●〔米欧石油市況〕 絶好の売りＳチャンスを見逃した(笑…
上げ材料は、米株高や対ユーロでのドル安・米パイプラインの一時停止を受け、ガソリンやディーゼルの先物が値上がりした・リビアの輸出ターミナル閉鎖や、ブラジルでのストも支援材料：ブラジルでは１日、石油業界の労働者らによるストが始まり、スト入り２４時間で５０万バレルの生産の落ち込み。国営石油会社ペトロブラスの生産量は日量約２５％減少。リビア当局は東部のズエイティナ港にある石油輸出ターミナルを閉鎖、原油の積み出しに関する不可抗力宣言。米石油パイプライン運営会社コロニアル・パイプラインは３日、大雨の影響でテキサス州のプラントの操業を一時停止。コロニアル社はメキシコ湾岸の製油ハブと米南東部の市場を約５５００マイルのパイプラインで結んでいる・
※ハリケーンマップ： http://nihongo.wunderground.com/tropical/
下げ材料は、中国の景気減速懸念が強まり、需給不均衡に対する警戒感・ロシア・エネルギー省が２日公表した１０月の産油量は前月比０．４％増の日量１０７８万バレルと、ソ連崩壊後の産油量としては過去最高・ドル高、ガソリン安、米原油在庫の増加が嫌気・今後数年間は需要の低迷が予想されるとしたＯＰＥＣの内部文書(ロイター通信)・
Oil(期限なし)考察…鞘は（レンジ$1.8⇔8.7）7.5→2.8→5.8→5.1→6.8→4.8→5.1→4.2→6.9→3.8→4.0→2.9→3.0→1.8→3.4→3.0→3.2→3.0→3.6→2.8→3.9→3.0→3.2→2.4…鞘が＄３を割り込んだが、背景から見てもう少し様子見→→値は＄２程度上げるも鞘変わらず様子見→→逆に＄２程度下げて鞘も縮んだが、今回はFRBの利上げ絡みもあるので様子見…
・Brent($48～)：手仕舞いの後は様子見継続…
・Wti($43.5～)：次の材料待ちで目安は下記！
※鞘取りは現状$4⇔$3の狭い範囲なので、それを抜けたら検討！・片張りWtiが$50オーバーでＳ検討！…
●〔ＮＹ金市況〕
上げ材料は、なし
下げ材料は、１２月の米利上げの可能性をめぐる思惑に圧迫・中国製造業購買担当者景況指数（ＰＭＩ）はそろって景気判断の分かれ目とされる５０を下回ったが、安全資産の金塊を物色する動きは限定的・ドル高や年内の米利上げ観測が圧迫材料・ＦＲＢイエレン議長が下院金融サービス委員会の公聴会で１２月の利上げの可能性を示唆・ダドリー総裁は記者団に、１２月のＦＯＭＣで利上げに踏み切る「可能性は生きている」・
SPDR→＋3.57t→横這いx4→▼1.78t→横這いx2→▼1.20t→横這い→▼2.08 t→▼2.98t t→▼2.98t→▼6.19t
（11/5朝t：694.34→692.26→689.28→686.30→680.11）…値を上げる材料なく、スパイダーも減少継続中！
(鞘取レンジ280-556）→330→280→357→327→397→350→330→450→420→430→400→450→398
NY_Gold・Silver(Spot)考察：下落と共に鞘縮む→→更に値を下げても鞘変わらず→→背景から、更に下落の余地ありなので様子見…
・Silverスポット：SilverＳ/GoldＬの鞘取りスタート→維持で利確待ち継続も様子見！
・Goldスポット：追加なしで様子見→400切ったらドテンも検討継続で様子見！
※鞘取りは現状400⇔450を抜けたら検討！…片張りは、Goldレンジ$1100-1200位を目安に、急落したらＬ・急騰したらＳ検討！…
●〔ＬＤＮ・ＮＹコーヒー〕
Coffeeの上げ材料は、ブラジルの産地で干天が続く・
Coffeeの下げ材料は、１１月きりの第１回通知日で受け渡し意欲が乏しかったことに加え、ベトナムの供給過剰懸念が相場を圧迫・
NY_Coffee(期限なし)考察…大きく動くまで様子見…目安は￠130オーバーで戻りＳ！
●〔ＮＹ砂糖〕
Sugarの上げ材料は、ブラジルでの降雨が生産に影響を与えるのではないかと懸念・ファンド筋の買い、商業筋のショートカバー・ブラジル中南部では降雨の影響でサトウキビの収穫が打撃を受け、サトウキビの砂糖成分が希薄になっている・エルニーニョ現象による国際的な生産量の減少観測・
Sugarの下げ材料は、買われ過ぎで、プログラム取引のファンド筋や業者筋が売り手となった・
NY_Sugar(期限なし)考察…￠14.5迄の戻りＳ維持で様子見継続だが…
※Coffee・Sugarは底をついたので、暫くはある一定のレンジかな？！…
●〔シカゴ小麦・トウモロコシ・大豆〕
小麦：
上げ材料は、受け渡し可能な品質の小麦供給の乏しさ・米国での軟質赤色冬小麦の供給逼迫・米プレーンズ南部や黒海地域の乾燥が２０１６～１７年度産の冬小麦収穫を圧迫する恐れ・収穫を控えたオーストラリア東部での大雨も、品質を損ねる恐れ・
下げ材料は、米プレーンズや中西部の冬小麦産地ではここ最近の降雨で、生育状況が改善するとの見方・世界的に潤沢な供給は市場の重し・
トウモロコシ：
上げ材料は、米国の加工業者やエタノール工場の堅調な需要に絡んだブルスプレッド取引・最終需要家は多くが売り渋り姿勢の農家に対し、買い付け提示額を引き上げ・収穫作業はほぼ完了に近づいているが、現物の供給が乏しい状況・農家は相場上昇期待から売り惜しみ・
下げ材料は、小麦相場が３％近く下落したことに追随・米国では収穫が最終段階にあり、在庫が潤沢になっている・高水準の収穫量など総じて潤沢な供給、米国産トウモロコシへの限られた海外からの需要・イールドの増加観測・
(鞘取レンジ￠93⇔197）197→106→137→122→134→128→144→128→146→137→147→101→114→97→102→97→120→112→128→120→130→110→135→129→141…価格は上下も、鞘自体にインパクトなし継続…
Chicago_Wheat(期限なし)考察…一転逆に140オーバーを待つ体制維持継続→→様子見→→鞘が140オーバーに付き予定通り鞘取りスタート！
Chicago_Corn(期限なし)考察…WheatＳ/CornＬ…
※鞘取りは100⇔140を目安に検討！…片張りは大きく戻した時共にＳを検討！…
大豆：
上げ材料は、堅調な輸出需要も支援材料・好調な輸出需要のほか、現物市場の供給逼迫・米中西部各地の加工業者の引き合いは堅調。仲買筋は農家の売りを促そうとしている・
下げ材料は、他に追随・豊富な供給が上値を抑える要因・インフォーマ・エコノミクスは、米国の今年の大豆生産高見通しを過去最高となる３９億５２００万ブッシェルに上方修正・
Chicago_Soybeans(期限なし)考察…大きく値を戻すまで、様子見継続中…
※基本堅い戻りＳだけ！…
●総括：全体にイベント待ちの体制継続…本日から→→First eventでドル高好調・イエレン効果も！
・225指数は、上値の押し目Ｌが現状のマイナスからプラス転換するのを待つ体制継続も…再度大きく押したら下値の押し目Ｌ再開待ち継続変わらず！
・為替は、ファンダメンタルでの方向感が読めないので、ファンダメンタル的には次ぎの材料待ち継続！
ユーロドルは、方向感がハッキリするまで様子見継続…
ポンド円・ユーロ円の鞘取りも、方向感がハッキリするまで様子見継続！
ドル円も、方向感がハッキリするまで様子見継続…
豪ドル円も様子見継続…
・Oilは、イベント待ちで様子見継続だが、今週上値を付けるかも→→絶好のＳタイミング逃がす！！
・Metalは、鞘大きく縮み鞘取りがプラスになってるので利確検討中で・ドテンも視野継続中！…
・Softは、需給報告まで様子見かな→→鞘取りスタート！
Coffeeは、￠130近くまで一気に上がれば戻りＳ継続！
SugarＳは、戻りＳマイナス維持継続で様子見→→大きく下げるも、まだ序の口！
Chicagoの小麦・コーンの値は動くも鞘変動は今一で様子見継続→→鞘取りスタート！
大豆の片張りは、大きく跳ねるまで様子見ですが、こちらは勢いなし！
所見…
リスクオフから、リスクオンへ変わる過渡期的な動きに見える…米・英・欧・日・中の金融緩和・利上げのタイミング如何で大きく動く可能性が高いので、水曜から週末迄のロンドン・ＮＹ時間は目が離せませんね！(笑…
※超堅い取引の基本を忘れずに…
・動きの読める銘柄だけの一段高（戻り売り）・一段安（押し目買い）だけを狙うようにする事で、ポジションとトレンドを一致させると共に、リスクを最小限にする！
・鞘取りについても、必ずトレンドを考慮する！
・ポジションを持っている銘柄のトレンドが変わり、読めない状態になったら、迷わず損切りする事！！
