乾坤

Win書道による書と雑感を書いています。書と雑感を併せて一つの作品となればと思います。

風雨

2005-07-27 07:25:25 | 
昨日の台風は気まぐれのようであった。時折強く降り、時に止んだりもする。私の外出する時に限り強く降っていたような気がしてならない。

雨の中、秋葉原まで。雨ではあるがそれなりの人がいた。街の様相は変わりつつあるが、世界一の電気街であることは間違いないであろう。大阪の日本橋も名古屋の大須も電気街と呼ばれるがそのスケールにおいて秋葉原は桁違いのものがある。対抗できるのは?以前行った中国瀋陽かもしれない。この街は秋葉原をモデルにして作られているそうだ。将来的には秋葉原を越す可能性がある。

雨の中傘を差しながら歩いていると、自然には所詮適わない、と思う。否、自然と共存するべきと言うことだろう。月並みなことを考えざるを得ないということも、自然の力なのだ。

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2 コメント

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あいまいさ (moksa)
2005-07-28 00:26:50
音読みだと風雨、訓読みだと雨風。言語学者だとなんでこうなったか説明できるんでしょうね。でも、たとえ後に学者が説明を加えても、このルールは、なんだかこう読む方がしっくりくると感じたどなたかが語り始め、それが定着したんだと思うのです。

個人の集団が一緒に生活しているのだから、ルールなしではやっていけない。ルールって快適に生活するために作られたはず。でも、そういうルールはあいまいで、遊び部分に幅があったと思うんですよね。

なんだか、段々ルールにあいまいさがなくなってしまって、こうでなきゃいけないと作った人々をコントロールするようになってきてます。

白か黒かでなく、灰色部分を大切にしたいです。灰色って悪いイメージが強いですが、そうではないんじゃないかな。墨の色みたいに味があるように思います。

ふと、風雨と雨風から考えてしまいました。
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形骸化 (lazy_yoshi)
2005-07-28 06:36:20
ルールと言うものは、初期の目的を離れ、段々とルールだけが残っていくのかもしれませんね。その状態がルールに曖昧さがなくなったと感じられる時のように思います。



墨の色は複雑ですね。墨自身の色、濃度、含ませ方、紙の質、運筆の速度、・・・。それぞれの組合せで微妙に変化します。その複雑さが味を形成していくのかもしれません。
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