92歳・老大娘の日記

晩年を生きる

続「漢字の話」

2022-08-28 10:35:32 | 言葉

桜の老木、黄色い葉っぱが増えて散り始めた  ↑  ↓

先日読んだ「百万石の留守居役」が余りに面白かったので

同じ作者(上田秀人)の奥右筆秘帳を楽しんでいます。これで打ち止め。

全集の半ばまで読了。

留守居役も奥右筆も徳川幕府の職制である。実に面白い。

私の知らない漢字や言葉も多い。「簒奪」もその一つ。

奪うの文字は解るので意味は大体解るが

「帝位」や「領土」を奪うときのみ使うらしい。

ロシアはウクライナを「簒奪」しようとしている。

運動教室で雑談中、「重箱読み」の話になり、

「箱」の訓読みは「はこ」みなしっている。では音読みは?

殆どの人が知らなかったが、只一人Kさんが「そうでは?」と。

偏と旁では、旁の読みが当てはまることが多い。

このことはみなしっている。  

箱の竹かんむりを除けば、相談の相で、そうと読む。なるほど!

時代小説から波及して

今回「偏旁冠脚」と言う四字熟語を知りました。

(漢字を構成する部分のこと)

コメント (10)
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