Lespedeza Museum of Photography レスペデーザ写真美術館

カメラマンな管理人のおたく趣味の雑記と二次創作&コスプレ写真のブログです。Lespedeza(萩)の花言葉は柔軟な精神。

第74回コミックマーケット遠征:まとめ編

2008年08月19日 23時14分59秒 | イベントレポ

8月15日・16日・17日の日程で開催された

『第74回コミックマーケット』

直前の東京ビッグサイトでのエスカレーター事故や手荷物確認実施のお知らせなど波乱含みの状態でのスタートとなりましたが、大きな事件・事故もなく無事に終了致しました。

個人的な結果や感じたことなど含めて今回のコミケのまとめをやりたいと思います。

同人誌編

今回のコミケの個人的な成果は以下の通りでした

  • マクロスF本…10冊
  • 金色のコルダ(月森×日野)本…5冊
  • テイルズオブジアビス本…3冊
  • コスプレROM…4枚
  • スターオーシャンTill the End of Time本…1冊
  • スパイラル~推理の絆~本…1冊
  • VOCALOID(KAITO×MEIKO)本…1冊
  • 創作系同人誌…5冊

等々まずまずの成果でした。今回のコミケに関してはインターネットの有用性を改めて思い知らされました。

何せマクロスF本とVOCALOID本に関してはコミケカタログではなくインターネット上の情報で頒布予定を知っていたからこそ手に入れることが可能だった為、そうでなければここまでの成果は上げれなかっただろうなという思いです。

夏コミは申し込み締め切りからイベント開催まで半年以上あるため配置スペースと実際の頒布本とのギャップが生じやすいので今回インターネットでの事前確認でおおいに助かりました。

コスプレ編

今回のコミケからコスプレ広場が

○西地区屋上展示場→1Fレストラン街外庭園+会議棟2Fテラス

となり、どうなるかと期待を持っていたのですが実際には問題が噴出する結果となりました。コミケ当日のレポにも書いたことですが

  • 芝生等への立ち入りが出来ないため見た目の面積と実際に使える面積とで大きなギャップがある。
  • 導線が限られているため混雑が発生しやすい(2日目以降専用出口を作ったので幾分かは解消されたようです)。
  • 会議棟2Fテラスが導線等の関係で殆ど使えなかった。

2日目と3日目に旧コスプレ広場である屋上展示場をコスプレ広場として開放するという処置が取られるなど新コスプレ広場の運用、初回から波乱の状態となってしまいました。

実際初日の新コスプレ広場の混雑ぶりを目の当たりにして、これでは実際に参加されたコスプレイヤーさんがあまりにも可哀想だと思いました。

ただ旧屋上展示場をコスプレ広場に戻すのも難しい(毎回企業ブース参加者の待機列を構築するために広場が潰れるため)状況でコスプレ広場の運用をどうするか今後の課題になると思います。

因みにこれは周辺でのコスプレイベントと合わせての話になりますが今回のコミケでのコスプレの流行ですが

  • 涼宮ハルヒの憂鬱
  • コードギアス~反逆のルルーシュ~R2
  • マクロスF
  • VOCALOIDシリーズ
  • 機動戦士ガンダム00
  • ジャンプ系コミックス(D.Gray-man等々)

が多かったと記憶しています。個人的にはマクロスFのレイヤーさんが多かったのは本当に嬉しかったです。

その他編

■手荷物確認

コミケ開催直前のエスカレーター事故と準備会から発表された「手荷物確認」のお知らせ。

とくに手荷物確認のお知らせは大きな混乱を生むことになりました。一日平均15万人をゆうに超える参加者のいるコミックマーケットで手荷物確認が可能なのか、物理的に不可能という声が大半でした。

直前ということで準備会からの情報もなく、ネット上を中心に手荷物確認の方法に関して様々な憶測が流れました。

自分も手荷物確認が行われることでイベントが破綻するのではという不安から一時期本気でこの夏のコミケは不参加にしようかと悩んだぐらいでした。

しかし、実際には

  • 早朝組・徹夜組中心に警備員による手荷物確認の実施
  • 開場後は警備員と警察が妖しいと思われる人を対象に手荷物確認を実施

という形になりました。膨大な参加者と投入できる人員を考えると一番妥当な手段だと思いますが、今回の件は自分たち参加者の意識に一石を投じたことは間違いないと思います。

■嗚呼、栄光のS.M.S

今回、コミックマーケット準備会スタッフとくに館内スタッフの衣装があるものに統一されておりました。

現在TBS系列で絶賛放送中のアニメ「マクロスF」。作中に登場する主人公たちが所属する民間軍事請負企業

「S.M.S」

のジャケットを着ているスタッフさんが多く見られたのです。軽く話を聞いたのですがどうやらスタッフの有志でお金を出してS.M.Sのジャケットを作ったそうで、マクロスFのファンとしてS.M.Sのお陰でコミケが無事運営されたという事実は何とも嬉しい限りでした。

■ご飯はしっかり食べましょう

今回、1日目と2日目に忙しいことを理由に昼食を抜く(飲み物をがぶ飲みしすぎて食欲がなかったというのもあります)という無茶をやらかした結果、身体がかなりしんどいことになってしまいました。

流石に三日目はコンビニでパンやらなにやら買い込んで食べたのですが、無茶をするものじゃないと痛感しました。

まとめ

今回のコミケ、直前にさまざまな出来事があり実際どうなるか多くの方が不安に思ったと思います。自分自身もおおいに不安を覚えた人間の一人ですが、結果として今回も何事もなく無事コミケが終わりました。

これはひとえに

  • コミックマーケット準備会
  • すべての参加者(サークル、一般込み)
  • 警備会社の皆様
  • 警察(湾岸署のお巡りさん達)
  • 消防署
  • etc

コミケに携わった多くの人たちの努力と信念の生んだ結果だと思います。

「誰か」のおかげではなく「参加したすべての人」のおかげでコミケが無事終了できたのは大変すばらしいことだと思います。

参加者一人一人の思いが

「コミケという名の表現の自由の場を勝ち取った」

といっても過言でないと思います。

次回も無事コミケが開催されるよう一人一人の思いが大切だと思った次第です。

コメント
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