呉汁

知り合いから良い粒の大豆を貰ったので呉汁を作ろうと豆を戻したら
ミキサーが壊れていて途方にくれる時間を過ごしていました。

戸棚の奥からすり鉢を引っ張り出して大豆の薄皮をとりながら
ごーりごーり　ごーりごーり、と大豆をする。

結局４時間くらいかかった…

大豆をすった物を『呉』という
これを暖めて絞るとおからと豆乳に分れる（おおざっぱな説明）

牛蒡・人参の味噌汁に呉を入れて暖めたものを呉汁といって
適度にコクがあって美味しい。

これにうどんやきしめんを入れて煮こみ食べるのもありだし、
ご飯に行儀悪くかけて食べたり、おじやにしてもいい。

味噌のおかげで大豆臭さが抜けて栄養も満点
ソラマメをすって青呉汁にしてもさわやかで美味しい。

呉汁の他にも豆乳とおからに分けて卯の花や湯葉を楽しむのもいい

湯葉は豆乳をゆっくり温めて膜を引き上げて生姜醤油で食べるのが好きだ。

湯葉を食べ終わった後の豆乳で充分豆腐も作れるので無駄もない。