｢彼女がラブハンター｣

｢彼女がラブハンター｣(2007年)
オススメ度　　　★★★★☆
キュンキュン度　★★★★☆
脚本　　　　　　★★★★★
キャスティング　★★★★★

私は、大好きでした、この作品。
ところどころ、オム･ジョンファの演技にポロポロ涙しながら見ました。なんでかな？私がアラフォーだから響くのかしら？若い子がみても響くかな？

｢ファンタスティック･カップル｣でのオ･ジホのお相手はハン･イェスルしか考えられないように、｢彼女がラブハンター｣でのお相手は、オム･ジョンファしか考えられない！オム･ジョンファは整形美人らしいけれど、でも、本当に表情に、太陽のような強力なパワーがあって、年齢を感じさせず、とても可愛い。オム･ジョンファは1969年8月生まれ、ドラマ放映は2007年7月末からだから、撮影時は37歳くらい？オ･ジホは31歳くらいかな？

ちょっと話はそれますが、マンス役のオ･ジホ、スジョンの父役のキム･ガプスさんに似ているなーと思いました。実際の顔立ちも、役柄の上での性格も。娘は父親に似た人を選ぶ典型かしら？
オ･ジホ、かっこいいなー。これまでノーマークだったけど、｢ファンタスティック･カップル｣あたりから気になる存在です。本作みたいな、二枚目半な役、うまいですね。

あと、デスン役のパク･ダアンさん、フィギュアスケートの安藤美姫さんを小顔にした感じだなーと思いました(笑)
ピルスク役のユ･ヘジョンさん、どこかで観たことがある！と思っていたら、｢ランラン18歳｣でイ･ドンゴン演じるヒョクチュンのお姉さんを演じた方でした。
ウタク役を演じたカン･ソンジンさん、｢ある素敵な日｣でのお兄さんを演じているのを観たことがあります。ウタク役は見た目上、そんなに適任ではないのではー？と当初思っていたのですが、いやいや、これが好演。ナイスキャスティングでした。


ベタベタのラブコメではあるものの、でもすごくいい。ドラマが発するメッセージがちゃんとあるのがいいですね。エンディングもとても良かったです。



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｢犬どろぼう完全計画｣

｢犬どろぼう完全計画｣
オススメ度　　　　★★★★☆
キュンキュン度　　★☆☆☆☆
脚本　　　　　　　★★★☆☆
キャスティング　　★★★★★

偶然にも、前回のレビューは｢想像ネコ｣で猫にまつわるドラマ。今回は｢犬どろぼう完全計画｣という犬にまつわる映画です。今回の犬、ウォーリーもなかなか可愛いのですが、私としては、前回の猫のポッキルに軍配かな？でも、それは猫好きと犬好きの感じかたの違いかもしれません。

この映画、最初はそんなに期待して観始めたわけではなかったのです。でも、観始めたらどんどん引き込まれました。…子役ちゃんたちの演技に！

ヒロインのジス役を演じるイ･レちゃん、存在感があり、大物になる予感がします。ついこの前観た｢六龍が翔ぶ｣にも出ていたなー。
ヒロインの友達役も、ヒロインの弟役も、みんなイイ！韓国の子役は本当にレベルが高いと思います。

子役以外にも、映像の色が綺麗だったり、味のある俳優さんが出ていたりと、いろいろ楽しめる映画です。チェ･ミンスさん、この役、適任！ちょっと見た目、｢ペク･ドンス｣とかぶりますが(笑)

大人も子どもの目線でワクワクドキドキ、心あたたまる映画です。原作は、バーバラ･オコナー作の同名の小説だそう。子役やベテラン俳優勢はいいけれど、それ以外の役どころももっと掘り下げて観たかった気もします。限られた時間内にうまくおさめるには、このくらいがいいのかな？

でも、DVD を手に取った時の期待よりも面白い映画でした。色味もきれいですよ。



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｢想像ネコ～僕とポッキルと彼女の話～｣

｢想像ネコ～僕とポッキルと彼女の話～｣
オススメ度　　　　★★★★★
キュンキュン度　　★★★☆☆
脚本　　　　　　　★★★★☆
キャスティング　　★★★★★

我らが(？)ユ･スンホ、除隊後初めての作品です。30分×8話というか、15分×16話というか、短い構成になっていますが、観ていて楽しめるし、いろいろなメッセージも込められている作品です。

いつも韓流は、私の就寝前のリラックスタイムに一人で観てばかりなのですが、今回は家族で韓流を観ました。我が家は猫は飼っていませんが、長女が大の猫好きなのです。行き過ぎた恋愛表現もなく、中学生や小学生の娘とでも安心して楽しめる内容でした。ちなみに、我が家は途中から主人も観るようになり、最後は家族四人で観賞しました(笑)

この作品にはいくつかのメッセージがちゃんとありますが、それをさておき、とにかく、何といっても、猫の表情とスンホ演じるヒョンジュンの表情を堪能する作品です。
ポッキル役の猫ちゃんの、キュートなこと！ブサカワイイというかなんというか(失礼！)、魅力溢れる猫ちゃんでした。ちゃんと演技してる！と思える箇所もいくつもあり、賢い猫ちゃんなのではないかしら。頭の丸さも、体のフワフワ感も、たまに三角になる眼も、本当にこの上なくカワイイ！！！
ポッキルの出演シーンには、猫の台詞がかぶせてあるのですが、これは、女優のハン･イェリさんがアフレコを担当。これがまた、台詞といい、タイミングといい、なかなかよくて、ポッキルの可愛さをさらに引き立てています。


私自身は、猫よりも当初はスンホ目当て(笑)今回もスンホ、素敵でした♪娘たちもスンホの魅力がわかってくれたみたいでウレシイ。スンホ自身、猫を２匹飼っていて、猫好きみたい。猫のよさがこのドラマを通して皆にわかってもらえたら、という想いで出演をOK したそう。

スンホ演じるヒョンジュンは、駆け出しの漫画家という設定。この前観た｢Mimi｣でもチャンミン演じるミヌはweb漫画家だったし、流行っているのかしら？？このドラマ自体、原作はweb 漫画だそう。

ヒロインのオ･ナウを演じるチョ･ヘジョンさん。チョ･ジョヒョンさんの娘さんとかで、二世タレントらしいです。ちょっとポッチャリ感があり、また、オ･ナウという役柄の性格から、最初あまり可愛く思えなかったのですが、話も終盤になってきてからは、なかなか適役なキャスティングかも、と思えるようになりました。

キャスティングといえば、このコンビも再共演。パク･チョルミンさんとユ･スンホ。書店の上司とバイトの役です。ツーショットを観ていると｢ペク･ドンス｣が頭にちらつきましたw　私は｢ペク･ドンス｣しか観たことがないのですが、他にも色々共演していて、｢想像ネコ｣は４回目の共演とか？最新作の｢朝鮮魔術師｣では５回目の共演をはたしているそうです。


私は当初、｢想像ネコ｣は、au のビデオパスで鑑賞していました。まだDVD 発売前、レンタル開始前なので、お得でしたよ。でも、ビデオパスだと、DVD の特典映像の｢ポッキルの撮影日記｣がついていないんですよねー。
ポッキルの可愛さにノックアウトされた私は、11/3にTSUTAYAへgo ！
うちの近くのTSUTAYAさんだけかもしれませんが、11/3ってなぜかビデオの日だとかで、、、新作もぜーんぶ100円で借りられたのです。｢想像ネコ｣もまだまだ新作でしたけれど、これなら全巻借りても432円でした。

｢ポッキルの撮影日記｣、つまりはメイキングですけれど、これもまた、面白かったです。やはり、なかなか猫ちゃんとの撮影には手間がかかっていたのだなーと知りました。でも、やはりそのへんの猫よりも、ポッキルは演技とはなにかをわかっている猫ちゃんのように思えます。猫ちゃんがようやくいい動きをしている時に、人間の俳優がNG 出すわけにはいきませんもんね。ポッキルのお相手役として、既に演技はベテランの域のスンホは適任はだったんじゃないかと思います。

とにかく、猫好きさんやスンホペンはどなたも必見ですよ！猫に向けるスンホの優しい笑顔にメロメロになるはずですw

[DVD] 想像ネコ〜僕とポッキルと彼女の話〜 DVD-BOX 価格：9863円（税込、送料別) (2017/1/19時点)

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｢大丈夫、愛だ｣

｢大丈夫、愛だ｣(2014年)
オススメ度　　　　★★★★☆
キュンキュン度　　★★★☆☆
脚本　　　　　　　★★★★★
キャスティング　　★★★★★

｢コン･ヒョジンさんのドラマにはハズレが無い！｣と常々思っている私。でも、今回は、観始めた時は、｢あれ？ハズレ？｣と思いました。何より、最初は男性陣がなんとなくキモく感じるだけでときめけなかったので(失礼！)。

でも、話がすすむうちに、チョ･インソン演じるチャン･ジョエルの良さがみえてくるようになり、鑑賞もすすむように。このドラマ、なかなか深くて面白いかも？と私が思い始めたのはDVD３～４巻くらいからでした。女医のチ･ヘスよりも、ずっと物事を冷静に深くみられる執筆家のジョエル。その魅力が出ています。無精髭姿もなかなか。

このブログはネタバレ無しですが、大まかに書くと、登場人物がなんらかの精神疾患を抱えていて、そういう意味では普通の恋愛ドラマではありません。感想は割れるかもしれませんね。

私は、有り、でした。なかなか深いドラマだと思いましたよ。ジョエルが発する台詞にいちいち納得し、感嘆しながら観ていました。名言多し。
嫉妬や復讐なんていうテーマとはほど遠い、自立した大人の恋愛を描いたドラマでした。ま、精神疾患がらみということもあり、これまでにない恋愛ドラマです。

それはそうと、ジョエルの部屋の斜めの本棚、いいなー！Fittingというメーカーの｢pyramid｣という本棚が検索にひっかかりましたが、それかしら？イタリア製かな？本を斜めに置くのは意外と出し入れしやすそうだし、魅力的ー。

ひと味違う恋愛ドラマを観たい方は是非。なかなか深いですよ。



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