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■「日本人と英語」を考えてゆくブログ

手の皮は練習とともに

2008年11月15日 | 放言

 奇数週の土曜日は出講日。土曜日授業は1年2コマ。今、不定詞を扱っている。知覚動詞に使役動詞。原形不定詞がテーマであり、受動態におけるtoの出現がポイントである。説明は次のような手法で行った。

I saw the girl cross the street.
 
 ①意味を推測させる。
 ②英文を4つの単位に分解し、四角で囲ませる。
 ③SVOCを指摘する。
 ④「SはVした」と言い、「OがCするとう状態を」という具合に分析。
 ⑤これを4題ほど繰り返す。

 最初はしっかりと構造を「意識」することが大事だと力説。SVOCという4つに分けられること。「OがCする」という関係が分かること。Cには「原形不定詞(+α)」が来ることを理解すること。基礎の基礎のところは色ペンできちんと意識化することが大切である。

 授業後、提出物の期限を守らないものを職員室に呼んで追加課題を出す。「この日までに」と言われたらその日までに出さなければならない。出せない正当な理由があるならば事前に申し出なければならない。これらは「常識」なのだと説教。2年生には2人ほど何を言っても変わらない生徒がいる。お手上げである。授業中に大声で叱ってもダメ。廊下にて反省させてもダメ。授業後に私のところに呼びつけて話し合ってもダメ。もう手を上げるしかないのか。なぜこんなところで駆け引きをしなければならないのか。無駄な労力のように思う。

 12時30分までが勤務時間であったが、生徒が課題をやりに来るというので6時まで学校にいることに。4時ごろきて6時までかかった。事前にもっと準備してくれば10分もかからない課題である。ただ、本人は熱心にやっているので付き合う気にもなる。課題など眼中にない「野郎」に比べれば月とすっぽん。比較にもならない。

 6時過ぎに学校を出て、最近はじめたゴルフの練習へ。先輩教員に場所を教えてもらった。結構近いところに安いゴルフ場があった。1000円で190球。1球が5円強というのは安い。2000円分購入し、すべてを打った。帰宅した時には10時を回っていた。無我夢中とはこういうことか。よい練習になったと思うが、手の皮がむけた。手袋で左手は真っ黒になったし。手の皮がむけたのは高校野球以来。すがすがしい気持ちになった。

 明日はラグビー部の応援。花園をかけた戦いだ。故障者もちらほらいるみたいで大変らしいが、きっと勝ってくれることだろう。応援後は舎監。朝早めに起きていろいろと準備をしておかなければ。