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茜空日記 goo版

映画と本をこよなく愛するラルゴです。
自然と美味しい食べ物に恵まれた福岡からあれこれ脈絡なく綴ります。

「牛図」長沢芦雪

2007-05-31 00:33:32 | アート
先日、東京の森美術館に行ったお友達からお土産にいただきました。激しく嬉しいので(犬だったらしっぽをぶんぶん振り回します)、まずはここに飾ってみることにします。
Kさん、どうもありがとうございました(^^♪



プライスコレクションで観て以来ですが、この画の特徴はやっぱり目ですよね~。どの角度から見ても画の中の牛と目があって、じーーーっと見られているような不思議な気分になり、いつまでも眺めてしまいます。300年前に描かれたものとはどうしても思えないくらい、今にも牛がのっそり画面から出てきそうな臨場感に溢れていますね。篆刻(右下のハンコ)が欠けてないから晩年の作品ではない、と思います。もっとも芦雪は46歳の若さで亡くなっているから、晩年と言ってもせいぜい40過ぎかそこらのことらしいんですけど・・・。

ああ、やっぱり無量寺に「龍図」と「虎図」を観に行きたくなった!
今年中に行けるといいんだけどなぁ・・・・・。


キャラメルボックス秋公演に恩田陸の書き下ろし脚本!

2007-03-29 11:30:49 | アート
先日、恩田さんのファンサイト「恩田陸online」で仕入れた情報。

なんと、この秋の公演で恩田さんの書き下ろし脚本『猫と針』というのを上演されるそうです。今のところ、東京と福岡でのみ公演が決まっているようです。

ラッキー!福岡に住んでて良かった\(^o^)/


でも、あれほど人気作家で連載たくさん抱えてて超多忙な恩田さんによく脚本書くヒマがあったなぁ~と素朴な疑問を覚えるファンの一人でした(笑)

キャラメルボックス2007チャレンジシアター
『猫と針』 
作  恩田陸  演出 横内謙介
出演 岡田達也・坂口理恵・前田綾・石原善暢 / 久保田浩
 
■東京公演 俳優座 8月22日(水)~9月9日(日) 
■福岡公演 西鉄ホール 9月13日(木))~9月16日(日)

詳細はこちらでご確認を
http://blog.so-net.ne.jp/caramelbox-kato/2007-03-02

プロフィールに「好きな作家は恩田陸」と書いておきながらまだ何も恩田作品について取り上げてないのが少々気になっている私です・・・・・(苦笑)
そろそろ「朝日のようにさわやかに」が出る頃のはずなんですよね。
同じ3月刊行の予定「ブラザーサン・シスタームーン」の方はいったいどうなったのでしょう??
まぁ同じ月に2冊単行本が出るとさすがにちょっと財布に響くのですが、どちらも未読作品なのでやっぱり早く読みたいのだ。

長沢芦雪の図録を発見。

2007-03-17 23:41:27 | アート
九州国立博物館「若冲と江戸絵画展が終わって一週間。大好きな長沢芦雪の「白象黒牛図屏風」をもう1回見納めに行きたかったけど、時間がなくて断念しました(T_T) 
かわりに紀伊国屋やジュンク堂などの大きな書店で図録や関連本を探してみたのですが、今大人気の若冲と違って芦雪メインのはなかなかなくて・・・。
インターネットも使ってなおもしつこく探してみたところ、去年終わりに奈良県立美術館で「天才と奇才の師弟 応挙と芦雪」展が開催されていたことを知りました。
http://www.mahoroba.ne.jp/~museum/okyo/okyo/index.html

当然ながら展覧会は終わってますが、図録なら以前に紹介した和歌山県・無量寺「串本応挙芦雪館」で入手可能ということで早速送ってもらいました。



いやーこの図録、構成が面白いですよ。天才と奇才の師弟対決(もちろん芦雪が「奇才」なんでしょうね(^^ゞ)で、同じテーマで二人の作品を見比べられるよう、応挙・芦雪・応挙・芦雪・・・という具合に見開きで並んでるんです。芦雪ゆかりの地・関西で開催する強みか、個人蔵で普通ならまず一般公開されないような作品も出展されてあってとても興味深いです。展覧会、さぞかし見ごたえがあったでしょうね。その頃、芦雪を知っていれば有給もぎ取って絶対行ってたのになぁ・・・残念(泣)

そうそう、図録と一緒に「串本応挙芦雪館」のチラシも送っていただいたので合わせてご紹介しときます。
(いつか絶対にリアル「龍図」と「虎図」を観に行こうと心に誓った私でした)


ここにも芦雪好きが♪>2月23日付・西日本新聞記事

2007-02-25 23:09:25 | アート
2月23日付・西日本新聞の「若冲と江戸絵画」展・連載記事に記事にミュージシャンの杏子さんがコメントを寄せられていました。長沢芦雪「白象黒牛図屏風」についてです。
http://www.nishinippon.co.jp/jigyou/art/jakuchu/article/20070223_1.shtml

そうでしたか。やっぱり杏子さんもこの絵がお好きでいらっしゃるんですね(同好の士をひとり得た気分)。

芦雪と言えば、ネットでいろいろ検索してみたところ、和歌山県・串本の町に無量寺という芦雪ゆかりのお寺がありまして、そこには「串本応挙芦雪館」なる美術館が併設されているそうです。観、観に行きたい・・・でも遠いよなぁ、和歌山・・・でも行きたい・・・(以下エンドレス)
http://ameblo.jp/shokokai-kusimoto/entry-10022328507.html#cbox

ジャクチュウに夢中>「若冲と江戸絵画」展に行ってきました。

2007-02-18 23:16:38 | アート
1月1日の開催よりずーーーーっと観たかった「若冲と江戸絵画」展(於・九州国立博物館)にやっと行ってきました。早起きして9時過ぎには会場前に到着。9時半の開館と同時に入場する気合の入れようでしたが、それでもけっこう沢山の人がいました。
イヤー、本当に良かったです!構図と色使いのセンスにしびれました。
メインになる若沖も素晴らしかったのですが、個人的にファンになったのは長沢芦雪(ながさわろせつ)という上方の画家です。技術ももちろんすごいのですが、構図に独特のウィットが感じられて他の画家とは明らかに違います。資料によると、本人はけっこう変わり者で破天荒な人生を送ったのちに、わずか40代半ばで自殺か事故かわからない不審死を遂げた・・・・・とありました。やっぱ天才は変わってるのね・・・と妙に納得。
http://d.hatena.ne.jp/jakuchu/searchdiary?word=%2a%5b%c4%b9%c2%f4%b0%b2%c0%e3%5d


写真は自分用に買ってきたクリアファイルです。

展覧会公式サイト
http://jakuchu.jp/