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茜空日記 goo版

映画と本をこよなく愛するラルゴです。
自然と美味しい食べ物に恵まれた福岡からあれこれ脈絡なく綴ります。

ボストン美術館浮世絵名品展 福岡市美術館

2008-08-30 23:16:00 | アート
お盆前に行ったのに記事をアップするのをすっかり忘れてました(^^ゞ


開催記念のえふカード(2枚組)絵柄がカッコイイから使うのもったいないな~・・・でも使うけど(笑)

すごいよ、永谷園お茶漬け海苔の世界のホンモノだよ・・・!
(しょぼい感想ですいません)

でも本当にそういう感じなんです。日本人ならおそらく子供の頃からあちらこちらで目にして慣れ親しんでるあの絵のオリジナルがこれなのね!という感動です。前にNHKの特集で、褪色しやすい浮世絵をボストン美術館所蔵の非常に良い保存状態のものと見比べて、日本で保管されてるものとのあまりの色合いの違いに驚きましたが、今回はその当時の色に近い方のものを見せてもらってると思うとたいへん貴重な経験ですね。

とは言え、似たような絵がかなり続くので、正直、途中から少し食傷気味・・(バチ当たりめ)。
こういう正統派より、去年のプライスコレクション展のような奇想系の方が私は好きかもなぁ~。そうそう奇想系と言えば、展示の最後の方で、あの『奇想の系譜』(辻惟雄)のハードカバー版の表紙を飾った題名は忘れたけど無気味な巨大魚の絵の実物と出会えたのが最大のラッキーでした。



いよいよ今月31日までの開催だから、まだの人はお早めに!


福島で幽霊掛け軸60点を公開

2008-08-17 17:20:05 | アート
8月16日付けの西日本新聞でこんな記事を見つけました。

福島で幽霊掛け軸60点を公開 送り盆に合わせ(西日本新聞WEB)

「主に江戸末期から明治中期の作品で、江戸時代の代表的な画家円山応挙作とされるものもある」(本文中より)

「応挙作とされる」と、断定を避けてるところを見ると、偽作の可能性も有りってことでしょうか。とは言え、世に出回ってる応挙作品の中には、署名だけ応挙で実際は(私の大好きな)長澤芦雪はじめ弟子によって描かれた作品もけっこう多いと聞きます。そのへんの本人公認?の代筆作品と明らかな偽作との区別って難しそうですね。
だったら、まかり間違って、その幽霊画も芦雪作だったりする可能性もゼロではないかも・・。「若冲と江戸絵画展」の展示作品の中にも、芦雪の気味の悪い幽霊画がありましたし。彼のように画力がすごい人が描くと、幽霊もさらに気味悪いですね。いや、気味悪さで言ったら山姥の画の方が上を行ってるか(笑)

私は基本的に怖がりなので、たとえ掛け軸でも幽霊なんか見たくもないですが、もし万が一、芦雪の絵だったらちょっと見たい。いや、すごく見たいかも・・。


梅 佳代 スーパーシャッターチャンス祭り in FUKUOKA

2008-08-02 12:05:24 | アート
前から観たかった梅 佳代さんの写真展に、先週行ってきました。

本当は期間前半の「男子」も観たかったのですが、
時間がなくて後半「じいちゃんさま」しか観られなかったのが返す返すも残念。
でもいいか、じいちゃんものすごく可愛かったし(*^_^*)

何気ない日常を切り取って、どうしてこんなに可笑しくも微笑ましい写真が取れるのか・・。
こういう形の天才もいるんですね。会場でも、あちこちでくすくす笑いが起きてました。

場内で流される映像編も楽しくて良かったです。

じいちゃん、もっともっと長生きしてくださいね。
あの香炉はさすがに1億2000万円はせんと思うけど・・(笑)

梅 佳代 スーパーシャッターチャンス祭り in FUKUOKA
8月24日(日)迄、IMS 8階 三菱地所アルティアム


「猫と針」福岡公演チケット取れました!

2007-07-29 16:25:16 | アート
今日29日発売だったのですが、午後の時点ですでに第1希望の9月16日(日)14:00はsoldoutしていたので(涙)第2希望の15日(土)19:00の回になりました。


当日は仕事帰りなのでバタバタしそうですが(その前にどうやって仕事を早く終わらせるかが問題だ)、間違っても遅刻などしないよう気合を持って臨みたいと思います。
(今から気合入れるのは早すぎやろ・笑)

雰囲気からすると、短編集「朝日のようにさわやかに」の中の「楽園を追われて」あたりが元ネタなのかな。
どんなお芝居なのか今から楽しみです。

古切手で若冲屏風

2007-07-24 23:22:45 | アート
先週、いや先々週のことになりますが7月15日付の西日本新聞で面白い記事を見つけてどうしても載せたかったので勝手に(笑)紹介しときます。

今年初めの国博の「若冲と江戸絵画展」のあの屏風ですよ。あれを切手で貼り絵にしてるんです!

飯塚の「桂木とくのみ園」という所の生徒さん達が半年がかりで作成されたということですが、細かい部分まで丹念に再現されていて、かなりの出来映えなのが写真からも見て取れます。

きっと、想像以上に手間と忍耐力の要る作業だったでしょうね。
天国の若冲はんもさぞかし喜んではることやろうなぁ・・・(京都弁、これでOKですかね?)

実物が観たい。ものすごく観たい!
今月いっぱい地元飯塚の郵便局に展示されているということですが、これだけの力作なのだからいっそ国博で展示してくれないかなぁ(けっこう真剣)。