さわだ和代

写真付きで活動報告・日々のできごとやおもいを綴ります。

村木厚子さんの講演

2015-08-09 01:26:28 | 日々の活動
今日、岸和田市男女共同参画フォーラムがマドカホールて開催されました。

講師は厚生労働省な村木厚子事務次官でした。
村木さんは夫と二人の娘さんを育てながら、キャリアの仕事をバリバリやって、子どもは、近所の保育ママを自分で探して、交渉して、周囲の方の援助で、子育てしてきたことをはなされました。

女性が責任のあるポストで働き続けることは並大抵ではないと感じました。

2030年までは生産年齢人口がもう既にきまっているからということだけれど、若者の雇用問題、子育てしやすい職場づくりなど、手厚い施策をうたなければ予想以上に少子化が進むと思います。

最後に仕事で悩める後輩へのアドバイスとして、Aの仕事3年.Bの仕事15年、Cの仕事が2年Dの仕事が1年と異なる仕事をした場合の経験は年数のたし算ではなくて、かけ算として、自分の経験値となる。
ステップアップのチャンスがある時は、断らずにその仕事を受ければ、一段高い所から景色が見える。

自分にはそんなこと出来ないとあきらめず、チャンスをつかんで、前向きにチャレンジしてほしい。と説得力のあるお話でした。

これからは、女性も男性も一緒に子育てする時代です。また、そうでなくては少子化に歯止めがかけられません。

広島平和式典

2015-08-06 08:27:16 | 日々の活動
8月6日広島に原爆投下の日。
今年は特に広島市長の平和宣言に注目した。

圧力がかかっているのか、安保法制という言葉は出てきませんでしたが、日本の若者の平和への署名活動、集会やデモの運動に触れ、武力に頼らない平和憲法を軸にした日本を目指すことを明言しました。

コメンテーターは安保法制という言葉が出ないことはもの足りないというコメント。

安保法制の言葉は無くても、いま、日本で巻き起こる戦争法案廃案の国民の闘いを励ますものと受け止めました。

それに比べて安倍首相のスピーチは核兵器廃絶目指すとはいいつつ、全体的に口先だけの上滑りの心に全く響かないものだった。
安倍首相が席に戻る時には、市民から「戦争法案廃案」の野次がとんだ。

解説者と司会者は、「やはり野次がとんだ」的な野次に対して肯定的なコメント。

右翼にジャックされている自民党と日本国政府に国民の不安と怒りは噴き出している。

はだしのゲン原画展

2015-08-05 14:21:18 | 日々の活動
今日からはだしのゲン原画展はしまりました。
岸和田市第28回非核平和資料展
8/5~9日まで。自泉会館で。

今日のオープニングは
岸城中学の心洗われる歌声から始まり、

サルビアさんによる朗読劇も沖縄戦の中で、いかに沖縄の島民が犠牲になり、戦火に巻き込まれていったのかがよくわかりました。

そして、横山篤夫さんの戦時期の岸和田の話はとても興味深く、あと一週間終戦が遅れていたら、岸和田市も攻撃の的となり、空襲に襲われだんじりも焼かれ、祭もできなくなっていたという事実をアメリカの極秘文書から明らかになったとお話しされました。
平和があってこその祭です。

展示室のはだしのゲンの原画と資料や子供たちの壁新聞を拝見しました。
原画は温かみがありました。
原爆投下後の惨状はモノクロのマンガ本より、迫力がありましたが、目を背けるような感じではなく、中西さんの平和への願いと戦争への憎しみが伝わるいいものでした。

みなさん、こんな機会は滅多にないので、ぜひ、足を運んで、平和である事のありがたさを噛み締めてください。