6月29日(月曜) …朝っぱらから、大きく動いているので、中間レポートデス…
週末のニュース…
ユーログループ議長 合意なく、ギリシャ救済プログラムは30日終了
ラガルド専務理事 IMFはギリシャが30日返済不能でも支援せず
ECB ギリシャ銀行向け緊急流動性支援を据え置き 追加的な緊急流動性支援を見送り
ギリシャ首相 国民投票は7月5日に実施へ
ギリシャ 29日は銀行休業、首相は国民に平静求める アテネ証券取引所も休場
カティメリニ紙 アテネ証取は少なくとも1週間休場のもよう
ギリシャ首相 救済プログラムの延長を再度要請
欧州委 ギリシャから救済プログラム延長要請受け取ったこと確認
中国人民銀が0.25%利下げ、一部預金準備率も引き下げ、28日から適用
…ユーロドル、一時1.0955レベルまで急落
メルケル独首相 ギリシャ問題で議会幹部ときょう緊急会合へ
アジアインフラ投資銀行(AIIB)設立協定署名式(北京)
ギリシャの銀行は休場、アテネ証券取引所が休場
08:50↓日鉱工業生産・速報値(5月)
結果-2.2% 予想-0.8% 前回1.2%(前月比)
結果-4.0% 予想-2.3% 前回0.1%(前年比)
16:00!ノボトニー・オーストリア中銀総裁、シェリング・オーストリア財務相 会合出席
オーストリア中銀総裁 国民が「NO」選択ならオプションはほとんどない
オーストリア財務相 ドアはオープン デッドラインは明日夜中・ギリシャが協議の場に戻ることを期待
スイス中銀総裁 スイス中銀は注意深く見守っている
フィンランド首相 安定確保のために欧州はできることはすべて行う
フィンランド財務相 ギリシャをユーロ圏に留めるためにできることはすべて行う
欧州委員長 ユーロ圏は19のメンバーでいて欲しい…本日は新たな提案はない
ギリシャ当局 年金引き出しは240ユーロに限定
18:00↓ユーロ圏業況判断指数(6月)結果0.14 予想0.27 前回0.28
18:00→ユーロ圏消費者信頼感・確報値(6月)結果-5.6 予想-5.6 前回-5.6
21:00↓ドイツ消費者物価指数・速報値(6月)…予想外のマイナスも反応薄
結果-0.1% 予想0.2% 前回0.1%(前月比)
結果0.3% 予想0.5% 前回0.7%(前年比)
21:00↓ドイツ調和消費者物価指数・速報値(6月)
結果-0.2% 予想0.2% 前回0.1%(前月比)
結果0.1% 予想0.4% 前回0.7%(前年比)
23:00↓米中古住宅販売成約指数(5月)結果0.9% 予想1.0% 前回2.7%(3.4%から修正前月比)
…予想下回る米住宅指標がユーロドル買い戻しのきっかけに
…ギリシャ、30日期限のIMF融資返済行わず
○NY株式概況
29日↓ダウ平均17596(-350)ギリシャ債務不履行への懸念が高まっている他、中国株が人民銀行の利下げにもかかわらず、急落が続いている・米自治領プエルトリコの債務不履行の可能性も指摘される中、利益確定が一斉に強まる・長期金利も大きく低下して、銀行株を圧迫した…
225指数考察:20100迄の押し目Lが、20050nohitで反発も、ギリシャがIMFへの支払期限で第2次支援終了前に、マーケットの方向性がハッキリしないので、±ゼロで一旦手仕舞い…新指値は、20100以下の押し目Lをセット…
※欲をかかず、追っかけず、堅く押し目だけを待つ方針継続…
○NY債券概況
29日↓逃避買い強まり、利回りは大幅低下・ギリシャ債務不履行への懸念が高まっている他、中国株が人民銀行の利下げにもかかわらず、急落が続いていることから、米国債への逃避買いが強まり、利回りを押し下げ…
○NY為替概況
29日:ユーロは買い戻しが強まる・ギリシャのチプラス首相が先週末に国民投票の実施を宣言したことから、合意はなく、30日のIMFへの債務返済は行われない懸念が強まっている。ギリシャ政府も不履行を決定したとも伝わっており、恐らくその可能性が高そう・国民投票は緊縮策受け入れで決まりそうな気配・最終的には国民投票後に債権団の提案受け入れで合意し、支援再開となる可能性も・国民投票後のシナリオを考慮すれば、現時点でユーロドルの下はやりづらい・ギリシャでは預金の引き出しが1日60ユーロに制限する資本規制が導入される・ギリシャのユーロ離脱という最悪の場合でも、ECB中心に金融市場への影響は抑えられるとの見方も・世界的に株価が急落し、ドル円を圧迫・ギリシャへの懸念はもちろんも、中国株の急落を警戒・ギリシャ動向に神経質になるな展開…
為替考察:(ユーロ高高>円>ドル)ギリシャ問題一服も、上に書いた同じ理由で、こちらは大きくプラスで全て利確…
・Eur/Usd:1.10迄の押し目Lは手仕舞い…新指値は1.102以下の押し目L…
・Gbp/Jpy:Eur/Jpyとの鞘(46.3⇔57.8) 56.0→54.4→57.0→54.8→57.8→54.5→55.9…同じ理由で手仕舞い…
・Eur/Jpy:次のアクションは鞘の幅見ながらの様子見…
・Usd/Jpy:同じ理由で手仕舞…新指値は122.2以下の押し目が122.0迄Lhit…
・Aud/Jpy:同じ理由で手仕舞…新指値は93.2以下の押し目L…
※ギリシャ問題でユーロが↑↓…FRB利上げ問題でドルが↑↓…暫く、このパターンが続く限り比較的超堅い感じ継続…
当日、ロンドン・NY時間は、大きな値動きに対する理由を追っかけ…
翌日、ディーラー目線で、各カテゴリー毎の背景と実態と損益を読み解く!
6月30日(火曜)
経済財政諮問会議・産業競争力合同会議(骨太の方針、改定成長戦略、地方創生基本方針)
日本郵政、東証に上場申請閣議・閣議後会見
15:00↓ドイツ小売売上高(5月)
結果0.5% 予想0.0% 前回1.3%(1.7%から修正前月比)
結果-0.4% 予想2.8% 前回1.0%(前年比)
16:55→ドイツ失業率(6月)結果6.4% 予想6.4% 前回6.4%
16:55↓ドイツ失業者数(6月)結果-1千人 予想-5千人 前回-5千人(-6千人から修正)
17:30↓↑英経常収支(第1四半期)結果-265億ポンド 予想-240 前回-289(-253から修正)
17:30→↑英GDP・確報値(第1四半期)結果0.4% 予想0.4% 前回0.3%(前期比)
17:40 スティーブンス豪中銀総裁 講演
17:40 フィッシャー英中銀理事 講演
18:00 ユーロ圏失業率(5月)
18:00 ユーロ圏消費者物価指数(6月)
20:00 ホールデン英政策委員 講演
22:00 米S&Pケースシラー住宅価格(4月)
22:45 米シカゴ購買部協会景気指数(6月)
23:00 米消費者信頼感指数(6月)
ギリシャ、IMFへの支払期限、第2次支援終了
イラン核協議、最終合意期限(ウィーン)
07:00 ブラード・セントルイス連銀総裁 講演
7.1日(水)
※日銀短観(6月)
中国製造業PMI(6月)
米ADP雇用者数(6月)
米自動車販売台数(6月)
米ISM製造業景況指数(6月)
ルクセンブルグがEU議長国に就任
香港市場 香港返還記念日祝日で休場
EIA週間石油統計
2日(木)
日銀企業物価見通し概要
ECB議事録
※米雇用統計(6月)
米製造業新規受注(5月)
米新規失業保険申請件数(27日までの週)
3日(金)
中国SHBCサービス業PMI(6月)
ユーロ圏小売売上高(5月)
米独立記念日の振替休日
○〔米欧石油市況〕
上げ材料は、
※ハリケーンマップ: http://nihongo.wunderground.com/tropical/
下げ材料は、ギリシャ不安で大幅続落・イランは石油輸出拡大のため、30日に期限を迎える核問題解決に向けた交渉を、延長する・ギリシャの問題は、今週に国民投票が実施されるまで解決する公算は小さく、ユーロ安で原油相場は一段と下落するとの観測も・
Oil(Jul→Aug)考察…鞘は(レンジ$2.8⇔8.7)7.5→2.8→4.0…鞘開きポジションはプラス転換…
・Brent($52~):BrentL/WtiSの鞘取り維持…
・Wti($44~):ポジションはプラス方向も、利確はマーケット次第…
※鞘は多少開いては来たが、決め手がなく、まだ利確する段階ではないカト…
○〔NY金市況〕
上げ材料は、ギリシャ危機による世界株安懸念・
下げ材料は、米国で年内に利上げが想定・
NY_Gold・Silver(Spot)考察:SPDR→+3.58t→横這い→+0.89t→+6.86t→△1.79t→横這い…
(鞘取レンジ383-556)417→432→389→440→383→404→395…ギリシャ問題を機に一時有事の金復活の様相を見せるも、此処だけを見ていると収束傾向のようにも見える動きデス…
・Silver(下値¢1,530):SilverL/GoldSの鞘取り維持…
・Gold(下値$1,143):深追いしない!…
※ギリシャ問題を含め、様子見カナ!?…
○〔LDN・NYコーヒー/NY砂糖〕
Coffeeの上げ材料は、
Coffeeの下げ材料は、特にないが下げている・
NY_Coffee(jul→Sep)考察…指値は138.0以上の戻りS…
Sugarの上げ材料は、7月きりの受け渡し量は控え目となり、100万トンを下回る見通し。ブラジル、アルゼンチン、中南米産が含まれる・
Sugarの下げ材料は、
NY_Sugar(jul→oct)考察…12.5位まで大きく戻すまでは様子見…
※Coffee・Sugarは余程の気象異変が無い限り、戻りS方針継続…
○〔シカゴ小麦・トウモロコシ・大豆〕
小麦:
上げ材料は、ドル安・米中西部の南域で雨がちな天気が持続する、軟質赤色冬小麦の収穫作業が停滞する・カナダや欧州の一部での降雨に乏しい天候をめぐる懸念・米国産冬小麦の収穫率は30%と、平年の6月末比で少なくとも1週間の遅れが出る見込み・
下げ材料は、
トウモロコシ:
上げ材料は、中西部南域の雨がちの天気が今週は続く見通しで、イールド見通しにとってのリスク・先週の大雨で水分を多く含んだ土壌で作物が生育しているため、トウモロコシと大豆の作柄は依然悪化・
下げ材料は、
Chicago_Wheat(jul→sep)考察…Wheat/Cornの鞘(¢93⇔196)128→171→129→196→190…鞘が開いて直近最大値更新!…
Chicago_Corn(jul→sep)考察…限月シフトでWheatS/CornL鞘取り維持・追加…
大豆:
上げ材料は、市場予想を上回る内容の輸出統計が支援材料・週間輸出検証高は、市場予想レンジを上回った・
下げ材料は、米国の大豆作付面積は3月の作付意向面積報告(8463万5000エーカー)から上方修正・30日発表予定の四半期在庫報告の市場予想によると、6月1日時点の米国の大豆在庫が同時期としては2008年以来最大の6億7000万ブッシェルになる見込み・
Chicago_Soybeans(jul→nov)考察…¢1000以上の戻りSの指値維持…
○総括:ギリシャ問題が一夜にて収束の兆しも、本日支払期限なのでポジション減らして、堅い指値で様子見…
・225指数は、一旦手仕舞って、再度押し目Lの指値…
・為替は、全て手仕舞いで、堅い片張りのみ指値セット…
・Oilは鞘取りポジション維持で、利確は未定継続…
・Metalはギリシャがリスクになっているようには見えない値動き!…国債は全てIMF等政府所有で民間保有を無くしたので、仮に破綻してもマーケットへの影響は限定ナノカ!?…鞘取りの利確待ち!…
・Softは、小麦/コーンの鞘取り開始…他は、堅い戻りS指値で様子見…
※超堅い取引の基本を忘れずに…
・動きの読める銘柄だけの一段高(戻り売り)・一段安(押し目買い)だけを狙うようにする事で、ポジションとトレンドを一致させると共に、リスクを最小限にする!
・鞘取りについても、必ずトレンドを考慮する!
・ポジションを持っている銘柄のトレンドが変わり、読めない状態になったら、迷わず損切りする事!