この時期、ネタ不足でちょっとご無沙汰しておりました
親ばかの自治区は、いわゆる旧村
昔からのままでして、色々な行事しきたり等が継承されています
そのひとつに○○○講なるものがあります・・・
決してねずみ講ではないのでご安心を
自治区には親ばかもよく知らないのですが、地蔵講・八幡講・伊勢講など5つ程度存続しているようです
地蔵講の行事では、地蔵盆にお供えしたお菓子など子どもの時によく頂きに行きました
八幡講の行事では、神社で子ども相撲をし、景品を頂きました
結局、貰いもの狙いかいって突っ込まないで下さいね
子どもは、タダで頂けるお菓子が大好きですから
そして親ばかは、今回初めて伊勢講の行事なるものに参加
と言っても、時代の流れから脱会等もあり、今では三軒になってしまいました
ハンカチ王子 ゆうちゃんも女性同伴で参拝するお伊勢参り
ここで
『お伊勢参り』を普及させた伊勢講とは?
御師(おんし)によって伊勢信仰が広まったといっても、いざ参拝となると伊勢近郊の者ならともかく、遠隔地よりの参拝となれば膨大な金額がかかってしまいます。
そのような大金を、いち庶民には支払うことはできません。
そこで、これを解決するために考えだされたシステムが『伊勢講』なのです。
伊勢講とは・・・
町や村などある一定の組織の中で、各自が少しずつをお金出し合います。
そして、くじびきや話し合いなどによって代表者を選出します。
その代表者が「代参」という形で伊勢参拝をするシステム、つまり「村、町の人たちの代わりにお伊勢参拝する」これが『伊勢講』なのです。
電車や車のない時代は、大変だったでしょう
出発にあたっては盛大な見送りの儀式が行われ、また地元においても道中の安全が祈願される。参拝者は道中観光しつつ、伊勢では代参者として皆の事を祈り、土産として御祓いや新品種の農作物の種、松阪や京都の織物などの伊勢近隣や道中の名産品や最新の物産(軽くてかさばらず、壊れないものがよく買われた)を購入する。無事に帰ると、帰還の祝いが行われる。江戸時代の人々が貧しくとも一生に一度は旅行できたのは、この「講」の仕組みによるところが大きいだろう
昔、教科書でも習ったような・・・
大変そうだけど楽しい行事じゃないですか
昔は飲み屋さんも少なかった頃
酒飲みには何かと理由が出来て、ワイワイ楽しく飲めて良かったのでは・・・
今では、簡素化しご覧のような感じです
さあ、週末は田原本町民マラソン大会
じわじわとインフルエンザも流行の兆しが出てきているので皆さん、お気をつけて