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女子にウケた!ハウツー動画 LINE前社長の挑戦

2016年09月14日 08時25分46秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.asahi.com/articles/ASJ9F53X4J9FULFA01T.html?ref=nmail

女子にウケた!ハウツー動画 LINE前社長の挑戦
福田直之2016年9月13日20時48分

ユニクロのニットの着回しを紹介したC CHANNELの動画=アプリの画面より

 若い女性を対象にしたスマートフォン向け動画アプリ「C CHANNEL(チャンネル)」が好調だ。対話アプリ大手LINEの前社長、森川亮氏(49)が創業して1年半。動画再生数は月2・5億回に上り、広告や通販での売り上げも順調だ。スマホで見やすい縦画面の動画が特徴で、ハウツーものへの特化が受けた。

LINE前社長が動画アプリ「世界で通じるメディアに」
 スマホにインストールした黄色いアイコンのアプリを開くと、縦長の映像がずらりと並ぶ。着こなしや料理、ネイル、メイク、恋愛ノウハウなどのハウツーものが多い。20~34歳ぐらいの「F1層」の女性にとってお役立ち情報の宝庫だ。

 C CHANNELは2015年4月、「若い人はテレビを見なくなっている。次はスマホ向け動画の時代が来るだろう」と考えた森川氏が、LINEを辞めて開設。新しいもの好きの若い女性を最初のターゲットに据えた。

 動画再生回数は昨年9月に700万回だったが年末から急速に伸び、今年8月には2・5億回に。当面の目標は「今年12月に5億回」だ。

 会社はまだ先行投資段階。利益こそ上がっていないが、広告の売り上げが伸びているという。動画で紹介した商品を、その場で買えるようにするネット通販の試験も始めている。

 事業が上向いてきたのは最近だ。試行錯誤の連続で、昨年いっぱい社内の雰囲気は暗かった。創業当初は月100万回再生を掲げたが、達成はやっとだった。

 低空飛行の原因は映像の中身だった。最初はお店紹介などの投稿中心だったが、ある女の子が紹介したのは高級すし店。すかさず「どうせ男にごちそうされたんでしょ」と批判された。「バブル世代」の森川氏が「あこがれ」を感じると考えた映像も、今の若い利用者には「自慢」ととらえられてしまったのだ。

 そこで世界中で見られている動画は何か分析したところ、ハウツーものが多かった。「写真と文字で十分なお店紹介ではなく、動画を見てやり方がわかるものが求められていた」と森川氏。昨年末から身の回りのお役立ち情報を自社制作したものに重心を移したところ、2千万回程度だった月間再生は急激に伸びた。

 森川氏がC CHANNELで目指すのは「世界に通用するメディア企業」。すでに台湾やタイ、韓国ではサービスを始めた。ベトナムやインドネシアへの進出も目指している。(福田直之)

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