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つれづれ韓流日記

韓流ドラマ鑑賞が大好き。感想などを不定期に綴っていきます。

「おばあちゃんの家」

2014-09-17 15:26:00 | 韓流映画
いやー、今年に入ってから、どうも、ユ・スンホくんが気になって気になって。「アラン使道伝」の頃から何だか気になる存在だったのですが、「会いたい」のハリーでオチてしまったみたいです、私。 ユ・スンホは子役からキャリアを磨いてきた演技派。私、ジュンギしかり、スンホしかり、俳優の道を究めている人に弱いのかしら…。
今、ビデオパスでスンホ主演の「プロポーズ大作戦~Mission to Love~」をちょこちょこと堪能しているのですが、先にこちらを観終わったので、映画からご紹介します。

「おばあちゃんの家」(2002年)
オススメ度 ★★★★☆
キュンキュン度 ★☆☆☆☆
脚本 ★★★★☆
キャスティング ★★★★☆

スンホ8歳前後の作品ですよ。ほぼ主演です。スンホ演じるサンウは、都会で育ったいわゆるどうしようもないクソガキw その子が、ド田舎の祖母宅で、何日間か過ごすというストーリーです。
観始めて数分の段階で、これは結構名作系のニオイがするなーと思いました。あまりのクソガキぶりに、ネットでは賛否両論ですが。でも、スンホがクソガキなんじゃないのよ!思わずそう思わせちゃうくらい、根っからの俳優なの。

ちょっと今日は、思うところがあり、いつも以上に長文で脱線、かつ、毒舌になりますが、不快に思われた方がいたらごめんなさい。

この作品は、どうしようもない腐った孫に対しても、惜しみない優しさと愛情を降り注ぐおばあちゃん。祖母との生活や田舎の生活から、少しずつ自分を見つめ直していく、というストーリーなのですが…。

私はさ、自分の子どもにはとても厳しい方だと思う。DSとかを電車やファミレスとかでやる子どもを嘆かわしく感じるし、うちの子どもはそういう風には育てていません。本人たちもそれに関してはなんの不便も感じていず、逆に電車でマナーの悪い子どもを見て、私と同じように感じるみたい。ファミレスとかに家族団らんにきているはずなのに子どもがずっとDSしている光景。よく見かけますが、あれはやはり異様じゃないでしょうか。

ここで言いたいのは、私はゲーム=悪と思っているわけではないです。うちの子どももDS は持っているしね。 大切なのは、ゲームをする場所、時など便利になったからこそTPO を考えるということだと思う。

最近の親、ひいては、祖父母が、公共の電車やエレベーター等で、子どもを泣き止ませるためにお菓子をあげたりする光景もよく見ますが、あれもおかしいと思う。いくら小さくても、ものを食べていい場所などはわかるはず。というか、小さいときに甘やかさず教えることこそ大事だと思うのね。泣いたりするのは小さいから仕方のないこと。でもそれをお菓子などをあげて泣き止ませるのは間違っている。だって、大人になって、通勤電車でバリバリとお菓子開けて食べている人がいたら、頭おかしいと思うでしょ?それは大人も子どもも同じ。年齢によっての線引きはない。

なにがいいたいかと言うと、世の中、子どものしたいことを何でも肯定してあげて、ゲームでもお菓子でも与えてしまう親、祖父母が多すぎる。結果、マナーのわからないクソガキwが増えていく。でも、朝、満員の通勤電車を見渡すと、みんなギューギューに通勤しているのに、その中でスマホでゲームに興じたりするおばさん、おじさんの多いこと多いこと!思わず顔をまじまじと見てしまいます。そんな大人が子どもを育てる時代なんだから、無理だよね。

だから、大人でもこの作品のスンホ演じるサンウを見て、何とも感じない人がいるかもしれません。この作品の監督イ・ジョンヒャンさんは、自身が祖母に優しくできなかったことなどをサンウに自分の姿を投影して撮ったようです。そして、祖母の無償の愛にようやく気づく過程を取りたかったのかな?でも、私には、 子どもが、大人がという括りで単に孫と祖母という姿だけを表した映画ではないような気がするのです。サンウが現代に生きる人々、おばあさんが戦後を生き抜いてきた人々、みたいにも感じました。いや、監督がどういうつもりで撮ったかはこの際置いておいて、いろいろな感じ方をできる作品になっているところに、名作のニオイを感じるというわけです。

マナーのなっていない子どもにガミガミと否定的に感じてしまうのが私。一方で、子どもだからと甘やかして菓子を公共の場であげてしまうなど、自分が楽するために子どものことを肯定して何でも与えてしまう親や祖父母。ちなみに、サンウの母親はこれ。「おばあちゃんの家」に出てくるおばあさんは、この、どちらでもないのです。否定的でもなければ、肯定的でもない。ここ、ポイントな気がするんですよねぇ。でも、応援するときは全力で応援するおばあちゃん。
ゲームをしているサンウを見て、怒ったり悲しそうにしたりは特にしていないおばあちゃん。でも、食となると話は別。サンウの栄養のことを心から心配し、そのためには自分をも犠牲にできるおばあちゃん。ここらへんに、人生で大事なものはなにか、というメッセージが読み取れる気もするんですよねぇ。逆に、サンウがゲームのことならどんどん積極的に行動できて、食事は缶詰でも平気、というところがそれを象徴している気がします。

もちろん、私みたいに穿った見方ではなく、私たちも受けているであろう、祖父母や親からの無償の愛について、純粋に考えさせられる映画でもあります。偶然にも、敬老の日にこの映画を観た私。私も昨年亡くなった母から、今思えば本当に無償の、精いっぱい沢山の愛を注いでもらっていたなー。親が健在の頃には気づけていなかった愚かな私。

なお、この映画は、ユ・スンホ以外の出演者は全員、一般人。韓国中部の忠正北道にある永同(ヨンドン)という村の村民です。もちろん、主演のおばあちゃん役、キム・ウルブンさんも勿論、村民。監督が本人や息子さんを口説きおとして、ようやく出演に至ったとのこと。キム・ウルブンさん自身も字が読めないので台本を読むのではなく、その日その日に出演シーンについて口で説明したとか。出演者のうち、プロは一応スンホくんのみ。スンホも、デビューして二作目という駆け出しの頃。メイキング映像では、監督の要求に涙したり、無邪気に笑ったり、ありのままの当時のスンホをみることができます。しかし、スンホ、顔変わらないよね。彼は整形とかとは無縁ですねw 幼い頃の可愛いスンホが満載でキュンキュンしますよ。

スンホペンになってから、いろんな情報をネットで見ていたのですが、一昨年、日本で行われたスンホのファンミに行った方の感想と、「おばあちゃんの家」のメイキング映像で監督が話していたスンホに対する感想が全く同じでした!それは、「生で会うと普通の可愛い男の子なのに、カメラを通して見ると、何ともいえないオーラをスンホは醸し出す」というもの。へー。

ユ・スンホくん はただ今入隊して、韓国男子のお務めを果たし中。除隊するのは12月4日という噂。またステップアップしたスンホを観るのが今から楽しみです。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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ユスンホ (p-tan )
2014-09-17 18:07:37
いいですよねぇ(*´ω`*)
12月除隊かぁ…待ち遠しいですなぁ。

場所を問わずゲームする子どもさん。今や当たり前過ぎる光景ですよね。私、去年姪とディズニーランド行ったんです。なんとディズニーランドでDSに興じる子供達。笑っちゃいましたよ。家にいればいんでない?って、北海道弁丸出しで叫びそうになりました。なんというか…親も子供も自分だけの世界を大切にし過ぎ?スマホのぞいてる親、ゲームばかりに夢中の子供。そこら中にあふれている光景。
ものすごく異様ですよね。
同感です。うちの姪達はどんなに欲しがっても中学生になるまでDS買ってもらえませんでした。
仲間はずれにされるのでは?と、私の方がヒヤヒヤでしたが二人とも読書好きで友達もたくさんいます。ゲームを与えると親は楽ですよね。勝手に遊んでてくれるんだから。でもそれは裏を返せば子供と向き合うのが面倒なんでしょうね。家族で行動していてもスマホやゲームしているのを見ていると、将来どんな大人になるんだろう…と心配になります。

ま、あんたに関係ないでしょ。と言われれば確かにそうなんですけどね(-.-)
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Re:ユスンホ (leejoongilove)
2014-09-17 21:46:52
コメントありがとうございます♪
ジュンギ熱はもちろん冷めていませんが、最近、スンホづくしの私です。子役の頃のスンホを見てみたいのですが、子役時代って、最初の数回で終わってしまったりするので、その後スンホが出なくなってから見続けられるか自信がなくてw
その点、「おばあちゃんの家」はずーっとスンホが出ているので満喫できましたー。

〉ま、あんたに関係ないでしょ。と言われれば

最近の子って、「別にいいじゃん。」っていうスタンスの子が多いですよね。なんか、そういうスタンスがどんどん最近の日本人のモラルを低下させている気もしますね!

また遊びにいらしてくださーい(^^)/
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