アップル社のiPhone5などに使われているiOS。今年の9月から
iOS6 http://www.apple.com/jp/ios/whats-new/
が登場したのですが、Androidでライバル関係にあるGoogleと距離を置くためにYouTubeアプリがデフォルトでなくなったりGoogle MAPを廃止してアップル独自の地図アプリを利用する形になりました。
が、この地図アプリがとんでもないくせ者で
- ショップなどの情報が欠落している
- 実在しない地名や駅名が存在する
- 本来あるものとは別の店舗や地名が地図にある
と散々な代物だったのです。苦情が殺到したためアップル社の最高経営責任者が謝罪を出したほどでした。
また先日には
アップル地図で人命に危険も、警察が使用せぬよう勧告 オーストラリア
http://www.cnn.co.jp/tech/35025559.html
というニュースが出る始末。
オーストラリアでアップル社のマップをナビ代わりに利用してとある街に向かおうとした人達が誤って水や食料の補給が困難かつ真夏には日中45度以上にもなる国立公園のど真ん中に誘導される事態が相次ぎ地元警察がアップルの地図をナビに使わないように警告を出す事態になったのです。(問題の場所の地図は既に改善済み)
iOS6の地図がダメダメと判明してから代わりの地図アプリを模索する動きやGoogleマップの復活を求めるユーザーの声が相次ぎました。
当初Googleはマップアプリの公開は当面ないとしていたのですが
「近いうちに純正Googleマップアプリが出るのでは?」
と噂にはなっていました。とはいえダウンロードが可能になるのは当面先、少なくとも年明け以降と思われていました。
そのiOS版Googleマップアプリが今日になってダウンロード可能になったため大騒ぎになった次第でした。
自分も帰宅後早速ダウンロード。iOS6版の地図の酷さを店頭でiPhone5をいじった時に知っていたので、真っ当な地図アプリが登場したことに喜びも一入でした。
アップル純正の地図アプリの問題もありiOS6へのアップデート(とiPhone5への買い換え)を躊躇っていたのですが、少なくともiOS6へのアップデートはこれで踏ん切りがつきそうな感じです。
これまでも色々な地図アプリを使ってきましたがやはりGoogleマップが一番シンプルで良いです。
リンク: iOSアプリ「Google マップ」がついに登場、ストリートビューも見られる -INTERNET Watch.