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taddy // graphic designer / artist / poet

d e p r e s s i n g

2009-12-05 | cafe_monologue



久しぶりに政治ネタを。
最近の政府の対応は、あまりにもひどいので・・・。
ってか、これまでもひどかったけど・・・。
読み疲れたら、一つ前の記事のLondonの写真でお口直ししてください w


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■ 普天間基地問題
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11月、オバマさんが来日したとき、この問題を早く解決するよう(=今年中に解決)迫られました。
そりゃそうです。10年以上交渉してきた問題ですから。
鳩ぽっぽさんは、「私を信じて欲しい。」と答え、がんばる姿勢を見せました。

ところが、最近、社民党が「基地を沖縄県外に移さないのなら、連立から抜けるぞ!」と脅してきました。
すると、鳩ぽっぽさんは、すんなり「県外に移設する事を検討して。」と関係者に命令しました。

そんなことができるのなら、とっくの昔にやってます。これで、この問題は解決しないまま、年を越すことになりました。

もちろん、アメリカさんは激怒しています。
温厚な人物として知られているルース大使は、岡田外相と北沢防衛相に対し、顔を真っ赤にして怒鳴ったそうです。

日本はもはや「信用できない国」として見なされはじめています。そりゃそうです。首相自身が嘘つきだからです。アメリカ政府高官は、(1)同盟国リーダーとして扱えない、(2)戦略的な話はできない、(3)情報は共通できないと言っているそうです。

これは由々しき事態です。ニュースには出て来ませんが、中国やロシアの戦闘機や潜水艦、偵察艇は、たびたび日本の国境をまたいで来ています。北朝鮮は日本に向けてミサイルを設置しています。日本は決して安全な環境の中で平和を謳歌しているわけじゃないんです。アメリカとの同盟関係があって、情報も共有されているから、大きな事件にならないですんでるんです。

それに、鳩ぽっぽさんの発言は、アメリカへの裏切りだけでなく、国民への裏切りでもあります。
なぜなら、国益より連立を優先したからです。国益より自分たちの政権維持を優先したからです。

社民党は国民が選んだ与党ではありません。ところが、社民党に離脱されると、政権維持するための数上、不利になります。
つまり、国民のためじゃなくて、自分たちの保身のために、国益を捨てて社民党を取ったわけです。

このままでは、本当に日本の未来はお先真っ暗です。


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■ 嘘つき政権
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マニフェストでは、「高速道路無料化」やら「公立高校無償化」やら、花と夢政策を打ち出していました。
が、財源を確保できないので、「高速道路無料化」は「本州以外で」と言い出しました。「公立高校無償化」も「所得制限を設置」と言い出しました。

そんなこと、やる前から分ってたでしょうに・・・。お金は無尽蔵じゃありません。
先を見る目がないあまあま勘定だったのか、それとも、政権を取りたいだけのリップサービスだったのか。どちらの場合でも困った連中ですが。

ところが、話はそんなに簡単じゃない方向に向かっています。
今、日本経済はデフレーションで、これをなんとかするために、政策を打ち出して日本経済を建て直す必要があります。

政策を支えるためには、財源が必要です。しかし、「子ども手当」の実施など、鳩ぽっぽ政権の「目玉政策」で、平成22年度予算は95超円必要になっています。一方、平成21年度の税収は、25年ぶりの低水準となる37兆円にまで激減してるんです。

では、足りない財源をどこから得るか?

選挙のときには「国債は発行しない!」と言っていましたが、国債の大量増発に頼るしかなくなります。
国債は「発行元である国の信用度が大前提」です。今の日本、政治的にも経済的に「信用度」は落ちて来ています。そんな中で国債を乱発すれば、円は信頼を失って資金は海外に持ち出され、日本経済は大打撃を被ります。

民主党政権になって、そんなことが実現実を帯び始めてるんです。

家庭の余裕も経済あっての話。どんだけばらまかれても、経済が崩壊状態では、全く意味がありません。民主党政権の政策は、砂漠に水をやるようなもので、目先的には良いかもしれませんが、実際はまったく役に立たない愚策ばかりです。

はー(ため息)




taddy

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