｢クリスマスに雪は降るの？｣オススメ度 ★★★★☆
キュンキュン度 ★☆☆☆☆
脚本 ★★★★★
キャスティング ★★★★★
これ、いつもクリスマス前に全部貸し出し中になりますよね。気にはなっていたんですが、特にコ･スペンでもないので今までスルーしていました。でも、子役時代がキム･スヒョンと知り、今回、手に取りました。…そうしたら……引き込まれたー！キム･スヒョンは本当独特のオーラがありますね。
主演のチャ･ガンジンを演じるのはコ･ス。その青年期を演じるのがキム･スヒョン。ヒロインのハン･ジワンを演じるのはハン･イェスル。その青年期を演じるのはナム･ジヒョンちゃん。
青年期と成人してからのキャスティングがどちらも全然似ていなくて(特にハン･ジワン)最初は違和感があるのですが、話に引き込まれ、だんだんそんなことは気にならなくなっていきます。しかし、ナム･ジヒョンちゃん、｢ペク･ドンス｣でも｢ジャイアント｣でも思ったけれど、なかなか彼女に似ている女優さんというのはいませんねー、いつも┐(´д｀)┌ いい子役ちゃんなんだろうけれど、いつもそれがネックw
ストーリーとしては、｢なさそうで、ない話｣(笑)そんな設定きいたことないわ！！という感じなんですが、俳優･女優･子役陣の演技のうまさに、ストーリーに対してのなんの疑問も感じることなく、引き込まれていきます。
とにかくキャスティングが秀逸。ガンジンの母チュニ役のチョ･ミンスさん、｢嘆きのピエタ｣でも思ったけれど、本当に演技がうまい。ウジョン役のソヌ･ソンさんも、すごくいい味が出ている。テジュン役のソン･ジョンホさんも、｢王女の男｣よりもずっといい役どころ！
そして、ハン･ジワンの兄ハン･ジヨンにやられた。観るときの楽しみに、誰が演じているかあえてここでは書きませんが、｢こりゃー、完璧なお兄さんだわ…｣という感じです。
ちなみに、ジワンとジヨンの母ヨンスク役のキム･ドヨンさん。どこかで見たことがあるなーと思っていたら、｢追跡者｣で主人公の妻役だった方でした。…なんか少しかぶるような…。
しかし、コ･スは基本変わらないですねー。ハン･イェスルを後ろからハグするシーンの時に、コ･スとハン･イェスルの顔が並んだのですが、コ･スの方が何か可愛い顔していて、ハン･イェスルがかすんでしまったw
ちなみに、クリスマス前によく貸出中になりますが、ストーリー自体は全くクリスマスには関係ありませんw 疑問が残るところですが、どうやら、クリスマスに降る雪が過去を消し去ってくれるといいな、みたいな、そんな感じのニュアンスのよう…。
全体的にはあり得ない話だらけですが、キャスティングの魅力とともになかなか引き込まれますし、エンディングも、韓流作品にしては納得のいく悪くない終わり方でした。
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