つれづれ韓流日記

韓流ドラマ鑑賞が大好き。感想などを不定期に綴っていきます。

「弁護人」

2018-03-12 07:50:00 | 韓流映画

「弁護人」(2013年)
オススメ度    ★★★★★
キュンキュン度  ☆☆☆☆☆
脚本       ★★★★★
キャスティング  ★★★★★

そこかしこに、演技派が配置されている映画。主演のソン·ウソクを演じるソン·ガンホをはじめ、故キム·ヨンエ、故チョ·ミンギ、これまた今渦中の人のオ·ダルス、クァク·ドウォン、イ·ソンミン、リュ·スヨン、そして若手だと、イム·シワン。

イ·ソンミン演じる釜山新報記者イ·ユンテクの、

「このご時世、疑うべきはテレビと新聞だ。」

戦前だけでなく、今現在の日本にも言えることだなあ、と、この台詞が深く印象に残りました。

主役のソン·ウソク、かっこいい男だなあ、と思うこと多々。観賞後に「弁護人」の作品情報を観てみたら、第16代韓国大統領の盧武鉉(ノ·ムヒョン)がモデルだそう。びっくり!高卒で大統領までになったのね。
なぜか歴代の韓国大統領の晩年というのは、皆、残念なものばかりなのですが、盧武鉉大統領は崖から投身自殺しています。この作品では、大統領になったところは描かれておらず、大統領になるよりもっと前の段階の彼が描かれています。ちなみに、現大統領の文在寅は、過去に盧武鉉と一緒に法律事務所を設立していたのですね。不勉強なので知りませんでした。

盧武鉉大統領は歴代の大統領の中でも国民の好感度が非常に高い大統領だったらしく、この映画も韓国での公開で1100万人を動員したそうです。そして、数々の映画賞にも輝いています。
ハラハラドキドキ、どの俳優も細かい表情にまで気を配った渾身の演技ばかりで、それも納得です。オススメ。


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ベテラン俳優 チョ·ミンギさん(追記あり)

2018-03-10 13:47:53 | 俳優・女優データ

二重の驚き。
知らなかったです…。最近、そんな疑惑の渦中にいたとは。

よくお見かけしていた俳優さん、何だか実感がわきません。イ・ジュンギは何かと共演していましたよね。ざっと思い出すだけでも、「麗〈レイ〉~花萌ゆる8人の皇子たち」をはじめとして、「TWO WEEKS」「一枝梅(イルジメ)」等々。私も、「麗」を(昨年末に)観終わって、そろそろレビューを書かなきゃ書かなきゃと思っていたところでした。

前々から韓国は俳優、女優の自殺が多いのも気になりますね。

セクハラ疑惑(強姦したわけでもなく、セクハラ発言をしたようです。)ということです。まあ、それが本当なら許しがたいことではありますが、叩きすぎなんじゃないの?という気もします。それは昨今の日本も同じ。ネット社会になり、匿名で相手を叩けるようになったからなのでしょうが、当事者以外がああだこうだいう必要はない気がします。我々の税金を享受して、かつ、国の運命を左右するような政治家の汚職とかなら批判すべきと思いますが。
(翌日追記:チョン·イルがチョ·ミンギの追悼記事をSNS に載せたら、批判され記事を削除したらしい。「黄金の虹」で共演していたものね。故人には色々な(良い)側面もあったろうし、チョ·ンイルが追悼するのは自然なこと。それをどうこういうのも違うと思うな。日本もそういうことやりそうだけど。)


とりあえず、遺されたご家族のこれからも祈りつつ、チョ·ミンギさんの私が観た出演作等をまとめておこうと思います。

「一枝梅(イルジメ)」イ·ウォノ役(イルジメの父)
「蒼のピアニスト」ユ·マンセ役(プソングループ会長)
「TWO WEEKS」 ムン·イルソク役
「黄金の虹」   ソ·ジンギ役(ドヨンの父)
「麗〈レイ〉~花萌ゆる8人の皇子たち」 ワン·ゴン役(太祖、高麗初代王)

眼力のある役者さんでしたね。1966年11月5日生まれ。写真家としても個展を開くほど活躍していたそうです。1995年生まれの娘さんと1996年生まれの息子さんがいて、娘さんとは番組でも共演したことがあり、仲睦まじかったよう。
撮影予定だった作品も降板したそうですし、もう演技を観られないのは寂しいことです。まだ観ていない映画「弁護人」を、そのうち観てみようかなと思います。

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