乾坤

Win書道による書と雑感を書いています。書と雑感を併せて一つの作品となればと思います。

閑古錐

2004-09-30 08:49:58 | 
歯に衣を着せぬ私の言は、かなりの人の心を痛めているらしい。妻はそんは私を看ては、毒を吐くと言いう。反対に直接的な表現を避けるとかなり痛切な皮肉となる。どうやら表現方法に問題あるのではなく性格自体に問題があるのだろう。

少し鈍な錐になりたいと思う・・・が如何。
ある本に、「名人は鋭利な刃物を鈍く使う」とあった。まさにそうだと感じる。

弱い棘を持っている私は、数年前から「蘆錐」と号している。何時か閑古錐となれた時、別の号を考えることとしよう。

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3 コメント

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創作 (JIRO16)
2004-09-30 09:57:19
創作には、幾つかの動機、或いはスタイルがあるように思います。



人生を達観し、其処に映るものを、心根に従って表現されたもの。



或いは、感情、情念に突き動かれて、表現されたもの。



一方は、常に穏やかで、一方は、起伏が激しい。



どちらも芸術として、心を動かします。
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 (JIRO16)
2004-09-30 12:55:40
直接「毒を吐く」という「吐き出し方」もあるのでしょうが、「毒をオブラートに包んで吐く」という事はありませんか?



私は口論が苦手なので、相手が呑み込んでくれるように、包みます。
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すすき (JIRO16)
2004-09-30 13:32:18
すすきが綺麗な季節になったので、すすきに埋もれてきます。



明日は東京に居りません。
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