先ほどまで放送されていたBSプレミアムの
アニメ『へうげもの』
前回のお話で明智光秀がなくなり、織田勢の手に戻った安土城を千宗易(千利休)の提案で焼き払うというとんでもない展開となりました。
羽柴秀吉が織田家の後見人となり、事実上の天下人となったわけですが、その裏で柴田勝家や織田長益(織田有楽斎)など様々な人物の思惑も動き始めたというストーリーでした。
中でも主人公古田佐介と羽柴秀吉とのやりとりは(ストーリーに絡む重要なネタバレもあり)名場面でした。
ところで、今回から新たに登場したキャラの中に後の淀殿となる信長の姪
茶々
が登場しました。えらくかわいい声で誰なのかなぁとエンディングを確認したところ
『小笠原亜里沙』
が茶々の声優さんと判明、機動戦士ガンダムOOのソーマ・ピリース役で知られているのでご存じの方も多いと思います。
そして番組のおまけコーナーで一部では「本編」とも言われている
へうげもの名品名席
で登場したのが千利休が作らせたとされ、国宝に指定されている茶室(今回のへうげものでも登場した)
待庵(たいあん)
でした。
中の広さが僅か二畳という狭さですが、茶の湯のために洗練された舞台でもあり作中で古田佐介が
『数寄の要塞』
と評していました。
実際の待庵の中に入ってみないとあの茶室の世界は判らないんだろうなぁとしみじみ思った次第でした。
今回のお話で今までの名物収拾がウソのようになり
「わび」
に目覚めた感のある古田佐介、今後どのような活躍をするか非常に楽しみです。