常なる忠誠

LEATHERNECK FAN別館または史跡巡りな話

モーゼパーク

2011-07-25 22:57:57 | ムー系?
 モーゼは、神によって導かれ、6週間の道程を40年もかけて進んだ。一説では、奴隷だったヘブライ人を導いた指導者ではなく、ヘブライ人傭兵部隊長であったという。
 そのモーゼだが、実は、日本を訪れたことがあり、そこで十戒を授かり、その後、日本で天皇家に連なる妻を迎え、石川県で没した。彼とその家族が埋葬されたとされる地に、三つの塚が築かれた、と竹内文書にある。
 現在、同地は、伝説に基づき、モーゼパークとして開発されている。UFO伝説で知られる羽咋市のコスモアイル羽咋から、7kmほど。



 モーゼパークとして観光の名所と思いきや、極めてわかりにくい場所にあり、入り口付近の開発で力尽きたとしか思えない。近くの末森城など、わかりやすい看板と案内板があるというのに。

 モーゼパーク内の案内板。これだと分かりやすそうだが、中の整備はほとんどされていない。途中で我に返って、神秘より、森林浴の方が良くないかと思い直したものの、軌道修正がままならないまま完成させてしまったような気がする。



 不思議な柱の立つ場所。ポケットガーデン。何を目指したのかは不明。ちなみに、この裏に普通のお墓があります。気がついたら、先祖のお墓がモーゼの墓の敷地内という(反対側、駐車場の横にも、もう一つある)。



 記帳所。何で、モーゼの墓なのかの説明と普通のノートが書いてある。見たところ、前回記帳した人は、6月末頃。



 モーゼの墓とされる三つの墳墓を望む場所に作られたミステリーヤードに置かれたモーゼに関する説明板。既にかすれて判読不能。大体、ここに行くまでの道すら、ろくに整備されていなかったりする。良く書かれるような軽い登山というほどでは無いけれど。



 モーゼの墓である。案内板にも、しっかり、2号墳と書かれている。とにかく、モーゼが眠っているそうだ。

 直径38.9m。高さ6.5m。三つの古墳の中では、一応、最大規模。

 2号墳墳頂。モーゼの墓とされているのが、これな訳だが、シーサーは関係ないよな。登れるようになっているのだが、どう見ても、整備したのでは無く、みんなが踏み込んで自然とできた道である。せめて、三つの塚周囲の木々くらいは何とかした方が良いと思う。正直、売りな筈の三つの墳墓が、木々に遮られて、よく見えないのだ。



 1号墳。直径27.5m。高さ5.2m。モーゼの妻大室姫の墓とされる。

 1号墳墳頂。



 3号墳。直径36.7m。高さ5.1m。モーゼの子供では無く、「孫」だそうな。

 3号墳墳頂。
 さて、ここ他に七つの古墳があるのだけれど。

 モーゼとの関係はなんでしょうね?
 なお、メル・ブルックス監督の「珍説世界史PART1」によれば、実は、モーゼが授かったのは、十戒では無く、十五戒だったそうだ。ところが、民にモーゼが示す前にうっかり落っことして一枚を割ってしまった。それでモーゼは、十戒を授かったことにしたのだという。
 なお、この記事の写真は、「三ツ子塚古墳群」と同じです。



より大きな地図で 河合三ツ子塚古墳群 を表示
 一応、看板はあるのだが、そこに行くまでが分かりにくいという場所。花の慶次金沢編のクライマックスと言うべき、末森城合戦の舞台となった末森城のすぐ側なのだが、そこから素直には行けない位置にある。本当に観光化目指して力尽きたか、作れば後はどうとでもなると思ってもどうにもならない好例のような場所。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=theleathernef-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B003KK0MKK&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
 正直、この作品、好きなのですが、なぜ、Blu-ray化したのかが不思議でならない。