無さに愕然としました。

ベスビオ火山の噴火で逃げ遅れた人達の石膏(遺体が火山灰に埋もれたあと火山灰が固まると同時に遺体が朽ち果て、そこに出来た空洞に石膏を流し込んで死の直前の姿を再現した物)がポンペイの街にはあるのですが、リポーターがそのことを知らなかったのにびっくりしてしまったのです(ただの石膏だと思っていたようです)

番組の構成上かなにか知りませんが、予備知識ぐらいもってリポートしに(それ以前に芸能人のリポーターは不要という話もありますが)行って欲しいと思いました。

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レイヤードラグーナ、お勧め撮影ポイント

2008年11月03日 22時47分49秒 | イベントレポ
先日カメラマンとして参加した

『レイヤード.ラグーナinラグーナ蒲郡ラグナシア』

実際に参加してどの場所が撮影ポイントとしてお勧めなのか自分なりにまとめてみたので(半ば自分のメモ用ですが)今回記事にしてみました。

ラグナシア全体として見た場合、地中海沿いの町並みを再現しているということで既存の会場として和歌山県のポルトヨーロッパがイメージとして一番近いと思います。

またゲーム的に考えた場合(自分の主観ですが)

『カプワ・ノーム』(テイルズオブヴェスペリア)

が一番近いイメージに思えました。

ここから先は個人的にお勧めの撮影ポイントになります。写真の地図にある黒字の○囲み数字と項目の数字が対になっているので参考にしてください。またレイヤードの公式サイトも参考にしてください。

1.ジョイアマーレの浜辺

本来「波の出るプール」であるジョイアマーレの浜辺。プール営業期間ではないので水が抜いてあると現地に着くまで思っていたのですが実際には満々と水をたたえていました。

その為

「海辺ロケを気軽に再現」

という状況になり、中には膝下まで水に浸かって撮影されているコスプレイヤーさんの姿がありました。

個人的には

「マンタイクのオアシス」(fromテイルズオブヴェスペリア)

を思いだし内心歓喜しました。

プールサイドということで据え付け型のパラソルやビーチチェアもありくつろいだり撮影しているコスプレイヤーの方もおられました。

かく言う自分も歩き疲れてビーチチェアでくつろいだりしていました。

晩秋のプールにくる一般の方も少なくロケーションとしてはかなり良かったのですが一つだけ問題がありました。

写真1の地図にジョイアマーレの浜辺の位置が載っていますがこの地図画面右が北の方角になります。

プールの際からプール内を見る場合南向きになるため海辺ロケ風の写真を撮ろうとした場合必然的に逆光になってしまうのです。

自分は時間帯によりけりですが西ないし東側からプールの際で写真を撮る方法で逆光を回避しましたがレフ板などがないと問題が起きる可能性があるのです。

逆光さえ気を付ければ良い写真が撮れるのは間違いないので一番にお勧めしたいです。

2.ショップ屋上のテラス。

ラグナシアの入り口にある宮殿エリアそこから北に延びる形でショップがいくつかあります。その屋上にあたるテラスが撮影ポイントになります。

一部レンタルルームなどがあるものの一般の人が立ち寄ることがほとんど無く、また建物をバックに撮影した場合、自然光で上手く撮影できるので撮影されているコスプレイヤーさんが多かったです。

ただ昨日に関しては成人式用の写真撮影会があり、散発的に使えない場所がありました。

またテラスの一部をコスプレイヤー用の荷物置き場(天気良かったとはいえ吹きさらしの場所が荷物置き場になったのは驚きでしたが)にしていたためそこも撮影には使えませんでした。

レイヤードのサイトでもこの場所をお勧め撮影ポイントとして挙げていたのでなかなか良い場所だとお勧めできます。

3.宮殿内回廊とクロノスの塔(屋上)

メインエントランスのある宮殿。その二階部分のテラスと屋上部分が三つ目の撮影ポイントです。

雰囲気が良いことが撮影ポイントとして挙げる大きな理由ですが構造上プール側に面したテラスと屋上以外は自然光が入りにくいことと、そう広くない為一般の方の通行の支障にならないよう気を付けなければならないことが注意事項としてあげれます。

また屋上エリアもロケーションこそ良いですがさして広くない上に行き来出来る階段が一つしかなくまた狭いためこちらも注意が必要です。

4.プールエリア内回廊

ラグナシアのほぼ中央プールエリアの真ん中を通ってラグナシアの南北をつないでいる回廊。

南側に冬季営業しているプール施設(ボート類のアトラクションがあります)があるため人の行き来は多少あるもののごつごつとした海辺の岩場を模した情景が結構使えます。

あまり幅がないので一般の方の通行の邪魔にならないよう注意が必要です。

5.パイレーツブラスト屋上周辺

ラグナシアの南西にあるアトラクション、パイレーツブラストの屋上とパイレーツブラストに面したジョイアマーレの浜辺の機械室施設の屋上。

一般の方の行き来が可能にはなっているものの、“何もない”為一般の方が立ち寄ることがほとんど無く、一般の方を気にせず撮影するには打って付けの場所といえます。

しかし、“何もない”為、面白みのある写真が撮れない可能性があるということは注意が必要です。

これら5つの場所以外にも撮影に使えそうな場所がいくつもあるので次回開催があった際には探されてみるのも良いかも知れません。

余談ですがラグナシアでコスプレ撮影会をされる方が以前から居たことを今日になって知りました。

ラグナシアには二カ所ほど一日貸し切りのレンタルルームがあり、そこで撮影会をされている方が結構多いようなのです。

先日のレイヤードでもレンタルルームをイベントとは別に借りてコスをされている方もいたようで、ちょっと意外でした。

何はともあれこのラグナシアでのイベント、県内でのアクセスの良さ、ロケーションの良さを考えると他に例が無く是非次回開催を望む次第です。
2008110301

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レイヤード.ラグーナinラグーナ蒲郡ラグナシアに参加してきました。

2008年11月02日 18時30分55秒 | イベントレポ

本日ですが愛知県蒲郡の

『ラグーナ蒲郡ラグナシア』

で開催されたコスプレイベント

「レイヤード.ラグーナinラグーナ蒲郡ラグナシア」

に参加して来ました。

朝知り合いの方に現地まで送って貰って朝10時30分過ぎに現地に到着。

イベント参加者がかなりの数になっていた事に加えて一般の方もかなりの数になっていました。

レイヤードの会員には以前なっていたので、手続きを済ませて入場しました。

現地に着いて初めて判ったのですが、このラグナシアの施設、プール施設が全体のかなりの割合を占めておりました。

イベント開始後暫くは更衣室の列がはけず、レイヤーさんがおられないことにはカメラマンは動くに動けないのでプールサイドのリクライニングチェアに腰掛けて過ごしておりました。

時間が経ちコスプレイヤーさんの数も増えてきたのでのんびりと行動開始しました。

今日に関しては

☆マクロスF ☆コードギアス~反逆のルルーシュ~ ☆金色のコルダ ☆ソウルイーター ☆A・L・I・A ☆機動戦士ガンダムSEED ☆機動戦士ガンダム00

など様々な作品のコスプレイヤーさんがおられました。

意外な話かも知れませんが、波の出るプールサイドがロケーション的に優れていてコスプレイヤーさんのたまり場となっていました。

この日はまだHalloweenイベントがラグナシアで開催されていて、それらのデコレーションがなかなかほほえましいかったです。

あれこれ撮らして頂きながら過ごしていましたが、食事に関していずれも高くまたレストランが混雑していたので時間と金がもったいないと飲まず食わずになり、結果後半ふらふら状態になってしまい無茶をやってしまったと反省しきりでした。

前述のプールサイドが砂浜のような仕様になっていたため、濡れるのを承知で足元まで水に浸かっているコスプレイヤーさんが何人もおられ、(水が結構冷たかったこともあり)その方々の根性に感服いたしました。

今日に関しては和服モデルの撮影会がラグナシアであったのでところどころ使えない場所が生じていたのがちょっと残念でした。

全体として見た場合、このラグナシア一般人が立ち寄らない場所がいくつもあり(アトラクション施設の屋上など出入り自由でも一般の方がまず来ない場所がありました)プールサイドなど使えるロケーションが結構ありました。

中にはレンタルルームを使っているコスプレイヤーさんもおられ、アイデア次第でこのラグナシアかなり使えるイベント会場だと思いました。

夕方4時を回り撤収される方も増えはじめたのでこちらも撤収しようとしたのですがここからがちょっと難関でした。

帰りは公共交通機関で帰ることになりバスに乗ろうとバス停に急いだのですが既に相当数の人がおられました。

ラグナシアからはJRの

☆三河大塚駅 ☆蒲郡駅

の二つの駅にそれぞれ向かう路線があるのですが電車本数の多い蒲郡駅行きに人が集中してしまい、しかも増発バスがない状況で乗れない人が出るのが確実な事態となりました。

蒲郡駅行きのバスが着くのと同時刻に三河大塚駅行きのバスが到着。

ぎゅうぎゅう詰めにされるのを避ける為、三河大塚駅行きのバスに乗りそのまま駅へと向かいました。

三河大塚駅から電車に乗り、蒲郡で特別快速に乗り換えて帰路に着きました。

今回のラグナシアイベント、ロケーション的には県内でもトップクラスのイベントと言え、参加費が通常のイベントより高い(3000円ですから一般的な県内イベントの倍になる計算です)のが玉に傷ですがそれだけ払う価値のあるイベントだと思いました。

施設の都合上夏期のイベントは不可能ですが春先など暖かい季節のイベント開催となれば更に良いイベントになりそうです。

次回開催を心から願うばかりです。

最後に今回撮らせて頂いたコスプレイヤーの皆様に深く御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

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